バフ・デバフとは?よく使われるゲーム用語の意味を解説

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  • ゲームをプレイしていると、よくバフ・デバフという言葉を耳にすることはありませんか?しかし、ゲーム初心者の中には、このバフ・デバフの意味がわからないという方もいらっしゃるでしょう。

    この記事では、バフ・デバフの意味はもちろん、似ている意味を持つゲーム用語についても解説していきます。

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。ゲームクリエイター学科のurlはこちら
      多くの卒業生は、セガゲームス、カプコン、レベルファイブ、スクウェア・ エニックスなどといった有名ゲーム企業に就職をし、ゲームの開発に携わっています。
      入学する学生の95%は未経験ですが、1年生からゲーム開発の実践に携わり、短期間でゲームプログラマーとしてのスキルの習得を目指しています。ご興味がある方は、実際にゲーム開発が出来る体験説明会に来てくださいね!
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    バフ・デバフとは

    バフ・デバフとは

    バフ・デバフの意味が分からないという方のために、バフ・デバフという言葉の意味や語源、使われるようになったきっかけや派生語について、お話ししていきます。

    バフとは

    バフとは、ゲーム内においてキャラクターの能力を強化すること、または強化する効果を意味します。

    バフは、自分や見方のキャラクターの能力値やステータス(攻撃力や防御力、素早さなど)を上昇させ、有利な状況に導くためのものです。

    ドラゴンクエストシリーズで言うと、攻撃力を上げるバイキルトや防御力を上げるスカラ、ファイナルファンタジーシリーズで言うと、素早さを上げるヘイストや魔法防御力を上げるシェルが例に挙げられます。

    バフはあくまで、能力値やステータスを強化するものを指し、減少したヒットポイントの回復などはバフとは呼ばれません。

    また、バフの効果は一般的に永続的ではなく、一定の時間が過ぎると元の状態に戻るものとされています。永続的な効果があるものは、パッシブ効果、ボーナス、クラフトなどと言い、バフと区別されることが多いです。

    デバフとは

    デバフはバフの対義語で、ゲーム内においてキャラクターの能力を弱体化させること、または弱体化させる効果のことです。

    バフが自分や味方のキャラクターの能力値・ステータスを上昇させるのに対して、デバフは相手のキャラクターの能力値・ステータスを悪化させて弱体化させ、有利な戦況に導きます。

    ドラゴンクエストシリーズで言うと、防御力を下げるルカニや素早さを下げるボミオス、ファイナルファンタジーシリーズで言うと、素早さの行動を遅くするスロウや魔法を封じるサイレスが例に挙げられます。

    デバフの効果には様々なものがありますが、敵に継続的なダメージを与える効果のことはスリップやdotなどと言い、デバフと区別されることが多いです。しかし、dotを付与する毒状態にする効果はデバフと呼ばれる場合もあります。

    バフ・デバフの語源

    バフ・デバフそれぞれの言葉の語源をご紹介していきます。まず、バフは英語で表記すると”buff”となり、これはバッファローに由来する言葉です。

    バフという言葉はもともと、バッファロー・鹿などの獣の皮を表し、「皮革のようなもので金属・床・靴などを磨く」といった意味があります。後に、「たくましい、肉体的に優れている力自慢の」といった形容詞としても使われるようになりました。

    それが転じて、肉体を強化(パワーアップ)する=ステータス強化という意味合いで、ゲーム用語としてバフが使われるようになったとされています。

    一方、デバフは英語で表記すると”debuff”となり、“buff”という単語の頭に、「分離、下降、否定、反対」などと意味する”de”が付いた言葉です。この”de”を付けることで、”buff”とは正反対の意味を表す単語として成り立ちます。

    “debuff”は”buff”と異なり、ゲーム用語として流通している言葉なので、辞書などには記載されていません。

    バフ・デバフが使われるようになったきっかけ

    バフ・デバフが使われるようになったきっかけは諸説ありますが、もともとは「Dungeons & Dragons」などのテーブルトークRPG(テーブルを囲んで会話しながら遊ぶアナログのロールプレイングゲーム)で使われていました。

    テーブルトークRPGにおけるバフも、現在のゲームと同じように、自分や味方のステータス強化を意味します。

    また、1990年代後半から2000年代前半ごろに、「Anarchy Online」や「Everquest」といったオンラインコミュニティで、バフという言葉が使われ始めたという説があります。

