ゲームセンターによく遊びに行く人であれば、「格闘ゲーム」の筐体を一度くらいは見たことがあるでしょう。
「格闘ゲーム」は競技性が高いことから、eスポーツの競技としても扱われており、世界中にコアなファンが存在します。
このページでは、「格闘ゲーム」とは具体的にどういったゲームなのか、またeスポーツではどのような「格闘ゲーム」のタイトルが扱われているのかを紹介していきます。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
- アミューズメントメディア総合学院 ゲーム総合学科
- アミューズメントメディア総合学院には、ゲームクリエイター学科・ゲーム・アニメ3DCG学科があります。
- 学科を越えてゲーム制作実習ができ、カプコンやスクウェア・エニックスなど、大手ゲーム制作会社への就職実績が多いのも魅力です。
格闘ゲームとは
格闘ゲームとは、キャラクターを操作しプレイヤーやCPUと1対1の格闘技形式で対戦するゲームのことです。
ファンの間では「格ゲー」という略称で親しまれています。
基本的には対人戦がメインであり、人間同士の手に汗を握る駆け引きが醍醐味の1つと言えます。
多くの場合、決められた体力バーを0まで減らすとKO(ノックアウト)となり、1ラウンドもしくはそのゲームの勝者となります。
体力とは別のゲージが設定されているゲームも多く、それを消費することで強力な必殺技を使用することができます。
「格闘ゲーム」はゲームの性質上、偶発的な要素が少なく、PS(プレイヤースキル)が勝敗を大きく左右します。
そのため「格闘ゲーム」で勝つためには単純なスキルはもちろん、いかなる状況でも普段通りにプレイできるようなメンタルの強さも求められます。
このような競技性の高さから、eスポーツの場では格闘ゲームのタイトルが扱われることが多いです。
大会には世界各国から猛者達が集まり、賞金を賭けて白熱のバトルを繰り広げます。
eスポーツ対象の格闘ゲーム一覧
eスポーツ対象の格闘ゲームタイトルには、主に以下のようなものがあります。
- ストリートファイターシリーズ
- デッドオアアライブ(DEAD OR ALIVE)シリーズ
- 鉄拳シリーズ
- バーチャファイターシリーズ
- ソウルキャリバーシリーズ
それぞれを詳しく解説していきます。
ストリートファイターシリーズ
数ある格闘ゲームシリーズの中でも代表的なのが、ストリートファイターシリーズです。
ストリートファイター(初代)は1987年にアーケードゲームとしてリリースされ、現在の格闘ゲームの基礎を作り上げたシリーズとされています。
続編のストリートファイターⅡは大ブームを巻き起こし、社会現象となり格闘ゲーバブルを各メーカーに波及させた作品となりました。
ストリートファイターでお馴染みの3種類のパンチキックと必殺技、対戦システム、ボーナスステージという要素は、この時点で既に完成されていました。
現在、本シリーズはⅤまで登場しており、今後も新たなシリーズが出てくることが予想されています。
デッドオアアライブ(DEAD OR ALIVE)シリーズ
デッドオアアライブ(DEAD OR ALIVE)は、セガの「バーチャファイター」が開拓した3D格闘ゲームブームの時流にあった1996年にアーケードゲームして登場しました。
最大の特徴は、パンチやキックといった打撃技とガードを破れる投げ技という2大概念とは別に、攻防一体のホールドという掴み技を考案・導入した点です。
打撃は投げに勝ち、投げはホールドに勝ち、ホールドは打撃に勝つという三すくみの関係で成り立っています。
鉄拳シリーズ
鉄拳シリーズは1994年にアーケードとして稼働した3D格闘ゲームのシリーズで、キャラクターの四肢に対応させた4つの打撃ボタンや空中コンボ、10連コンボなどの独自のシステム、そしてロボットや怪物などの個性的なキャラクターが多いのが特徴です。
リリース当時はセガの「バーチャファイター」が全国各地のゲームセンターで人気を博していたこともあって、注目度はそれほど高くありませんでした。
