去る2008年7月2日、アミューズメントメディア総合学院監修による「女の子キャラが思いどおりに描ける本」が主婦の友社より発売されました。書籍中のイラストは、卒業生は勿論の事、半分ほどのページを在校生が担当。発売にともない、7月6日に書籍発売記念イベントが開催されました。
© 主婦の友社
この本では、魅力的な女の子のキャラクターを描くための基本と、上達のためのポイントが満載!
キャラクタータイプ別の描き方、キャラクター設定にあった服装・持ち物の描き方、CG彩色テクニック等、分かり易く解説しています。
そして、今回のイベントでは書籍の中で大活躍のマンガ学科卒業生KUTARO先生、キャラクターデザイン学科卒業生加藤アカツキ先生が登場!また、スーパーバイザーでもある野口校長も進行として加わり、「女の子キャラが思いどおりに描ける本」の制作秘話などを語っていただきました。
ゲスト講師:
加藤アカツキ先生
06年3月キャラクターデザイン学科卒業。『心霊探偵八雲』シリーズ(神永学作・文芸社)で在学中にデビュー。新装版『ぼくらの七日間戦争』(宗田理作・ポプラ社)シリーズのイラストも手がける。
© AKATUKI KATOH
KUTARO先生
08年3月マンガ学科卒業。『ガンガンパワード』(スクウェア・エニックス)で在学中にデビュー。現在は次回作作成中。
野口周三プロデューサー
アミューズメントメディア総合学院東京校校長。集英社『週刊少年ジャンプ赤塚賞』にて準入選後、『スラムダンク』(井上雄彦)のスタッフとして活躍。現在はアニメや映画のプロデューサーなど幅広く活躍中。
まずは表紙も飾った、アカツキ先生のキャラクターメイキングのお話でスタート。
実は、プロデューサーの野口校長からは“ショートカットの髪型禁止!”のお題が出ていたとのこと。
「僕はショートカットの女の子が好きで、ついいつも髪の短い女の子キャラを描いてしまうんです。このお題のお陰で勉強出来た部分もありますが、やはり少し苦労しましたね(笑)」
と、アカツキ先生。制作裏話も交えてお話して下さいました。
その他、キャラクター・構図のデザイン、大まかな作業工程を、実際のラフ画を見ながら参加した皆さんにレクチャーして下さいました。
また、今回のコンセプトである「自転車」ですが、なんとアカツキ先生ご自身が大の自転車好き。日頃の自転車に対する思いがつまった作品となっています。
続いてはKUTARO先生によるマンガ制作のお話。
制作の最初の過程は、まず担当者(主婦の友社)さんとの打ち合わせ。打ち合わせで色々と意見交換をし、イメージ・大まかな流れ(プロット)を決めます。マンガともなると決めなければならない事が多く、すり合わせをしっかりしておかないと、後々の作業に支障を来たしてしまうのだとか。その後はネームですが、そこでもやはり打ち合わせ。ネームの直しも4・5回はあったそうです。その後、やっと原稿→完成。打ち合わせが大部分を占めてる様に見えます。
「担当さんは読者側の目線に、より近い意見を言って下さるので、自分一人で描いていても発見出来ない部分に気づかせてくれるんです。話がちゃんと伝わっているかどうか、読んでいて飽きないかとか。担当さんに指摘された部分は、極力反映していく様にしています。」
とKUTARO先生。マンガ制作とは、こういった担当さんとの共同制作でもあるんですね。
その後も様々な経験談、業界で生きて行く為のコツ、裏話など、ここでは紹介しきれない程数々のお話をして下さったお二方。
参加者の皆さんも、時には感心した表情を見せ、時にはうんうんと頷いたりしながら、終始集中して聞いていました。
最後の質疑応答では、
「2年間でプロの道に入ることは、本当に可能なのでしょうか?」
という質問。それに対し、
「自分も絵を描き始めたのは20歳から(23歳でAMG入学)。そこから24歳でプロになったので、期間は問題ではないはず。自分自身が『どう学ぶか』にかかっていると思います。」
とアカツキ先生。
一方、KUTARO先生は、
「まずは描き始めることから。私も自分なりに描いているうちに少しずつ自信となり、それが描き続ける力になりました。そして今の自分があると思っています。とにかくまずは描き始めてみて下さい。全てはそこから始まると思います。」
とのこと。お二方とも参加者の皆さんにエールを送っていました。
やはり実体験から出る言葉は、心に響くものがあります。
アカツキ先生、KUTARO先生、お疲れ様でした。そして、非常に充実したお話をありがとうございました!
今後もアミューズメントメディア総合学院では、現場の意見を生で聞ける体験説明会を随時、開催していきます。
少しでも興味のある方は、奮ってご参加下さい。業界の裏話が聞ける絶好の機会です!