    「Ever Quest(エバークエスト)」のゲーム内に、プレイヤーのHP(ヒットポイント)を増やす魔法があり、それがバッファーと呼ばれ、バフやデバフ、バッファーという言葉がゲーム用語として定着したそうです。

    バフ・デバフの発祥は諸説ありますが、2000年前後にゲーム用語として使われ始めたことは確かであると言えるでしょう。

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    バフ・デバフの派生語

    バフ・デバフから派生したゲーム用語はいくつかあります。それぞれの派生語の意味をご紹介します。

    ・「Buffer(バッファー)
    自分や味方に対してバフを与える技や魔法に特化した職業・キャラクターです。

    ・「Debuffer(デバッファー)
    敵に対してデバフを与える技や魔法に特化した職業・キャラクターです。

    ・「Enchanter(エンチャンター)
    バッファーと同じ意味で使われます。魔法をかけるといった意味の英語「enchant(エンチャント)」から派生した用語です。「バッファー」と「エンチャンター」は同じ意味の用語だが、ゲームタイトルごとで呼び方が変わります。

    バフに似ている言葉とそれらとの違い

    バフに似ている言葉とそれらとの違い

    バフに似ているゲーム用語はいくつか存在します。それらの言葉と意味の違いについて解説していきます。

    パッシブ効果、ボーナス、クラフト

    バフはステータスの強化を意味しますが、その効果は一時的なもので、一定の時間が経過すると元の状態に戻るものを指します。

    ステータスを強化する効果が、戦闘や試合終了時まで永続的に続くものはバフではなく、「パッシブ効果」、「ボーナス」、「クラフト」などと言い、一般的にはバフと区別されます。

    ビーフアップ、アッパー調整

    運営側がゲームのバランス調整をする目的でアップデートを行い、特定のキャラクターのステータスや技を強くなるように上方修正されることがあります。

    これは「ビーフアップ」や「アッパー調整」と呼ばれ、ゲーム内の一時的な強化を意味するバフとは異なるので、注意しましょう。

    デバフに似ている言葉とそれらとの違い

    デバフに似ているゲーム用語もいくつか存在しています。それらの言葉と意味の違いについて見ていきましょう。

    ペナルティ、パッシブ効果

    基本的にはデバフもバフと同様に一時的な効果を指すので、戦闘や試合終了まで弱体化が続く効果の場合は、「ペナルティ」や「パッシブ効果」などと呼ばれます。

    「ペナルティ」や「パッシブ効果」はほとんどのタイトルで、デバフは区別されていることが多いです。

    ナーフ

    運営がゲームバランス調整のためにアップデートを行い、特定のキャラクターのステータスや技を弱体化(下方修正)することもあります。これは俗に「ナーフ」と呼ばれており、「ビーフアップ」「アッパー調整」の対義語です。

    バフ・デバフの例文

    バフ・デバフというゲーム用語は、実際の会話や文章でどのように使われているのでしょうか。例文をご紹介します。

    • これは味方の攻撃力を上げるバフが付与できる万能技なので、絶対に使うべき!
    • 行動を遅くするデバフをかけないと、この敵を倒すのはかなりきつい。
    • 新たに登場するクラスのユニークなバフ・デバフ効果やアクションを紹介!
    • 何重にもバフをかけたのに、結局ボスに勝てなかった。
    • 今週の目標は、この最強ランクの2体をバフなしで倒して、スコア報酬を全部もらうことです!

    まとめ

    バフは、ゲーム内で一時的にキャラクターの能力を強化すること、または強化する効果を意味し、デバフは反対に弱体化させることを意味します。

    バフとデバフを上手に活用していくことで、ゲームがより奥深く、魅力的なものになるはずです。

    ゲームを始めたばかりの初心者の方は、バフ・デバフなどのゲーム用語の意味を理解すると同時に、プレイするゲームのシステムを理解する必要があります。

    そのゲームのバフにはデバフを与えるスキルや技など、基本的なデータを覚えていくことでゲームが少しずつプレイしやすくなるでしょう。

    既にプレイヤーが大勢いるゲームをこれから始めるのは抵抗があるかもしれませんが、ひとつずつ学んでいくことで確実にレベルアップしていけるはずですよ。

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