
漫画を描く仕事と言えば漫画家ですが、漫画家のアシスタントとして生計を立てている人もいます。
漫画家のアシスタントは、どんな仕事をしているのでしょうか。
その実態を、1日を追う形式で見ていきましょう。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるイラスト、ゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの業界や職業を目指す方のための専門の学校です。イラスト・マンガ系学科をお探しの方はこちら。
- 1年次は基礎画力の徹底と、応用した表現力を向上し、2年次で就職・デビューを意識したエンターテイメント性を高めるカリキュラムで、2年で未経験者をプロとして育成していきます。
- こちら。
漫画家のアシスタントの1日とは
漫画家のアシスタントの1日は、次のような流れが基本です。
ただ職場によって流れや条件は違うので、個々の求人情報でしっかりチェックしておく必要があります。
出勤
毎日決まった時間に、仕事場へ出勤します。
交通費は支給されることが多いです。
職場によって始業時間はさまざまで、10時や12時などの場合もあれば、18時から開始する場合もあります。
いずれにしても、一般的な会社勤めに比べれば遅めのスタートとなるでしょう。
泊まりの場合も、開始・終了時間はきっちり決められていることがほとんどです。
漫画家の先生から指示を受けて、作業を始める
出勤したらすぐ、漫画家の先生から作業の指示があります。
具体的には、背景や効果線といった、キャラクター以外の描き込みに関する指示が多いです。
またアシスタントは、ペン入れ・ベタ塗り・トーン貼りといった仕上げの工程も担当します。
作画だけではなく、家事を担当したり、画材や食事の買い出しに行ったりなどの雑務を担当することもあります。
休憩
食事も兼ねて、1時間ほどの休憩があります。
食事は外食したり、誰かが買い出しに行ったり、先生の家族が用意したりと、さまざまなパターンがあります。
勤務時間が長い場合、昼ごはんと夜ごはんのタイミングで、それぞれ1時間ずつ休憩が入ることもあります。
作業を再開する
再び、作業を開始します。
作業時間は1日8時間〜12時間ほどですが、締切間際は徹夜や泊り込みになる場合もあります。
ただ徹夜や泊り込みは強制ではなかったり、別途手当が出たりといった措置が取られることが多いです。
通いと在宅の違い
上でご紹介したアシスタントの1日は、先生の作業場まで通う場合のものですが、最近では在宅での漫画家アシスタント募集も増えています。
在宅の場合も、基本的に1日の流れに大きな違いはありません。
ただ、先生とチャットツール上でやり取りする、雑務を頼まれることがなくなるといった点で、通いとは異なります。
また1コマいくらといった歩合制の案件では、勤務時間に決まりがなく、一定の期間内で自由に作業するといった形式が取られています。
歩合制の場合、時間に融通が利く一方で、収入が変動的になるというデメリットもあります。
漫画家アシスタントとして1日働くための注意点
漫画家のアシスタントは、ほぼ1日中漫画を描く作業に集中できるので、技術力を上げるにはうってつけの仕事です。
漫画を描くスキルを上げるために、アシスタントになりたいという方も多いでしょう。
ただし漫画家のアシスタントとして働くためには、注意しなければならない点があります。
睡眠時間はきちんと確保する
漫画を描き始めたら、寝るのも忘れてついつい描き続けてしまったという経験はありませんか?
十分な睡眠を取らないまま漫画を描いても、作業効率が下がって、良いものが出来上がりません。
また睡眠時間を極端に削った生活を続けて、若いうちに亡くなってしまったというケースもあります。
先生の作品のクオリティを下げないためにも、そして自身の健康のためにも、睡眠はしっかり取るようにしましょう。
他のアシスタントとの関係性も大切に
プロの漫画家は、アシスタントを複数人雇っていることが多いです。
特に通いの場合、自分以外のアシスタントは作業や雑務を分担する大切なパートナーとなります。
漫画家のアシスタントの職場は、一般企業とは違う特殊な環境ですが、人間関係を大切にすると仕事が円滑にできるという点では共通しています。
漫画家のアシスタントをするときはぜひ、他のアシスタントと協力して仕事をするという意識を持ってください。
漫画家のアシスタントについてもっと知りたいなら
漫画家のアシスタントの1日や、なり方についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
今回ご紹介した以外にも、漫画家のアシスタントをめざすなら知っておきたい情報がたくさんあります。
アミューズメントメディア総合学院のオープンキャンパスでは、将来マンガに関わる仕事をしたい方は見逃せない情報を聞くことができます。
気になった方はぜひ、オープンキャンパスに参加してみてくださいね。
東京で漫画家を目指されている方は「アミューズメントメディア総合学院」で学びませんか?
東京のアミューズメントメディア総合学院のイラスト系学科では数々の雑誌・出版社で卒業生が活躍中!100人100通りの就職サポートで「マンガ家アシスタント」「編集プロダクション」「ゲーム制作会社」等を目指せます!
「AMG出版」を通じて、在学中からプロの制作現場が体験できるほか、卒業生の漫画家や出版社とのつながりを利用して、アシスタントをめざすことも可能。
業界との強いコネクションができるのも、入学する大きなメリットと言えます。
ご興味がある方は以下のリンクをご覧ください。
大阪で漫画家を目指されている方は「大阪アミューズメントメディア専門学校」で学びませんか?
大阪アミューズメントメディア専門学校ならAMGグループが提供する「参学共同プロジェクト」で在校中からプロの商品開発に参加できます。
さらに、業界とのつながりを利用できるようになるのも大きなメリットです。
個人ではなかなかつくれない、出版社や漫画家とのコネクションから、アシスタントをめざすこともできます。
300名以上が受賞・デビューを達成している大阪のマンガイラスト学科にご興味がある方はこちら>>
監修・運営者情報
監修・運営者 | アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科 |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区東2-29-8 |
お問い合わせ | 0120-41-4600 |
詳しくはこちら | https://www.amgakuin.co.jp/contents/chara/ |