水彩で漫画を描くには?ポイントまとめ

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    夏の水彩画

    淡い雰囲気と滲みが生み出す色合いが魅力的な水彩
    漫画のカラーページや表紙などで水彩を使って描いていたり、プライベートで「落書き」と称して水彩で絵や漫画を描いている方を見かけたことがあるのではないでしょうか。

    今回は実際に、水彩で絵を描くときの基本知識から水彩で漫画を描くときの注意点などをご紹介していきます。

    水彩で漫画を描く時の基礎知識

    まずは水彩で漫画を描くための基礎として適した絵の具と紙の種類とその特徴についてご紹介していきます。
    道具が違うだけで描き心地は大きく変わってくるので、自分に合ったものを探してみましょう。

    漫画に向いている絵の具とは

    水彩絵の具
    水彩で漫画を描くにあたって絵の具の選び方は非常に重要です。
    水彩で漫画を描くときには選択肢として透明水彩不透明水彩があります。

    水彩らしさを楽しみたいという方は色が混ざりやすく淡い印象にできる透明水彩がおすすめです。

    逆に、水彩でありながらもインパクトのある漫画が描きたいという方は不透明水彩がおすすめです。

    漫画に向いている紙の種類とは

    紙の種類
    水彩で漫画を描くなら耐水性の水彩紙を使用しましょう。
    耐水性なので水を吸ってシワになるということが少なく、水彩で描くにはもってこいの画用紙です。

    ただ、水彩は描き慣れるまで少々時間がかかるため、最初のうちは安価なものを買うのがおすすめです。
    慣れてきたら少し高価なものを買ってみるようにしましょう。

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    水彩で漫画を描く時の手順

    水彩で漫画を描く道具の準備をしたところで、漫画を描く段階に取り掛かりましょう。
    ここでは水彩で漫画を描く場合の手順をご紹介します。
    手順を間違えると難易度が大きく上がってしまいかねないので、よく覚えておくようにしましょう。

    水張りを行う

    水張りを行なっている
    まずは水張りを行いましょう。
    水張りとは紙が水を吸って波打ってしまうことによって描いた絵が歪んでしまうのを防ぐために行う準備です。

    紙をベニヤ板(パネル)より少し大きめに切ってから霧吹きなどで紙に水を含ませ、刷毛などで水をなじませます。
    その後、空気が入らないように紙をパネルに取り付けて、丸一日ほど平坦な場所に置いて乾かします。

    画用紙に下描きをする

    画用紙
    乾いた画用紙に鉛筆等で下描きをしていきます。
    下描きはあまり細かく描かずに大まかな形をとるようにするのが一般的です。
    下描きの線を残したくない場合、着色の前に下描きの線を消しゴムで薄くしておくと水彩の色で気にならないようにすることができます。

    水彩絵の具で色を塗っていく

    水彩絵の具で塗る
    次はいよいよ水彩絵の具で着色していきます。
    ここで注意しておきたいのが色を塗る順番です。
    紙の上でも色が混ざるので気をつけておかないと思わぬ色が出てしまいます。

    最初に塗るべき場所とは

    では、最初に塗っておくべきポイントはどこなのでしょうか。
    思った通りの色を置けるようにするためにも塗る順番を見ていきましょう。

    肌色

    手を繋いだ水彩画
    人を描くときにまず必要となる肌色は先に塗っておきたいポイントです。

    肌の色は人の大半を占める色となるので肌の色が他の色と混ざって少し変わってしまうだけでも印象が大きく変わってきます。
    筆が他の色で汚れていたりして色が変わってしまったりしないよう、人を描くときはまず肌色から塗るようにしましょう。

    同じ色の広い部分

    水彩では常に全体の色味をイメージしながら着色することが重要なので、同じ色の広い部分をはじめに塗ると全体のイメージがつかみやすくなり、失敗する確率を下げることができます。

    薄い色の部分

    薄い水彩
    水彩は色を重ねて描き進めるものなので、最初に薄いものから進めておくと後から修正が効きやすいです。

    逆に、最初に濃い色から描き進めてしまうと修正が効きにくい上に、色を重ねてグラデーションを出すということが難しくなってしまいます。そのため、塗り始めは薄い色から塗るのがセオリーです。

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    水彩で漫画を描く時の注意点

    塗る順番に関する注意事項がわかったところで、水彩で漫画を描く前に一つ気をつけておきたいことがあります。

    原画はコピーをとっておく

    女性の原画
    準備として必要というわけではありませんが、この記事では色塗り前の原画をコピーして取っておくことをおすすめします。
    意図せず絵の具を紙に落としてしまったりして作品が完成させられなくなった場合に、コピーをとっておけば原画から再開することができるからです。

    コピー用紙からのスタートとなるため下書き等はまた水彩紙に描き直しになってしまいますが、もしもの時の保険程度にはなります。
    また、場合によっては水彩で再スタートせずに別の画材で描き進めることも可能です。

    このような理由から、原画の時点で気に入ったものはコピーをとっておくと安心して作業を進められます。

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    まとめ

    水彩で漫画を描く方法についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

    アナログで描き進める上で致命傷となってしまうミスは極力避けたいものです。
    せっかくの努力をその一瞬で水の泡にさせないためにも、この記事を参考にして水彩で漫画を描いく練習をしてみてください。

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