漫画制作における魅力的なキャラクター作りのポイントや注意点を解説!

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    女の子のキャラクター「漫画のキャラクターの作り方が分からない」
    「どうしたら魅力あるキャラクターが作れるの?」
    と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

    漫画のキャラクター設定が大切というけど、実際に作ってみると難しいですよね。

    そこで、今回は魅力的なキャラクター作りのコツや注意点について解説します。
    キャラクター設定に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。マンガイラスト学科のurlはこちら
    • マンガイラスト学科では、久世みずきさんや小倉孝仁さんが卒業生として活躍しており、漫画家としてデビュー実績は450名を超えています。
    • 毎月学校に集英社や小学館など大手マンガ雑誌の編集部の方が来校して頂き、在校生の作品を評論していただき、学生がデビューしやすい体制が整っています。ご興味がある方は是非体験説明会に来てくださいね!
    • 体験説明会はこちら
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    漫画はいかに魅力的なキャラクターを作れるかが大切

    ポイントを教える女性
    なぜ漫画にとって、キャラクター設定が大切なのか?
    それは、魅力的なキャラクターを作ることで、漫画の面白さに大きな影響を与えるからです。

    読者はキャラクターとの共通点があると、自分と登場人物を重ね合わせて作品の世界に入り込みます。
    まるで自分のことのように、キャラクターの活躍を喜び、悲しいシーンでは一緒に落ち込み、感情移入をするのです。

    しかし、キャラクター設定が弱いと、読者が共感できず「この漫画面白くない」と感じてしまうもの。

    つまり、いかに魅力的なキャラクターを設定するかが、作品作りにおける重要なポイントです。

    魅力的なキャラクターを作る3つのポイント

    キャラの絵
    キャラクター設定の重要性が分かったころで、いよいよキャラクターを作っていきます。

    ただ、「どうしたら魅力的なキャラクターが作れるの?」と悩む方は多いでしょう。

    せっかくストーリーが面白くても、キャラクターが魅力的でなければ台無しです。
    そこで、ここからは魅力的なキャラクターの作り方をご紹介します。

    ポイントはこちらの3つです。

    1. 個性を強くする
    2. 弱点を出す
    3. ギャップを作る

    それでは解説していきます。

    個性を強くする

    魅力的なキャラクターを作るには、個性を強くすることがポイントです。

    どこにでもいそうなキャラクターでは、インパクトがなく読者の印象が薄くなります。

    一方で、個性が際立ったキャラクターは、グッと惹きつけられ、その後の展開に興味を引くことができるのです。

    例えば、以下のような個性があります。

    • 主人公だけが特殊な魔法が使える
    • ずば抜けて仕事ができる

    このように、他のキャラクターが持っていない個性を取り入れます。

    このキャラクターどうなっちゃうの?続きが気になる!」と思わせるような個性的な部分を取り入れましょう。

    弱点を出す

    完璧な主人公よりも、弱点があった方がキャラクターは魅力的になります。

    例えば、水に濡れるのが弱点のアンパンマン。
    もしも、アンパンマンが無敵だったら、作品自体が面白いでしょうか?

    「水をかけられて戦えなくなる」という弱点があるから、読者はハラハラします。
    ピンチを乗り越えてバイキンマンに勝てたからこそ、もっと嬉しい気持ちになるのです。

    ですから、弱点を作ることでキャラクターが魅力的になり、作品も面白くなります。

    ギャップを作る

    普段と違う顔を見せると、キャラクターの個性を強く出すことができます。
    主に以下のような例があります。

    • 見た目は子供なのに頭脳明晰
    • か弱そうな女の子なのにめちゃくちゃ強い

    このように、意外な一面を取り入れましょう。
    かといって、ギャップが多くなりすぎないように注意が必要です。
    いくつもギャップがあると個性が薄れてしまい、読者を混乱させてしまいます。

    性格と真逆のギャップは、1つか2つほどにしておくのがポイントです。

    キャラクターの魅力が出るシーンの作り方

    漫画が描かれたパソコン画面
    キャラクターを作ることができたら、次はシーンを作ります。
    せっかくならキャラクターの魅力が最大限に活かせるシーンを作りましょう。

    それでは、実際にどんなシーンを作るべきかについてご紹介します。

    主人公だけがピンチを救えるシーンを作る

    キャラクターの魅力を引き出すには、そのキャラクターだけが解決できるシーンを作ることがポイントです。

    アンパンマンは、仲間が絶体絶命のタイミングで、得意技の「アンパンチ」を喰らわせ、助けてくれます。
    名探偵コナンは、事件を解決するときに、毛利小五郎を眠らせ推理を発揮します。

    このように、ピンチの状況でこの主人公だけが解決できるシーンを作ると、更にキャラクターの魅力を強調できるのです。

    しかし、他のキャラクターも問題を解決できたら、主人公を際立たせることができなくなってしまいます。

    そのため、キャラクターの能力を活かすために、主人公にしか解決できないシーンを取り入れましょう。

    キャラクター作りにおける2つの注意点

    書きかけの女性キャラ
    ここではキャラクターを作る際の注意点をまとめます。

    キャラクターを作る際に、注意するべきポイントは2つです。

    • 読者層にマッチしたキャラクター設定をすること
    • キャラクター同士の性格がダブっていないこと

    それでは、解説していきます。

    読者層にマッチしたキャラクター設定をすること

    漫画を作るときに、まずターゲットとなる読者層を設定します。
    その際に、想定する読者層とキャラクター設定がマッチしているかどうか確認しましょう。

    例えば、女子高生向けなら、同世代のキャラクターを主人公にすると、ターゲットに共感される作品になります。
    もしも、主人公が中高年のサラリーマンだったら、女子高生に刺さる作品ではなくなってしまいます。

    読者が感情移入できるかによって、作品の面白さがグッと上がりますので、ターゲットに合ったキャラクター設定をすることが大切です。

    キャラクター同士の性格がダブっていないこと

    漫画はたくさんの登場人物が出てきます。
    ストーリーが進んでいくにつれ、新たなキャラクターが登場し、物語が盛り上がっていくもの。

    そこで、注意するべきなのが、他の登場人物とキャラクターが似ていないかです。

    似ているキャラクターが次々に出てくると、読者が混乱して、途中で離脱してしまう可能性があります。せっかくストーリーが面白くても、読者に読まれなくなってしまってはもったいないです!

    ですから、なぜそのキャラクターが必要なのかをはっきりさせ、他のキャラクターと被らないように注意しましょう。

    まとめ

    今回は、漫画における魅力的なキャラクター作りのコツや注意点について解説しました。

    キャラクター設定が、漫画の面白さを決定づけるといっても過言ではありません。

    魅力あるキャラクター作りのポイントをまとめると、以下のようになります。

    • 個性を強調しながら弱点やギャップで親近感を上げる
    • 読者層に合ったキャラクター設定をする
    • 登場人物の性格がダブっていないこと
    • キャラクターだけが解決できるシーンを作る

    これらの点に心がけて、魅力的なキャラクター作りの参考にしてみてください。

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