アニメ制作に欠かせない「シナリオ」について、全3回にわたり、脚本家・永川成基先生をお迎えし、シナリオ特別講義を開催しました。
永川先生は、SQUARE ENIXより発売されたゲーム『結合男子』の脚本・世界観設定を担当されているほか、新海誠原作の小説『彼女と彼女の猫』の執筆、アニメ『ポケットモンスター』の脚本、ゲーム『モンスターハンターワイルズ』のストーリー開発協力など、幅広い分野でご活躍されている方です。
今回の講義では、アニメーション制作において脚本がどのような役割を果たしているのか、そして物語をどのように形にしていくのかについて、実践的なお話を交えながらわかりやすく教えていただきました。
講義の中では、脚本と小説の違いから、物語の基本構造となる「三幕構成」、物語の流れを大きく動かす「ミッドポイント」の役割まで、シナリオづくりに欠かせない大切な考え方を丁寧に解説していただきました。
また、実際の制作現場につながるお話も多く、書いたセリフは実際に声に出して読んでみることや、説明的になりすぎてしまう「段取り芝居」を避けることなど、すぐに実践できる具体的なテクニックも紹介されました。学生たちも真剣な表情でメモを取りながら、熱心に講義を受けていました。
これから学生たちは、「共同制作」としてショートアニメ作品をゼロから作り上げていく課題に取り組んでいきます。今回の特別講義は、物語づくりの基礎を学ぶだけでなく、自分たちの作品制作に活かせる視点を得る、たいへん貴重な時間となりました。
永川先生、貴重なご講義をありがとうございました。
講師紹介
永川 成基先生(ながかわ なるき)
シナリオライター・小説家・マンガ原作者
SQUARE ENIXより発売された『結合男子』の脚本・世界観設定などを担当。そのほか、新海誠原作『彼女と彼女の猫』の執筆や、アニメ『ポケットモンスター』の脚本、ゲーム『モンスターハンターワイルズ』ストーリー開発協力など、幅広い作品に携わっている。




