漫画を紙芝居のように表現する動画は、YouTubeなどでもよく見かけるようになりました。
自分でも作れたら面白そうですよね。
ただ「作り方が分からない」「動画編集って難しそう」という気持ちから、なかなか制作に踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは漫画の動画の作り方について、読まれるポイントと併せてご紹介していきます。
- この記事の監修者
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漫画動画は外注で作られることが多い
漫画が動画になるまでに、さまざまな行程があります。
作り方としては、ストーリーを考え、漫画を描き、動画編集をし、声を入れるという作業がありますが、これを全て1人でやるのはかなりの労力や時間がかかります。
また「もともと漫画作りや動画編集が好きで漫画動画にも興味を持った」というケースも多いと思いますが、アフレコまで自分でできるという方はなかなかいないですよね。
こうした理由から、漫画動画を作るときは行程ごとに外注することが多いです。
1人で漫画動画を作るのに必要なもの
それでも自力で漫画動画を作りたい方のために、ここからは1人でやる漫画動画の作り方についてご紹介していきます。
脚本
まずは脚本、つまりストーリーを考える必要があります。
これは動画漫画に限らず、漫画を作る際にも必要な行程です。
後半でまた詳しく説明しますが、脚本作りは漫画動画の作り方の中で、最も重視すべき作業です。
できれば独学ではなく、プロからきちんと学んだ方が良いでしょう。
動画時間に応じた作画
漫画動画では、動画時間に応じた枚数の漫画を描きます。
人物がなめらかに動くアニメーションとは違い、大量の枚数が必要になるわけではありませんが、5分程度でも20枚前後の作画が必要です。
動画編集ソフト
プロも使う本格的な動画編集ソフトは「Adobe Premiere Pro」ですが、そこまでハイスペックな機能がなくても漫画動画は作れます。
動画編集ソフトには、無料のものも多くあります。
特に「AviUtl」は、静止画をつなげて動画にしたりサウンドをつけられたりするので、漫画動画の制作に適しています。
漫画動画の作り方とポイント
漫画動画作りは、ハードルが高いように感じたかもしれません。
それでも1人で漫画動画を作ってみたいという方のために、ここからは漫画動画の作り方を、工程ごとにご紹介します。
脚本を作る
まず大まかな話の流れ(プロット)を考え、脚本を作ります。
漫画を人に読んでもらうには、ストーリーを面白くすることが特に重要です。
ここの作業は特に力を入れて、誰に何を伝えたいのかを考えながら脚本を作ると良いでしょう。
今流行っている漫画のストーリーはどういうものかを意識しながら、「読みたい!」と思ってもらえるようなストーリーを考えましょう。
作画を作成する
作画は、デジタルで行うと良いでしょう。
特に「CLIP STUDIO PAINT」は、漫画制作に適したソフトです。
デジタルが苦手な方はアナログでも良いですが、動画化する時にパソコンに取り込む作業が発生するので、できればデジタルをおすすめします。
また動画漫画の場合は、書き込みがていねいな漫画よりも、見やすく万人受けする絵柄の漫画が好まれます。
漫画を動画にする
漫画が完成したら、1枚1枚つなぎ合わせて動画にします。
動画編集ソフトの「AviUtl」は、専門用語の解説と一緒に操作方法を説明するホームページがいくつかあるので、初心者にも使いやすくおすすめです。
このとき、人の目線に合わせて画面を動かしたり、長すぎず短すぎないタイミングで切り替えたりという細かい作業が発生します。
見る人が飽きず、スムーズに読み進められる動画をめざしましょう。
声を入れる
動画をよく見ながら、最適なタイミングで声を入れていきます。
声を入れるときには、注意するべき点がたくさんあります。
画面が切り替わるタイミング・滑舌・声の大きさ・マイクとの距離・感情の込め方…など、すぐにできるものではありません。
ナレーションは、素人かプロかすぐに分かってしまいます。
動画全体の出来に関わるので、クオリティを上げたいところですね。
動画を編集する
声まで入れたら、あとは最終段階です。
効果音やBGMをつけたり、タイトルやオープニング映像を入れたり、1つのコンテンツとして仕上げます。
有名な動画は本編だけでなく、タイトルなど細部の作り方にまでこだわっているものが多いです。
もっとクオリティの高い漫画動画を作りたいなら
漫画動画の制作は時間や労力のかかるものですが、クオリティが高くなるほど多くの人に視聴されます。
漫画動画のクオリティを上げるには、それぞれの工程のレベルを上げる必要があります。
アミューズメントメディア総合学院のマンガイラスト学科では、「CLIP STUDIO PAINT」を使った授業や、ストーリーを考える授業があるので、漫画動画制作に必要なスキルを身につけることができます。
まとめ
漫画動画の作り方について見ていきましたが、いかがでしたか?
本来は工程ごとに外注される漫画動画ですが、すべて外注すると自分はディレクターの立場となり、実際に手を動かして制作することができません。
自分の手で漫画動画を作りたいなら、自分でできる工程を増やすと良いでしょう。
漫画動画の制作に必要なスキルは、アミューズメントメディア総合学院のマンガイラスト学科で身につけるのがおすすめです。
また今回ご紹介した漫画動画のように、漫画制作には声を吹き込む声優が必要となる場合もあります。
アミューズメントメディア総合学院には声優学科もあるので、声優志望の仲間と一緒に漫画制作の幅を広げることができますよ。
気になった方はぜひ、学科ページをチェックしてみてください。
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