株式会社ブリーゾインタラクティブから
内定をもらった中村洋祐君

この度、株式会社ブリーゾインタラクティブに内定が決まった ゲームプログラマー学科2年の中村洋祐君。 就職活動中のことはもちろんのこと、最初に学院に興味を持った時のことや学院生活のことなどを伺いました。

まずAMGへ入学するまでのきっかけを教えてください。

インターネットで調べてAMGのHPを見たときに、授業のカリキュラムの中に共同制作があり 他の学校とは違うと感じたのがきっかけで学院に興味を持ちました。 体験説明会で、学校の雰囲気を知ることが出来、 「２年でプロの技術が学べる」という事と、「共同制作が出来る」ということが 決め手となって入学を決意しました。

入学間もなく夏期共同制作があったかと思いますが、完成までの流れを教えてください。

共同制作作品をみんなの前で発表します

共同制作は、入学した年の６月に始まります。 プログラマー学科とグラフィックデザイナー学科、キャラクターデザイン学科の合同でチームを組み、 チーム内のメンバーで企画案を立て、ゲームを作っていきます。 企画案が出来てからは、構成をプログラマー学科のメンバーで練り、 絵をゲームグラフィックデザイナー学科のメンバーに発注します。 ただ、学科が違うということもあり、お互いが思ったようなスケジュール進行が難しく、 チーム内の連携を保つのが大変でした。 その状況を改善するため、お互いの作業を実際に見に行き、進行を確認し合いました。 他学科の作業がどれだけ時間がかかるのか、実際の作業を見ないとわからないですよね。 お互いにコミュニケーションを取ることを心がけ、何とか最後の〆切には間に合わせることが出来ました。

共同制作を通じて自分自身成長した所はどんな所ですか？

共同制作を通じてコミュニケーション能力が上がったという事ですね。 又、共同制作の完成作品を学内でプレゼンテーションする機会があるのですが、 その時に、作品に関しての感想や指摘を色々と頂きました。 キャラの動きであったり、アニメーションやレイアウトなど技術的にもっとこうしたほうが良いという アドバイスが次の個人制作での作品のレベルアップにつながりました。

学院で印象に残っている事柄はありますか？

学院でのゲームの制作回数が多かったというのが一番印象に残っています。 入学してから６月に共同制作があり、冬に２Dの個人制作、春に３Dの個人制作と １年で３回もゲーム制作をしました。 特に、個人制作は企画からデザインまで全部自分で制作をするので、 とても大変でしたが、それが良い経験だったと思っています。 共同制作では、他の学科との関わりがあった所が印象的でした。 例えば、作品に声を入れるといった部分で声優タレント学科との関わりがあり、 入学する前は、声優タレント学科は声だけを学ぶ学科だと思っていたのですが 演技や公演も行っておることを知り、他の学科も日々厳しい毎日を過ごしているんだなと。 そういった他学科との関わりが自分自身の強い刺激になりました。

そして、就職活動へと進んでいくわけですが、 今回の内定をもらうまでの経緯を教えてください。

学内でクリエイター面接があり、そこでは企業の方に来ていただいて集団面接をしてもらえるのですが、 そこでブリーゾインタラクティブの方が来てくださったのが最初のきっかけです。 クリエイター面接を通じて、自分の個人作品を見て頂く事が出来、 学内で履歴書の指導であったり模擬面接などで心の準備が出来、面接も緊張なく望むことが出来ました。 自分の個人制作の作品を送り、その後面接の機会を経て運良く内定を頂くことが出来ました。

会社に入ってからの中村君の将来を教えてください。

ますはモバイルでのプログラミングに関する技術を身につけたいと思っています。 将来的にはモバイルだけでなく色々な技術を身につけたいです。 10年後もプログラミングに携わり、自分がメインプログラマーとなってゲームを制作したいと思っています。

最後にゲームプログラマーを目指している方々に一言お願いします。

基礎勉強をしっかりする事が良いと思います。 あとは、いろんなことに興味を持つことですね。 自分はアニメや映画をなるべく広く見て、ゲームを作る際の「効果」や「演出」での参考にしています。 他にも自分は映画が好きですので、映画をよく見るのですが、 作品を制作するときの「魅せ方」につながっています。 自分が好きであればとことんやるべきだと思います。