eスポーツではさまざまなジャンルのゲームが競技として採用されており、中でもメジャーなのがFPSです。
しかし、どのゲームがFPSとして扱われているのか分からないという方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は「FPS」とは何かを踏まえつつ、eスポーツとして扱われている「FPS」作品を紹介していきます。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
- アミューズメントメディア総合学院 ゲーム総合学科
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
FPSとは?
FPSとは、「ファーストパーソン・シューター(First Person shooter)」の略称です。
シューティングゲームの一種であり、主人公本人の視点(一人称視点)でゲーム中の世界や空間を自由に移動でき、武器や素手などを用いて戦うアクションゲームのスタイルを指します。
この「FPS」は、eスポーツの中でも最も人気のジャンルで、大会規模や賞金額、参加者の数においてもトップクラスです。
ゲーム性、ウォッチビリティ、カルチャー、コミュニティーといったeスポーツの要素が詰まっていることが人気の理由でしょう。
eスポーツ対象のFPSゲーム
次にeスポーツ対象のFPSゲームを見ていきます。
レインボーシックスシージ
レインボーシックスシージとは、トムクランシー原作の「レインボーシックス」を題材にしたゲームソフトです。
ゲーマーからは「R6S」や「虹6」という略称で呼ばれています。
レインボーシックスシージは、包囲(Siege)の名の通り、屋内での包囲作戦が主体になっています。
チーム戦術を重視したゲームデザイン、試合中のリスポーン(復活)を撤廃するなど、従来のシリーズ作のようなタクティカルシューターとして原点回帰した一面もあり、プレイヤーの評価は肯定的で安定しています。
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS (PUBG)
PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS (プレイヤーズアンノウンズ バトルグラウンズ 略称PUPG)は、韓国のデベロッパーBlueholeの子会社であるPUPG Corporationによって開発されたバトルロワイヤルゲームです。
ゲームの内容を端的に表すと、8km x 8kmの広さの孤島に最大100人のプレイヤーが一堂に集まり、武器やアイテム、乗り物を駆使して最後の1人になるまで試合を行うといったものです。
プレイヤーが徐々に減っていく独自の緊張感や、建物や岩陰、車などのリアリティある設計が多くの人を魅了し、現在では400万人以上のユーザー数を誇ります。
コール・オブ・デューティー(Call of Duty)シリーズ
コール・オブ・デューティー(Call of Duty)シリーズは、戦争をテーマにしたFPSで、さまざまな戦地を舞台に、一兵士として戦いをくぐり抜けていきます。
シリーズを通してスクリプトを利用した演出が多用されており、特にキャンペーンモードでは、従来ならムービーで描かれたようなダイナミックなイベントがプレイヤーの視界の中でリアルタイムに起こることで、映画的な没入感を味わえるのが特徴です。
演出以外にも、味方との共闘を体感させてくれるゲームバランスや、AIのモーションの多彩さ、叫び声や飛び交う弾丸が掠れるなどの音による臨場感も、戦場の雰囲気をリアルに描き出しています。
オーバーウォッチ(Overwatch)
Overwatchは、未来の地球を舞台に、さまざまな特殊能力を持つヒーローなって、6人ずつのチーム対チームで対戦するアクションシューティングゲームです。
ヒーローの能力は4つのロール(役割)をベースに差別化されており、武器は1〜2種類と固定されているため、FPS初心者でも入りやすいゲームシステムになっています。
また、リスポーンエリアにいればいつでも使用するヒーローを切り替えることができ、状況によって使い分けることが可能です。
ヒーローによってはエイム(照準の技量)を必要としない武器を持ち戦うので、FPS未経験の人でもそれなりに戦うことができますし、練習すれば他のFPSへの入口にもなります。
フォートナイト(Fortnite)
フォートナイト(Fortnite)は、PUPGと同じく、生き残りを賭けて戦うバトルロワイヤルゲームです。
100人で島に降りて、最後の1人になるまで戦い、生き残った人が勝利(ビクトリーロイヤル)となります。
もちろん復活はなく、敵にキルされるとロビーに戻されて、いわゆるゲームオーバーになります。
ここまではPUPGと同じようなゲームシステムですが、フォートナイトには建築(クラフト)というオリジナルの要素があります。
キャラクターはツルハシ(収集ツール)を最初から装備しており、集めた資材で壁や階段などを作ったりして自分に有利な地形を築きながら戦います。
これがフォートナイトの最大の特徴と言えるでしょう。
日本でFPSのプロゲーマーになるのは難しい
ここまで、eスポーツのFPSとして扱われているゲームを紹介してきました。
「FPSを極めて、プロゲーマーになりたい!」と考えている方もいるのではないでしょうか。
しかし、実際にはFPSでプロゲーマーになるのは難しいと言えます。
現在の日本は、景品表示法や風営法、賭博罪などさまざまな法律が絡む関係で高額な賞金を出すことが難しく、選手の育成もままならない状態が続いているからです。
この現状を打破しようとする動きは続いていますが、今のところ賭博規制と景品表示法をめぐる問題は解決されていません。
また、日本ではeスポーツの認知度があまり広まっておらず、海外に比べて選手や観客の数が少ないです。
以上のような理由から、eスポーツ業界への就職を目指すなら違う方法をとるのがおすすめです。
将来eスポーツ業界で働きたい人へ
それでも将来eスポーツ業界に携わりたいという人は、eスポーツと関わりのある職種に就くことを目指しましょう。
eスポーツに関わりのある職種として挙げられるのは、まずはゲームプログラマーやゲームプランナーです。
それらの仕事では専門的な知識や技術が求められるので、スクールに通うなどして基礎から学んでいく必要があります。
スキルを効率良く習得するためにオススメなのが、ゲーム制作について学べる専門学校やスクールに通うことです。
中でもアミューズメントメディア総合学院のゲーム制作に関わる学科では、基礎から「ゲームプログラマー」や「ゲームプランナー」としてのスキルを身につけていくことができます。
将来eスポーツに携わる仕事がしたいという方は、まずは資料の請求などを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
これまでFPSの意味やeスポーツ対象のFPS作品について紹介させていただきました。
FPSとは一人称視点のシューティングゲームのことで、ゲームを通じてリアリティや臨場感を体感できるのが特徴です。
現在ではeスポーツのメジャーなジャンルとなっており、大会規模や参加者の数もトップクラスです。
FPSをまだプレイしたことがないという方は、これを機に始めてみるといいでしょう。
東京でeスポーツ業界を目指されている方は「アミューズメントメディア総合学院」で学びませんか?
eスポーツに関わるお仕事に就きたいと考えている方は、東京のアミューズメントメディア総合学院のゲームクリエイター学科、ゲーム・アニメ3DCG学科への入学を検討してみてはいかがでしょうか。
どちらの学科でも、プロの現場で活躍するための経験・スキルを身につけることができます。ご興味がある方は、以下のリンクをご覧ください。
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監修・運営者 | アミューズメントメディア総合学院 ゲームクリエイター学科・ ゲーム・アニメ3DCG学科 |
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