小説を推敲する方法

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    小説の推敲の方法
    小説を書き終えた後にもう一つ、忘れてはいけない重要な作業として「推敲」があります。
    書いている時には何もおかしく感じなかった箇所でも、後々読み返してみると展開に無理があったり、言い回しに違和感を感じたりする場合というのはありますよね。
    また小説家もパソコンで作業をする時代ですので、夢中で書いていると誤字脱字が目立ってくることは多いですよね。一度書いた文章を読み直すというのは大変煩わしい作業ですが、人に見せる小説を書く上では必要不可欠な作業です。
    ここでは、推敲の際に注意すべきことについてお話ししていきます。

     

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの業界や職業を目指す方のための専門の学校です。小説・シナリオ学科のurlはこちら
    • 小説・シナリオ学科では、1年次から個別で文章力の指導や、発想心理学、アイデア創造、キャラクター造形、世界観設定などを学び、文章作成における基礎を学びます。また2年次では、シナリオやトレンド分析など売れる作家となるための勉強を行っていきます。
    • ライトノベル専攻や文芸小説専攻、ゲームやアニメシナリオライターを目指す人のためのアニメ・ゲームシナリオ専攻があり、それぞれのジャンルに特化した技術を学べますので、 是非、体験説明会に参加してみてくださいね!
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    推敲でチェックすべきこと

    誤字脱字

    推敲の際にまず一番多い直しがこの誤字脱字ではないでしょうか。
    キーボードで打ち込んで文章を書くというのが主流な現在では文字を一筆一筆書いていくわけではないため、注意していても誤字脱字というのは出てきてしまいます。
    小説の内容が素晴らしいものでも、誤字脱字が多いと読む側はどこか拍子抜けしてしまいますよね。作品の見栄えを良くするためにも、誤字脱字は限りなく少なくすることが好ましいです。

    読みやすさ

    推敲の際に確認しておきたいのが、文章の読みやすさです。
    書いている最中にはなかなか気が回らない部分ではあるのですが、読み直してみて気づく読みづらい箇所というのはよくあります。
    句読点が多かったり少なかったり、また一文が長かったりなどすると読む側は気になってしまい、内容に集中できないということが起こってきます。
    文章のテンポやリズムなども気にしてみると、読みやすい文章になるかもしれません。
    また、自分が書いた文章ということは一旦忘れて初見の気持ちで読んでみると読みづらい箇所に気付きやすいですよ。

    言い回し、表現

    文章を読んでいて違和感を感じる点として、言い回しや表現というのもありますよね。
    文章の中でも特に小説のような創作的なものを書いていると、自分の世界に入り込んでいるために独創的な言い回しや表現が多くなるのですが、読み直してみるとそこに違和感を感じたりもするものです。
    そのため、執筆後少し時間を空けて新鮮な気持ちで読み直してみることをおすすめします。また、他の人に読んでもらって意見を貰うというのも効果的ですね。

    賞の応募要項に沿っているか

    賞の応募用に書き上げた小説の場合、応募要項にきちんと則っているかというところもチェックする必要があります。
    文字数制限や書式の指定など、賞の応募要項には細かい規定が定められていることが多いです。せっかくいい作品が出来上がっても応募要項に即していなければ意味がなくなってしまうので、気をつけたいところです。
    また内容に関しても、ジャンルの指定がある場合があります。指定されたジャンルで書いているつもりでも、書き終わってみると違うジャンルのようになっていたということもあり得ますので、重ねて確認しておきましょう。

    なぜ推敲が必要か

    小説は自分以外の他者に読まれることが前提の文章です。そのため読者が滞りなく読めるものが好ましいとされています。
    執筆直後の段階では自分の頭で描いているものをアウトプットして形にしたものですが、そこから人に読ませる作品にするためにブラッシュアップしなければならないのです。
    推敲は、自分の書いた小説に読み物としての価値をつける作業とも言えます。

    推敲をする上で大切なこと

    推敲をする上で何よりも大切なのが、読者視点で読み返すことです。
    推敲は誰のためにするかといえば、読む人のためです。自分が考えたことである以上、自分だけが読む分には推敲の必要はありません。
    初めて読む読者になったつもりで読み返すことで客観的に見ることができ、間違いや一般的におかしい部分にも気づくことができる可能性が高くなります。

    まとめ

    小説家の仕事は執筆ですが、推敲も仕事のうちの一つだということは結構忘れられがちです。
    せっかく苦労して書いた小説でも、推敲をしなかったことで評価が落ちてしまったら勿体無いですよね。
    小説を良作にするか駄作にするかは、推敲の精度によっても左右されるかもしれません。
    ぜひ推敲を習慣化して、より完成度の高い小説を仕上げていきましょう。

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    監修・運営者アミューズメントメディア総合学院 小説・シナリオ学科
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