しかし家庭用では、バーチャファイターが当時はセガ系ハードでしか移植されず、「鉄拳」はPlayStationソフトとして移植されたことにより、3D対戦型格闘ゲームとしての地位を徐々に確立していきました。
バーチャファイターシリーズ
バーチャファイターシリーズは、セガグループから発売された3D対戦型格闘ゲームのシリーズです。
本シリーズは「操作の上手さではなくセンスで勝負する」をコンセプトに、8方向レバーとパンチ、キック、ガードの3つのボタンで戦う仕組みとなっており、操作がシンプルで自由度が高く、キャラクターごとに多彩な連携技を持つのが特徴です。
ソウルキャリバーシリーズ
ソウルキャリバーシリーズは、バンダイナムコゲームズが1996年にアーケードとして発売した「ソウルエッジ」の続編、「ソウルキャリバー」から続く一連のシリーズです。
ゲーム内容としては、人間の魂を喰らう邪剣「ソウルエッジ」とソウルエッジを破壊するための霊剣「ソウルキャリバー」を巡り、国籍も人種も違うさまざまな登場人物が己の獲物と技を尽くして戦うといったものです。
格闘ゲームでありながら剣劇を題材にしているのが本シリーズ最大の特徴で、登場キャラクターは全員剣を握っています。
プレイヤーは方向キーと4つのボタンでキャラクターを動かし、剣による白熱の攻防を繰り広げます。
日本で格闘ゲームのプロゲーマーとして安定した収入を得るのは難しい
自分の得意な格闘ゲームがあれば、それを極めてプロゲーマーになりたい、と考えている方もいますよね。
しかし、日本で格闘ゲームのプロゲーマーとして継続的な収入を得るのは難しいと言える現状があります。
それは、日本では賭博規制や景品表示法といった法律が定められていることから、海外のように高額な賞金を出すことが難しい状態が続いているからです。
また、日本ではそもそもeスポーツという言葉がそれほど広まっておらず、選手や観客の数、大会やイベントの開催頻度は海外に比べて少ないです。
以上のような理由から、格闘ゲームのプロゲーマーとして日本で安定した収入を得るのは難しく、目指すのはある程度のリスクを覚悟しなくてはならないと言えるでしょう。
eスポーツ業界で働くには
格闘ゲームでプロゲーマーとして活動するのは難しくても、eスポーツに関わる仕事がしたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのは、ゲームプログラマーやゲームプランナーといったeスポーツと関わりのある職種に就くことです。
ただ、それらの仕事に就くためには、プロとして仕事をこなせるくらいのスキルを身につけなければなりません。
まずは、ゲーム制作について学べるスクールなどに通って、基礎から学ぶのが近道となります。
中でもアミューズメントメディア総合学院のゲーム制作に関わる学科では、基礎からゲーム制作に関するノウハウを身につけていくことができます。
まとめ
ここまで、「格闘ゲーム」の意味やeスポーツ対象の「格闘ゲーム」タイトルを紹介させていただきました。
格闘ゲームは偶発的要素が少なく、PS(プレイヤースキル)がどれだけあるかで勝敗が分かれます。
その競技性の高さから、eスポーツの場では格闘ゲームのタイトルが扱われることが多く、選手達は日頃の練習の成果をぶつけ合います。
格闘ゲームでゲームの楽しさに魅せられた方は、ぜひゲームを制作する側としての仕事にも興味を持ってみてはいかがでしょうか。
東京でeスポーツ業界を目指されている方は「アミューズメントメディア総合学院」で学びませんか?
eスポーツに関わるお仕事に就きたいと考えている方は、東京のアミューズメントメディア総合学院のゲームクリエイター学科、ゲーム・アニメ3DCG学科への入学を検討してみてはいかがでしょうか。
どちらの学科でも、プロの現場で活躍するための経験・スキルを身につけることができます。ご興味がある方は、以下のリンクをご覧ください。
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