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ポプラポケット文庫よりAMG×pixivコンテスト受賞者のデビュー作品が出版

©ポプラ社

『ネコにも描けるマンガ教室』

ポプラ社ポプラポケット文庫より2011年2月に出版したマンガをテーマにした児童書。
カバーイラスト&挿絵を「AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト Vol.2」のポプラポケット文庫賞で優秀賞を受賞した小咲さんがデビュー作として担当。
原作はTBSのTVドラマでも記憶に新しい「獣医ドリトル」の原案者、夏緑さんが執筆。全国の書店で好評発売中。

嬉しいお知らせが飛び込んできました。
昨年2度目の開催となり話題を呼んだ『AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト Vol.2』。大手出版社様、企業様を審査員にお招きし、デビューを特典とする本企画にて、ポプラ社様がご提供する「ポプラポケット文庫賞」で見事優秀賞に輝いた小咲さんがポプラ社より出版の「ネコにも描けるマンガ教室」でデビューを果たしました。

この作品がデビュー作となる小咲さんにとっては、出版社とのやり取りから、実際のお仕事の進め方など、出版の工程における全てが始めてのこと。デビューする喜びと期待の中、お仕事に戸惑いながらも無事出版に漕ぎ着けた小咲さんに、一問一答のインタビューを行いました。投稿するキッカケや受賞作品について、更には受賞後の作品制作についてなど、デビューまでのエピソードを語っていただきました。

■「AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト」について

―― デビューのキッカケとなった『AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト Vol.2』の印象と、ポプラポケット文庫賞に投稿した理由を教えてください。

実力次第で誰でもデビューのチャンスがあるという所が、私が今まで知っているコンテストと違い、すごく魅力的であると思いました。賞品や賞金が一般的な中で、また一味違う魅力に惹かれました。
また、ポプラポケット文庫賞を選んだ理由は、私自身が以前から児童書のイラストを描いてみたいと思っていたからです。今まで色々なコンテストに投稿していますが、なかなか児童書を出していらっしゃる出版社さんのイラストコンテストはありませんでした。そんな中今回AMGさん主催のコンテストでポプラ社さんが参加しているのを知り、これはチャンスだと思ってチャレンジしてみました。

―― 投稿作品「妖怪封じ」はどのようなイメージでお描きになりましたか?

テーマが自由だったので、とにかく自分の好きな物を詰め込もうと思いました。
昔から和風や中華風を混ぜたようなイラストを描くのが好きで、キャラクターは昔描いていた絵から持ってきて描き直しました。
最初に、大きな巻物を持って旅をしている女の子と、水墨画のイメージが最初に思い浮かんでいたので、昔描いたものと色々設定を足して行き、イメージが出来上がりました。

「AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト Vol.2」
ポプラポケット文庫賞 優秀作品
タイトル:妖怪封じ
イラスト:小咲

―― 数多くの投稿作品の中から「ポプラポケット文庫賞」にて優秀賞を受賞されましたがその際のお気持ちをお聞かせください。

他の方の投稿作品を見ていて、いつも思うことですが、今回も駄目だろうなと正直諦めていました。
それもあって、とりあえず(結果をみて)目を疑いました。始めは実感が湧かずにソワソワしていましたが、数日経ってポプラ社さんから直接ご連絡をいただいたことで「本当に自分が受賞したんだ」と実感し、身が引き締まる思いでした。

■受賞からデビューに至るまで

―― 今回「ネコにも描けるマンガ教室」のお話をポプラ社さんからいただいたときの感想をお聞かせください。

メールを頂いた瞬間からソワソワして落ち着かなかったです。
落ち着かないと文章が読めないということに気が付きました…(笑)
楽しみですし、嬉しいことなんですが、緊張と入り混じって複雑な心境だったのを憶えています。

―― 作画にあたり気をつけたことは何ですか?

小学校高学年向けという事で、普段のイラストより少し目を大きくしたり、可愛らしさを出せる様に描いてみました。
事前に担当さんや作者である夏緑先生にもお会いする機会をいただけたので、お二方が考えるイメージをなるべく崩さず反映するよう工夫しました。

―― 作画作業中に何かエピソードはありましたか?

イラストを教える本なのですが、絵でも分かりやすく説明出来ないといけなかったので、どうしたら分かりやすく描けるかで結構悩みました。あとは、描く点数が多かったため、時間配分が難しかったです。気を付けていたにもかかわらずギリギリになってしまい、とても焦りました。
自分の好きなことで仕事をするという反面、イラストレーターとして仕事をするということの難しさを今回改めて学ぶことができました。

―― 書店に並んだときの感想をお聞かせください。

発売日が母親の誕生日だったので、母がとても喜んでくれました。
今まで迷惑かけてきたので喜んでもらえたのが嬉しかったです。

―― 今後の目標や抱負をお願い致します。

とにかく、他にも挿絵のお仕事が出来るよう頑張りたいです。あとは、私は絵本的な絵柄も描いているのですが、絵本の制作もしてみたいと思っています。

―― 最後に、イラストレーターを目指している方へのメッセージをお願い致します。

イラストレーターを目指している方は恐らくたくさんのコンテストなどに応募されていると思いますが、私自身諦めかけていた頃に拾っていただき、諦めずにコンテストに応募して本当に良かったと思っております。
自由に描く事も楽しいですが、コンテストに応募する目的で色々考えながら絵を描くことも勉強になると思います。どこにチャンスが転がっているかなんて誰にも分かりません。もし絵が好きであれば、諦めずにどんな小さなことでも続けてみてください。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

ポプラ社編集部様よりコメントをいただきました!

門田奈穂子
株式会社ポプラ社 児童書編集局
「AMG×pixiv イラスト・マンガ夢実現コンテスト Vol.2」では審査員として参加

<コメント>
小咲さんのイラストは、まずかわいくて魅力的なキャラクターであること。加えて、背景小物や衣装などにも独創性や工夫があり、1枚の絵だけで物語性を感じさせてくれた点が非常に好感でした。
子どもに好かれる絵柄でもあり、児童向けのレーベルであるポケット文庫にピッタリな素質をお持ちだと思います。
たくさん絵を描いていただいたデビュー作も好評ですので、どんどん活躍していただきたいと思っております。

◆   ◆   ◆   ◆   ◆

お忙しい中でのインタビューのご対応、本当にありがとうございました。
プロのイラストレーターとして新たにスタートを切った小咲さんが担当する「ネコにも描けるマンガ教室」は好評発売中です。書店で見かけたらぜひ手にとってみてください。

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