ゲームグラフィックデザイナー学科では、２年次の共同制作として、ムービー制作を行います。
１チーム、３～５名でチームを組み、３～５分程度のムービーを制作します。
本年度も、５月から制作を開始したムービー制作も、７月２２日の完成発表会をもって無事に終了しました。

７月２２日（金）の発表会にはスペシャルゲストとして、有限会社スタジオアールエフよりロマのフ比嘉氏、映像クリエイターの近藤勇一氏の２名をお招きして、発表会を行いました。
全３チームの制作発表会ではありましたが、どのチームを力作揃いで、熱の入ったプレゼンテーションを行いました。

チーム「ＡＬＯＮＥ」　タイトル「ＡＬＯＮＥ」

タイトル「ＡＬＯＮＥ」
内容：ゲームのロード画面を想定した、ショートムービー集
チームメンバーそれぞれの個性溢れる作品が多数収録されています。

チーム「誇大妄想狂（メガロマニア）-宵-」　タイトル「ぼくのかんがえたひっさつわざ」

タイトル「ぼくのかんがえたひっさつわざ」
内容：３人の少年少女たちが考える、カッコイイひっさつわざを繰り広げていくムービー
為す術もなくやられていく敵モンスターが少し可哀相になります。

チーム「Ｉ.Ｋｎｉｇｈｔ」　タイトル「ＰＡＮＤＯＲＡ　～裏切りの末路～」

タイトル「ＰＡＮＤＯＲＡ　～裏切りの末路～」
内容：同名の映画公開を想定した、プロモーションムービー
運命に翻弄される３人の運命や如何に？！

ゲストの方々も、プレゼンターの学生に負けないくらいに熱い指導をいただけました。

ロマのフ比嘉氏（手前）　近藤勇一氏（奥）

各チームごとに、良いところと悪いところを丁寧に指導していただきました。
企画を考えるところから始めて、ＣＧムービーを制作するのは初めての経験なので、映像作品の見せ方やルールなどを間違えている作品もあったのですが、その１つ１つを丁寧に指導していただきました。
学生も、単純にグラフィック作業が出来れば良いというだけでなく、グラフィッカーであっても、企画や演出にも通じていなければならないという事が理解出来たのではないかと思います。
映像クリエイターとして活躍されているお二人の言葉は、これから業界に羽ばたいて行こうとしている学生達には非常に為になったと思います。

ロマのフ様、近藤様、お忙しい中、本当にありがとうございました。
学生達には今回学んだことを作品制作に生かして、より良い作品づくりを目指してもらいたいと思います。

■ロマのフ比嘉氏プロフィール　 http://studio-rf.com/
有限会社スタジオアールエフ　代表取締役
代表作はオリジナルアニメーションの「CATBLUE DYNAMITE」や「URDA -ウルダ-」があり、他にも、ゲームのオープニングムービーやアニメーションなど、幅広いジャンルで活躍している。

■近藤勇一氏プロフィール　 http://giraffilm.jp/
ショートムービー「好夏(すいか)」シリーズが代表作
他にもTVや企業VPなどのCGなども手掛けており、幅広い活動をされている映像クリエイター
最近では、デジカメのHDムービー機能の検証企画に定期的に参加。そこで制作し続けているショートフィルムが好評である。