株式会社AQインタラクティブから
内定をもらった村上貴昭君
この度、株式会社AQインタラクティブに内定が決まった ゲームプログラマー学科2年の村上貴昭君。 就職活動中のことはもちろんのこと、最初に学院に興味を持った時のことや学院生活のことなどを伺いました。
まずAMGへ入学するまでの経緯を教えてください。
元々AMGに姉が入学していて、高校3年生の時に姉が持っていた学院のパンフレットを見たのがきっかけです。 ゲームやプログラミングに興味があり、パンフレットの中で「就職に強い」という部分に惹かれて体験説明会に行きました。
実際に行ってみた体験説明会の印象はどうでしたか?
とても楽しかったです。 体験説明会の中で、プログラミングを体験する授業があり、その時にプログラミングの楽しさを改めて感じました。 その後何度か説明会に行き、先輩方が実際に制作した作品をプレイさせて頂く機会があったのですが、 どの作品も完成度が高く毎回驚きの連続でした。 就職に強いというのは本当だと思い、AMGに決めました。
晴れてAMGに入学したわけですが、学院生活はどうでしたか?
同じ感性をもつ仲間が出来たというのがとてもうれしかったです。 楽しい学院生活でしたが、共同制作や個人制作で実際にゲームを作る授業では、完成させるまでがとても大変でした。
ゲームを作るのが大変だったという事ですが、 共同制作をしてみて苦労した点はどんな所ですか?
村上君が制作した共同制作作品
共同制作はプログラマー学科とグラフィックデザイナー学科が一緒になり6~7人のチームを組んで制作をします。
自分はチームリーダーをさせて頂いたのですが、最初は学科間でのコミュニケーションが上手くいきませんでした。
専門領域が違う為に、作業がどのくらい大変なのか、お互いになかなか理解出来ませんでした。たとえばゲームのデザインをお願いする時、私たちはプログラムが専門なので、どのくらい大変なのか見当もつかずに、自分達のものさしで決めてしまうんですね。
作業が中々進まない中、相手が何を考えていてどういう風に思っているかをしっかりと聞くという事が重要だと感じました。
それ以後は、両者でコミュニケーションを密にとる事を心がけ、結果的には〆切までに作品を完成することが出来ました。
数々の苦労に直面しながら作品を完成させた共同制作ですが、共同制作を通じて自分自身成長したと感じたところはありましたか?
共同制作で、分野の違う同級生と意見を交換していく内に、自分の中でコミュニケーション能力が向上したという実感があります。
あとは、一つのゲームを作る時に綿密なスケジュールを立て、きちんと順序立てて物事を進められるようになった事が自分の中で成長できた部分だと思います。
そして、就職活動へと進んでいくわけですが、今回の内定をもらうまでの経緯を教えてください。
学院内では、定期的に「企業説明会」が行われていて、それぞれの企業様がどんな事をしているのか説明して下さる機会があります。
僕も参加させて頂いたのですが、そこで説明されていた企業様が今の会社です。
「企業説明会」では説明会の後にその場で会社の筆記試験を受ける機会があります。
自分も受けさせて頂き、試験の結果、本社での面接に呼んで頂ける事となりました。
自分自身、「企業説明会」をきっかけに今の会社の事をより研究していく中で、この会社で働きたい!!と強く思うようになり、その思いを面接でお伝えしました。
結果、2回の面接を経て、運よく内定を頂くことが出来ました。
最後に、これからゲーム業界を目指す第一歩を踏み出そうとしている方々へひと言お願いします。
遊べる時間があるうちにいっぱい遊んでおくことだと思います。
学院に入ってからは、ゲーム制作に没頭する時間が自然と増えます。その前に映画を見たり、色々な経験をしておくと、ゲームを作成する際の企画のアイディアであったり、エフェクトの発想がさらに豊かになると思います。
あとはこの業界で働きたいという、強い思いが大切です。
それを生半可な気持ちにせず、どんな壁にも本気でぶつかって行けば必ず道が拓けると思います!