©2012「くろねこルーシー」製作委員会
2010年『ねこタクシー』、2011年『犬飼さんちの犬』と、数々の大ヒットを生み出したＡＭＧエンタテインメントがお贈りする、2012年の最新作『くろねこルーシー』。1月よりドラマが放送中ですが、1月26日（木）、小説『くろねこルーシー』上下巻が竹書房より発売されました！
この作品も、アミューズメントメディア総合学院が誇る「産学共同カリキュラム」から生まれた企画。2年生の汐野翔さん、正来賢孝さんが原案を考え、2年生、マスターコース生がドラマ版6話～9話の脚本を担当し、今回のノベライズをマスターコースの倉木佐斗志さんと十月サクヒさんが執筆しています。
その原案者とノベライズの著者にコメントをもらいました。
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©2012「くろねこルーシー」製作委員会
上巻：倉木佐斗志（マスターコース生）
書店の店頭に並ぶ本を、学生の立場でありながら執筆する。本作の『くろねこルーシー』で、僕にとって三度目の経験になります。
商業ベースの仕事をすると、確実にスキルアップが果たせます。とくに今回は、根性と集中力が鍛えられました。「産学共同カリキュラム」に再び関わることができて、自分は本当に幸せだったと思います。
『くろねこルーシー』は、すでにテレビドラマの放送がはじまっています。
小説片手に、映像作品のほうもチェックして頂ければ幸いです。
©2012「くろねこルーシー」製作委員会
下巻：十月サクヒ（マスターコース生）
いまから三年前、初めてＡＭＧの体験説明会に参加した私は、学生が関わったというＡＭＧエンタテインメント製作の『イヌゴエ』『ネコナデ』などを知り、感動を覚えました。私もあわよくば……。そんな思いを秘めて入学を決めたのですが、まさか本当に自分がノベライズという形でこのシリーズに関わらせて頂けるとは思っておらず、夢のようでした。
学生のうちから、自分の名前の入った本が書店に並ぶというのは、大変貴重な経験だと思います。相応に、書いている間はプレッシャーとの戦いもあったのですが。それも、この「産学共同カリキュラム」に関わらせて頂けたからこその経験でしょう。
この経験を活かし、再びこのような形でコメントを掲載していただけるような作品が書けるよう、これからも作品作りに励んでいきたいと思います。
汐野翔（2年生）
ＡＭＧでは様々な先生や作品と出会い、貴重な体験を得られる機会が数多く転がっています。「産学共同カリキュラム」もその一つです。学生の内から企業と一体となって作品を作り上げていく経験は、己の財産となります。
私も「産学共同カリキュラム」に参加して得たものは大きいです。競い合う仲間、指導してくださる先生、商品として売ろうとする企業の想い。全てが合わされば未熟な私からでも、最高の作品が生まれると実感できました。
これから先も作家を志す上で、不安は付き纏います。しかしＡＭＧに入学して成果を挙げたように、小説家を目指した結果はいつか現れるものと信じたいです。
正来賢孝（2年生）
この作品の着想は映画からでした。授業中に見たある作品の影響を受けて作った作品です。
この学校で授業を受けるようになってから、ものの見方が変わり、小説だけでなく、映画、舞台、私生活でもアイデアを見つけるようになりました。そしてそのようなアイデアが形になるという、「産学共同カリキュラム」によってチャンスを頂くことができました。今回の体験をもとに、自分の作品にもいかしていきたいと思います。
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今回の作品では、ドラマの脚本もノベルス学科の在校生、卒業生が担当しています。
また、キャラクターグッズ、コミカライズ、フラッシュアニメなど、シリーズ最大規模で展開中。それぞれに在校生や卒業生が関わっています。
「産学共同カリキュラム」による企画はこの後も続々進行中！
学生たちのプロの仕事を是非ご覧くださいね。
『くろねこルーシー』あらすじ
鴨志田陽（山本耕史）は、黒猫が大の苦手だった。彼らが自分の前を横切ると必ず不吉な事が起こった。ルー、シーと名付けられた黒猫２匹を使った占いで一旗上げた父、鴨志田賢（塚地武雅）は6年前に他界。
父親に馴染めず家を飛び出した陽にとって、黒猫はまさに天敵だった。
賢の7回忌の日、ルーとシーが同じ日に亡くなる。法要の後片付けをしていた陽は見た事のない黒猫の子猫に出会う。しかも双子。なんと、その子猫たちは２代目のルーとシーだった…
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