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11/16 岡田耕始さん特別講義レポート

okada_a.jpg■伝説的クリエイターによる特別講義

今回の大阪校ゲームクリエイター学科1年生の特別講義ゲストは、株式会社ガイアクリエイティブプロデューサー岡田耕始さんです。岡田さんといえば、株式会社アトラス在籍時代に、ゲーム史に燦然と輝く名作、女神転生シリーズを創った著名クリエイターです。現在は独立して、ゲーム開発会社ガイアを立ち上げられ、昨年ファミ通のクロスレビューでもプラチナ殿堂入りを獲得したPSPソフト「ジュエルサモナー」を発表されています。
学院で企画の授業を受け持っていらっしゃいます上田清隆先生とは、RPG「BUSIN」「BUSIN0」で一緒にお仕事されており、今回の授業も上田先生の企画授業の一環として実施されました。伝説のクリエイターの特別講義とあって、学生も少し緊張気味です。

講義は「今後のゲーム制作」をテーマに、岡田氏の代表作、女神転生シリーズやガイアでの第一作となった「ジュエルサモナー」の開発コンセプトのお話に始まり、ゲーム業界の現状分析から、今後どのようなゲームを作っていくのか、開発者サイドの視点から学生の皆さんに考えてもらうような内容です。
スライドを使った、わかり易い岡田さんの解説に学生達も聞き入っていました。

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レギュラー講師の上田先生(中央)を
交えて座談会が行われました
■学院の共同制作に驚き

講義の後は、講師の上田清隆先生も交えて和やかに座談会形式で学生達の質問に答えて頂きました。「岡田さんのクリエイターとしてのスタートは?」との質問には「いやぁ、それを話ともう一日かかっちゃうな」と微笑みながら、実は機会の設計者からスタートで、プログラムはアトラスを創設した時初めて経験した事、初めてのファミコンソフト開発では機材をハンダごて片手に自分達で機材を作った苦労などをお話頂きました。自分達が生まれる前のゲーム業界のお話に学生達も驚きの連続です。
学生達にとって嬉しかったのは、岡田さんが、学生達が夏の共同制作で作り上げたゲーム作品を誉めてくださった事でした。
「4月に入学して、6月から創り始めて3ヶ月弱の短い期間であれだけのものを創ったんですよね。3年制の学校だと卒業前にようやくゲームを一本創るぐらいなのに、1年生のこの時期に創る学校のカリキュラムにも驚きますけど、それにもまして、学生自身がそれを成し遂げた事がすごいですよ。これは絶対「やってよかった」と思える日が来ると思います。その事を忘れないで下さい」
学生達にとっては、本当に大変な制作でしたが、一流クリエイターの言葉に、皆自信を持ったようでした。

okada_d.jpg ■失敗を恐れるな

最後に、岡田さんから学生達に次のようなメッセージを頂きました。
「今日の講義でも触れましたが、現在のゲーム業界ではチームとしての分業体制が重視されています。しかし、その裏では、分業し専門化されているが故に様々な経験を積みにくい現状があります。だから、自分で経験出来ない分、人から聞いてノウハウを貯めていってほしい。そのために学院の講師の先生を是非活かして下さい。そして学生の今だから、失敗も許されて何度でもチャレンジできます。私もよく講演会で成功例を話してと頼まれますが、成功した人の通りにやって、他人が成功するなんてありえません。そんな事を言ったら、みんな成功者になっちゃう。自分で失敗して、いかにそれを繰り返さないかが、今の自分につながっています。『失敗を恐れない』というのが、自分の経験で皆さんに伝えたい事です」
共同制作の厳しい制作を乗り越えて、次の作品制作に取り組んでいる学生達。この言葉を胸に、自分の限界にチャレンジしてくれるに違いありません。
[PROFILE]
okada_b.jpg岡田 耕始
株式会社ガイア代表取締役社長。アトラス時代に女神転生シリーズにプログラマー・ディレクター・プロデューサーなどで携わる。
代表作:女神転生シリーズ レブス 魔剣X BUSIN WizardryAlternative モンスターキングダム・ジュエルサモナー スワロウテイル闇の黄金伝説 他多数

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