高校生の青春を描いた人気小説『17歳のビオトープ』(幻冬舎刊)が、8月18日BSフジにて、朗読コンテンツ「VOICEアクト」として放送されます。今作は、多くの人気番組を手掛ける神原孝氏がプロデュース。さらに、ミュージカルや舞台でも活躍中の辰巳雄大(ふぉ~ゆ~)が出演する話題作です。
その作品でAMGの在校生が大活躍。オーディションを勝ち取った学生2名が俳優として出演するほか、舞台背景のイラストも多くのAMG生が担当しました。
プロデューサーからのメッセージ
フジクリエイティブコーポレーション(FCC)執行役員。1991年にフジテレビに入社後、『とんねるずのみなさんのおかげです』をはじめとする人気番組のディレクターを務め、『クイズ!ヘキサゴン』シリーズ(総合演出・チーフプロデューサー)、『爆笑レッドカーペット』(チーフプロデューサー)、『アイドリング!!!』(制作)など数多くのバラエティ番組を生み出してきた。現在は『全力!脱力タイムズ』(チーフプロデューサー)などに携わる。
■作品の見どころ
ドラマでもなく、舞台でもない新しい形の朗読コンテンツが「VOICEアクト」です。
3作目となる今回の作品「17歳のビオトープ」では、背景にスクリーンを背負ってシーンごとのイメージを想起させながら、あえてセリフを読む役者だけでなく、地の文だけを読む役者を登場させることで、登場人物の感情表現の幅が広がった気がします。
そして、人生先生を演じる辰巳雄大さんの演技はもちろん、若い俳優陣の朗読にも注目していただければと思います。
■声優オーディションや背景画の制作、本番の収録を通して感じたAMG生の印象
ボイスサンプルを聞いて皆さん非常に上手で選ぶことは難しかったですが、今回の配役にハマる方は誰だろう…という視点で選ばせていただきました。収録では、学生さんという扱いはせず、普通にプロの役者として対しましたが、全く問題なく上手く作品を盛り上げてもらえました。
背景画の制作は、色々と無理なお願いもあったかと思いますが、迅速かつ、こちらの要望を超える作品を仕上げていただけて非常に嬉しく思います。
■未来の声優、クリエイターへメッセージ
声優もクリエイターもプロになるということは責任を背負います。その責任を重荷に思わずにすむ一番の方法は、自分が向き合っていることを愛し、そして楽しむことだと思います。喜び、怒り、驚き、感動…ともかく人の心を震わせることができる人になってください!
番組情報
【放送日時】
〇BSフジ
2024年8月18日(日)より、毎週30分レギュラー放送(全9回)
・第1話 前編・後編 8/18(日) 24:30~
・第2話 前編 8/25(日) 24:30~ / 後編 9/1(日) 24:30~
・第3話 前編 9/ 8(日) 24:30~ / 後編 9/15(日) 24:30~
・第4話 前編 9/22(日) 24:30~/ 中編・後編 9/29(日) 24:30~
〇TVer(https://tver.jp/series/sr00eeiewr)
BSフジ放送直後から10月4日(金)まで 無料配信
※第4話中編・後編は10月6日(日)まで
〇FOD(https://fod.fujitv.co.jp/)
10月4日(金)から1年間 定額制配信
【あらすじ】
「――あなたの“居場所”はどこにありますか。」
謎多き校務員と悩みを抱える4人の高校生が織りなす、青春ヒューマン物語。舞台は高校。
恋愛、ガチャ、SNS……現代特有の悩みを抱える高校生たちを、校務員・平人生(通称:人生先生)が導いていく。
「誰にでもビオトープ(居場所)があるということを分かっていてほしい」という著者の想いが詰まった、青春物語。
【出演者・スタッフ】
<出演者>
辰巳 雄大(ふぉ~ゆ~)
河村 ここあ
二宮 慶多
大貝 瑠美華
島田 ひめか
塩屋 愛実(扉座)
三浦 修平(扉座)
小笠原 彩(扉座)
砂田 桃子(扉座)
藤本 リリー
佐々木 ほのか(アップアップガールズ(2))
増永 樹(AMG声優・俳優学科2年)
田島 健人(AMG声優・俳優学科2年)
小川 蓮
<スタッフ>
原作:清水晴木(幻冬舎刊)
学生コメント
俳優として出演
田島さん(声優・俳優学科2年)
