近年注目されるようになった「eスポーツ」。
ゲームが好きな方にとって、ゲームをプレイして賞金を稼ぐというのはとても夢のある話ですよね。
ただし日本でeスポーツの賞金をもらうには、注意すべき点もあります。
今回は、eスポーツでどれくらい賞金がもらえるのかをランキング形式で確認していくとともに、日本における賞金問題についても触れていきます。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
- アミューズメントメディア総合学院 ゲーム総合学科
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
eスポーツの賞金は国内と国外で異なる
海外では競技人口が多く、定着が進んでいるeスポーツですが、日本ではまだまだマイナーな文化にとどまっています。
その理由の一つとして、賞金問題が挙げられます。
海外では過去に、eスポーツ世界大会の優勝者が415億円を獲得したという事例があります。
それに対して日本はまだ、賞金に関する規定が整備段階にあり、条件によっては最高額で3億円という場合もあります。
厳密に言えば日本国内でもっと高額の賞金がもらえることもあるのですが、これについては記事の後半で詳しくご説明します。
eスポーツの賞金ランキングトップ3
ここからはeスポーツの賞金を、特徴とともにランキング形式でご紹介していきます。
Data2
- 賞金額
- 173,271,037.22ドル(約188億円)
- 特徴
- 5人対5人の2チームに分かれ、敵チームの陣地を破壊するゲームです。
「MOBA」という、チームに分かれて敵陣を破壊することを目的とするジャンルのゲームの元祖と言われます。100種類以上のキャラクターをゲームスタート時から選択でき、さまざまな戦術を考えられるのがData2の魅力です。
CS:GO
- 賞金額
- 69,217,405.65ドル(約75億円)
- 特徴
- 正式名称は「Counter-Strike:Global Offensive」。
テロリスト(T)と カウンターテロリスト(CT)に分かれ、5人対5人で爆弾設置と解除を競うゲームです。こちらは「FPS」という、主人公視点で行うシューティングアクションのジャンルに分類されます。
CS:GOはFPSジャンルのゲームの中でも特に難易度が高いですが、他のeスポーツに比べてプレイヤー数や大会数は非常に多く、人気の高いゲームです。
Fortnite
- 賞金額
- 20,080,503.95ドル(約22億円)
- 特徴
- ソロプレイ・チームプレイを選択し、最後の1人になるまで生き残ることを目的としたゲームです。
「TPS」と呼ばれる、第三者視点で武器などを用いて戦うアクションゲームのジャンルに属します。
このゲームには、資材を集めながら建築して陣地を作るクラフト要素があるのが特徴です。
日本では家庭用ゲーム機用のソフトとしても発売しているので、なじみのある方もいるのではないでしょうか。
日本で発生しているeスポーツの賞金問題
さてここからは冒頭で少しご紹介した、日本でのeスポーツの賞金問題について見ていきましょう。
プロライセンスがないと賞金を満額もらえない
少なくとも今の日本では、日本eスポーツ連合(JeSU)が発行したプロライセンスを持っていない場合、賞金を満額もらえない可能性があります。
なぜなら、プロライセンスの保有者でなければ、賞金が「仕事の報酬」という扱いにならず、景品表示法が課されて10万円の上限がついてしまうからです。
ただしこれはあくまで現段階での話であり、プロライセンスの有無が賞金額に影響するかは、未だに議論が続いています。
参考URL:
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/19/news114.html
年齢制限によって賞金を満額もらえない
上でも触れたJeSUはeスポーツの振興を目的とし、さまざまなプロライセンスを発行しています。
JeSUが発行するプロライセンスには、13歳以上15歳未満を対象としたジュニアライセンスもあり、これには賞金を受け取る権利を放棄するという規約があります。
持っていると損をするようにも見えるライセンスですが、持っていないとプロとして認められず出場できない大会もあるため、保有するメリットもあるのです。
これには「子供が賞金を受け取ることが、労働基準法の中で禁止されている児童労働に当たるかどうか」といった議論の余地もあり、今後変わっていく可能性もあります。
参考URL:
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1909/19/news114.html
eスポーツ業界で確実にお金をもらいたいなら
日本でプレイヤーとして活躍するにはまだ課題が多いeスポーツですが、市場はだんだん拡大し、つくり手の需要は増えてきています。
そのためeスポーツに関わる仕事に就きたいなら、プレイヤーではなく制作者になるという選択肢もあります。
またプレイヤーは大会の成績に収入が大きく左右されますが、制作側であれば一定の収入が得られるというメリットも。
eスポーツ業界で確実にお金をもらいたいなら、制作者として活躍することを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
日本で「eスポーツに関わる仕事に就き、お金を稼ぎたい」と思ったとき、プレイヤーにはまだ賞金問題の課題がありますが、つくり手としてなら安定した収入が得られます。
eスポーツ市場の拡大とともに、つくり手の需要もどんどん増えてきています。
また制作側になれば、毎月の給料が約束されるというメリットもあります。
eスポーツのつくり手をめざすには、ゲーム制作の基礎的な知識が必要です。
またシューティングやアクションの要素が多いeスポーツは、VRやARといった最新の映像技術と相性が良いため、そうした技術もあるとeスポーツ制作で活躍の場が広がります。
アミューズメントメディア総合学院のゲーム制作に関わる学科では、ゲーム制作の基礎的な知識はもちろん、VR・ARコンテンツに特化したカリキュラムもあります。
eスポーツをつくりたい方にぴったりの授業が受けられる、アミューズメントメディア総合学院。
eスポーツ制作に興味を持った方はまず、資料請求や体験説明会に申し込んでみてくださいね。
東京でeスポーツ業界を目指されている方は「アミューズメントメディア総合学院」で学びませんか?
eスポーツに関わるお仕事に就きたいと考えている方は、東京のアミューズメントメディア総合学院のゲームクリエイター学科、ゲーム・アニメ3DCG学科への入学を検討してみてはいかがでしょうか。
どちらの学科でも、プロの現場で活躍するための経験・スキルを身につけることができます。ご興味がある方は、以下のリンクをご覧ください。
- アミューズメントメディア総合学院
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監修・運営者 | アミューズメントメディア総合学院 ゲームクリエイター学科・ ゲーム・アニメ3DCG学科 |
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