作家といえば昔は原稿用紙とペンがあれば仕事ができましたが、今はなんでもデジタルの時代。これから小説家を目指す方は、アナログな方法ではついていけません。
電子書籍なども登場しているように、文字もましてや小説もデータ化する時代なのです。
PCやソフトなど様々な種類のものがどんどん登場していて、それらを駆使して仕事をする小説家は多いですよね。
そこで今回は、小説の執筆の際に必要な道具についてご紹介していきます。
- この記事の監修者
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- 小説・シナリオ学科では、1年次から個別で文章力の指導や、発想心理学、アイデア創造、キャラクター造形、世界観設定などを学び、文章作成における基礎を学びます。また2年次では、シナリオやトレンド分析など売れる作家となるための勉強を行っていきます。
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PC
MacかWindowsか
PCに関してはまず意見が分かれるところではないでしょうか。
MacもWindowsもそれぞれ根強い信者がいますから、それぞれに良いところがあります。それぞれの良いところを比べてみましょう。
Macの場合、まずはルックスに大きなメリットがあります。これは一見、小説とは関係ないと思われますが、創作活動をする上で気分やモチベーションというのはとても大事です。カッコいいMacを使って気分が盛り上がるならそれに越したことはありません。
また、トラックパッドの操作性がすごく良いです。WindowsのノートPCでマウスなしで使用するという人はあまりいませんが、逆にMacBookの場合はマウスを使っている人をほぼ見たことがありません。
次にWindowsの良いところを挙げましょう。Windowsの場合、まず普及率の高さから様々な問題への解決策が世に出回っています。また、フリーソフトの数が多いという点も特筆できます。文章を書くためのテキストエディターの種類も多いので、豊富な選択肢の中から選ぶことができますね。
デメリットのお話をするとMacにおいては価格のネックが大きいようです。
MacBookの中で最も安いMacBook Airで98,800円からと、ある程度お金に余裕がなければ手が出しづらい値段になっています。
Macは基本的にスペックが高く、PCを様々な用途に用いる人にとっては使い勝手の良いものになっているのですが、文章を書くかネットを閲覧するかというくらいの用途の場合には正直そこまでのスペックはいらないという意見が多いです。
逆にWindowsの場合、目立ったデメリットはありません。そのため、特にこだわりがなく文章を書くだけという方であればWindowsを選ぶのが無難かもしれません。
もちろんMacが劣っているわけではないため、見た目などを重視してMacを選ぶというのもアリな選択でしょう。
ノートかデスクトップか
ノート派とデスクトップ派でも意見が分かれるところでしょう。しかし小説を書くという用途で考えるならばノートがおすすめです。
まずノートPCの大きなメリットとして持ち運べるということが挙げられます。
小説を書くとき、いつも同じ場所で作業していると、どうにも思考が停滞してアイデアが浮かばなくなるということが多少なりともあるかと思います。そういった時に近所の喫茶店や公園など、普段と違う環境に身を置くことで気分転換になり、再び作業が捗りますよね。また、外出中に少し時間が空いた時などにも執筆をすることができるため、時間の使い方の幅が広がります。
さらにデスクトップの場合には周辺機器を揃えるのにも一苦労しますが、ノートPCであればPCひとつ買えば始められるため非常に手軽になっています。
ソフト
おすすめ1:Microsoft Word
MicrosoftのWordはテキスト作成ソフトの中でも最もオーソドックスで有名なものではないでしょうか。
プロの小説家の方でもWordを使っているという人はかなり多いようですね。
Wordは書式を揃えるのがとても簡単にできるため、Webでの作品応募や用紙に印刷する際には非常に便利です。
おすすめ2:TeraPad
TeraPadは無料のテキスト作成ソフトで、無料のものの中では最も有名なものかと思われます。
非常に多機能で、章分けや行番号、色分けなどテキスト作成において多種多様に工夫することができます。
しかし小説の執筆という用途で見ると、少々機能過多であると言えなくもありません。プログラミングなどに対応した機能も持ち合わせているため、執筆のために使っていると少し混乱してしまう部分も出てくるでしょう。
まとめ
小説執筆のための道具として、まずはPCをMacにするかWindowsにするかという悩みがあるかと思います。
これは各個人で適したものが違ってくるため、自分の用途や好みなどと照らし合わせて選定する必要があるでしょう。
小説家にとって執筆環境というのは作品に大きく影響する重要な要素ですので、妥協せずよく考えて決めましょう。
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