オーディションに受かったときは、嬉しさもありましたが、それ以上に「AMGの顔として出演する責任」を強く感じました。お芝居だけでなく、普段の立ち振る舞いに関しても「誰に見られても恥ずかしくない行動」を心がけ、気持ちを引き締めて収録に挑みました。素晴らしい機会をくださった神原プロデューサー、サポートしてくださったAMGの先生方、素晴らしい背景イラストを手掛けたAMG生の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今回の経験を通して、たくさんの人が力を合わせ、一つの作品をつくり上げるために奮闘している現場に入って、改めて「やりがいのある仕事」だと感じました。
オーディションに受かったときは、嬉しさもありましたが、それ以上に「AMGの顔として出演する責任」を強く感じました。お芝居だけでなく、普段の立ち振る舞いに関しても「誰に見られても恥ずかしくない行動」を心がけ、気持ちを引き締めて収録に挑みました。素晴らしい機会をくださった神原プロデューサー、サポートしてくださったAMGの先生方、素晴らしい背景イラストを手掛けたAMG生の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。今回の経験を通して、たくさんの人が力を合わせ、一つの作品をつくり上げるために奮闘している現場に入って、改めて「やりがいのある仕事」だと感じました。
増永さん(声優・俳優学科2年)
オーディションの最終審査は、私と田島君を含め4人でしたが、みんな普段から仲の良い友達だったので、結果が発表された後すぐにエールをくれました。その言葉に勇気づけられ、より頑張ろうと思いました。今回は朗読劇ということで、アニメのアフレコの授業で意識していることとは全く違い、「いかに自然な演技ができるか」が私の大きな課題でした。自分の喋り方を分析し、台詞に普段の喋り方を重ね、話せるように練習しました。今回、このような大きなコンテンツに出演することができて本当に嬉しかったです。演じることの難しさ、楽しさを改めて実感することができました。
オーディションの最終審査は、私と田島君を含め4人でしたが、みんな普段から仲の良い友達だったので、結果が発表された後すぐにエールをくれました。その言葉に勇気づけられ、より頑張ろうと思いました。今回は朗読劇ということで、アニメのアフレコの授業で意識していることとは全く違い、「いかに自然な演技ができるか」が私の大きな課題でした。自分の喋り方を分析し、台詞に普段の喋り方を重ね、話せるように練習しました。今回、このような大きなコンテンツに出演することができて本当に嬉しかったです。演じることの難しさ、楽しさを改めて実感することができました。
舞台背景のイラスト制作を担当
西村さん(アニメ・ゲーム3DCG学科2年)
私は、教室の背景や学校の廊下のイラストを担当しました。小物を多く取り入れることで、実際に生徒が毎日通っているような生活感を出せるように意識しました。また、同じ背景の中でも朝や夕方といった時間を表現する際には、ライティングの技術を使いながら再現しました。収録現場に見学に行き、役者の方々のバックに自分の作品が使用されているのを見た時は感動しました。一生懸命つくったものが、なにかの作品の一部として使われ、出演者の方々にも自分の作品について触れていただいただき、嬉しかったです。将来、携わっていく仕事への期待も膨らみました。
私は、教室の背景や学校の廊下のイラストを担当しました。小物を多く取り入れることで、実際に生徒が毎日通っているような生活感を出せるように意識しました。また、同じ背景の中でも朝や夕方といった時間を表現する際には、ライティングの技術を使いながら再現しました。収録現場に見学に行き、役者の方々のバックに自分の作品が使用されているのを見た時は感動しました。一生懸命つくったものが、なにかの作品の一部として使われ、出演者の方々にも自分の作品について触れていただいただき、嬉しかったです。将来、携わっていく仕事への期待も膨らみました。
山口さん(アニメ・ゲーム3DCG学科2年)
今回の背景イラスト制作では、学校の音楽室や渡り廊下、中庭を担当しました。学校の普段の様子、手で描いたような温かみを表現するために、壁や床のテクスチャや自然光の差し込み方に工夫を凝らしました。収録の見学に行った際は、演者さんのお芝居の迫力に圧倒されました。多くの人が働いていている現場で、実際に目の前のスクリーンに自分の絵が映し出されたときは感動しました。演者さんが語る物語に、視聴者の方が没入するためのお手伝いができて、とても嬉しく思います。今回の経験を忘れず、今後もイラストの制作に励んでいこうと思います。
