ウィットスタジオの手塚響平氏が来校。アニメスタジオの考え方や技術=DNAを学ぶ特別講義を実施しました。
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株式会社WIT STUDIO
ウィットスタジオ作画部 作画部長補佐兼育成担当
ウィットスタジオアニメーター塾指導役
ウォルトディズニーアニメーションジャパン(動画)、(有)ラストハウスを経てフリーに転身。主にプロダクションIGで原画として従事。ウィットスタジオ立ち上げから参加して現在に至る。
アニメーション制作で重要視しなければならないのは「スピード」「クオリティ」「チームワーク」「プロ意識」。「自分が作って終わりではなく、画面の向こうで楽しみにしてくれている人を想像することが大切です」と、手塚さん。
この日の講義は1年生向けということもあり、原画と動画の仕事内容、それぞれの役割を担うことで身につくスキルなどについても詳しくご紹介いただきました。
原画では動きを作る力やレイアウトを描く力、動画ではタイムシートの理解やアニメーション制作の工程に関する知識を身につけることができるそうです。そのため、今やるべきことは、原画をたくさん描くことだと、手塚さんはおっしゃいます。

「学生時代から意識して鍛えてほしいこと」については、「いいものを見抜く目=審美眼を持つこと」「モノをただ❝見る❞のではなく、意識的に❝観る❞ようにし、観察力を養うこと」「作業の無駄を見つけるためにも、とにかく量を描くこと」の3つを挙げて説明してくださいました。加えて、受け身ではなく、自ら積極的に学ぶ姿勢を持つことの大切さについても教えてくださった手塚さん。

アニメーター志望の人たちへ向けて「現場に入る前にたくさん原画を描いてください。そして、描いた原画をポートフォリオに載せてください。上手く取り組めば就職にもつながります」と、講義の後は、在校生のポートフォリオ添削も丁寧におこなってくださいました。

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