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特殊メイクアーティスト AKIHITOさん特別講義を開催!

ハリウッドで活躍中の特殊メイクアーティスト・AKIHITOさんによる特別講義を開催しました。AKIHITOさんは現在、アメリカ・ロサンゼルス在住で、最近では『ナルニア国物語』や『プレデターズ』の制作に携わりました。今回は一時帰国のお忙しいスケジュールの中、学院まで足を運んでいただきました。

AKIHITOさんは現在、特殊メイクの他にも粘土彫刻や3DCGのデザインなど、幅広い分野で活躍しています。そんなAKIHITOさんがこれまでに手がけてきた作品の制作工程を写真や映像を使ってわかりやすく解説してくださいました。


アメリカの制作現場のお写真をいくつも見せていただきながら進んだ講義でしたが、AKIHITOさんが施した特殊メイクはどれもリアルなものばかりで、ハリウッド映画が製作される過程を垣間見ることができました。

その後、学生に実際の簡単な特殊メイクをしてくださいました。霧吹きと血のりを使って、わずか数分で映画に出てくるような特殊メイクの完成です。

わずか数分で完成した特殊メイク。
そのリアルさに思わす顔をしかめる学生も。

特殊メイクだけでなく、このような
立体タトゥーシールも用意してくださいました。

 

■最後に、AKIHITOさんから学生たちへのメッセージをいただきました。

人を楽しませる仕事をしようとしているみなさんには、どうか「苦労」と「努力」の違いをしっかりわかっていてもらいたいです。「苦労」はただただ苦しいことに耐えることかもしれませんが、「努力」とは、自分で立てた目標を達成するために、自分で決めたことを続けることだと思います。「決めたことを続ける」―それは決して楽なことではありませんから、ただただ苦労の連続だけでは挫けてしまいそうになります。だからこそ、楽しみながら物事を続けていく工夫をすることが大切です。

僕がアメリカに渡って、とても印象的だったことがありました。
それは、アメリカ人は「がんばろうね」と言わないことなんですね。
日本では仕事に取り掛かろうとするとき、「がんばろうね」と激励することが多いですが、そんな時アメリカ人ならこう言うんです「Enjoy!」「Have a fun!」と。
そう、日本語にすると「楽しんでね!」と言ったところでしょうか。決めたことを続けるコツ、それはズバリ「楽しむこと」です。アメリカの制作現場の人たちはこの「楽しむこと」がとても上手だなと感じる場面がとても多いんですね。みなさんもぜひ、「楽しく努力する」そんな心がけでクリエイティブな世界に来て欲しいと思います。

 

一時帰国中のタイトなスケジュールの中、スライドを使ったりメイクの実践をしたりと、とても「楽しく」講義を進める工夫をしてくださったAKIHITOさん。日本には留まらず世界で活躍しているクリエイターの方のお話を間近で聞けて、学生たちにとっても大変刺激的な1日となりました。