今回の背景イラスト制作では、学校の音楽室や渡り廊下、中庭を担当しました。学校の普段の様子、手で描いたような温かみを表現するために、壁や床のテクスチャや自然光の差し込み方に工夫を凝らしました。収録の見学に行った際は、演者さんのお芝居の迫力に圧倒されました。多くの人が働いていている現場で、実際に目の前のスクリーンに自分の絵が映し出されたときは感動しました。演者さんが語る物語に、視聴者の方が没入するためのお手伝いができて、とても嬉しく思います。今回の経験を忘れず、今後もイラストの制作に励んでいこうと思います。
田中さん(アニメーション学科2年)
あらすじを読んだとき、学校の中にある人通りが少なくてひっそりとした「秘密の場所」のイメージが湧いてきました。そのため、全体的に落ち着いていて心地よい明るさの雰囲気で描くことを意識しました。木漏れ日のような優しい光に包まれた穏やかなイメージと未来への希望を表現したいと思い、階段を見上げる構図にしました。進んだ先に見える明るい空(希望)へ目が向くように壁を作り、空全体の見える範囲を狭くしたのも、こだわったポイントです。テレビ関連の絵を描いたのは初めてだったので、まだあまり実感が沸きませんが、作品に携わることができ、とても楽しかったです。
あらすじを読んだとき、学校の中にある人通りが少なくてひっそりとした「秘密の場所」のイメージが湧いてきました。そのため、全体的に落ち着いていて心地よい明るさの雰囲気で描くことを意識しました。木漏れ日のような優しい光に包まれた穏やかなイメージと未来への希望を表現したいと思い、階段を見上げる構図にしました。進んだ先に見える明るい空(希望)へ目が向くように壁を作り、空全体の見える範囲を狭くしたのも、こだわったポイントです。テレビ関連の絵を描いたのは初めてだったので、まだあまり実感が沸きませんが、作品に携わることができ、とても楽しかったです。
進藤さん(アニメーション学科2年)
私は元々キャラクターよりも背景画を描くのが好きで、他学科とチームを組んでおこなう共同制作でも背景を担当しました。そのような経緯から、今回の仕事の依頼をいただき、学校の昇降口のイラストを描きました。また、私は現在、建築物に興味を持っており、将来は自分の設計した家を建てるのが夢です。特に、田舎の落ち着いた雰囲気の家が好きで、今回の背景画でも当初は学校の壁を木造として描いていました。しかし、他の背景とのバランスを取って、もう少し新しい校舎の雰囲気を出してほしいとご指示いただいたので、壁を鉄筋コンクリートに変更するなど、作品のイメージに合わせられるよう意識しました。
私は元々キャラクターよりも背景画を描くのが好きで、他学科とチームを組んでおこなう共同制作でも背景を担当しました。そのような経緯から、今回の仕事の依頼をいただき、学校の昇降口のイラストを描きました。また、私は現在、建築物に興味を持っており、将来は自分の設計した家を建てるのが夢です。特に、田舎の落ち着いた雰囲気の家が好きで、今回の背景画でも当初は学校の壁を木造として描いていました。しかし、他の背景とのバランスを取って、もう少し新しい校舎の雰囲気を出してほしいとご指示いただいたので、壁を鉄筋コンクリートに変更するなど、作品のイメージに合わせられるよう意識しました。
青木さん(キャラクターデザイン学科2年)
中庭花壇とビオトープの絵を描きました。原作を読み、爽やかで甘酸っぱい青春時代のイメージを大事にしたいと考えました。デジタルでアナログのように見える描写をするのには苦労しましたが、試行錯誤を重ね、水彩画のような質感を表現することができました。収録の見学に訪れた際、演者の方の朗読が、原作を拝読した時のイメージにぴったりで、解像度の高い演技が印象的でした。そして、想像以上に大きなスクリーンに私の絵が映し出されているのを見て、とても感動しました。このような素晴らしい番組にイラストレーターとして参加させていただき、本当に光栄です。
中庭花壇とビオトープの絵を描きました。原作を読み、爽やかで甘酸っぱい青春時代のイメージを大事にしたいと考えました。デジタルでアナログのように見える描写をするのには苦労しましたが、試行錯誤を重ね、水彩画のような質感を表現することができました。収録の見学に訪れた際、演者の方の朗読が、原作を拝読した時のイメージにぴったりで、解像度の高い演技が印象的でした。そして、想像以上に大きなスクリーンに私の絵が映し出されているのを見て、とても感動しました。このような素晴らしい番組にイラストレーターとして参加させていただき、本当に光栄です。
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