アニメーターになるには

アニメーターになるには

アニメーターや脚本家、監督や声優など、多くの人がアニメーションの制作に関わっています。アニメーターはその中でも、キャラクターを含めた作画を担当するのですが、人間は、視覚が最も情報を得る感覚であるとされています。ですので、視覚に訴える作画を担当するアニメーターは、アニメ制作において、とても重要な存在と言えます。ここでは、アニメーターになりたいと思い目指す方のために、なるための方法や能力など、アニメーターに関わる様々な情報をご紹介します。

 
 

アニメーターになるための方法

アニメーターになるには、何か特別な資格が必要とされる訳ではありません。
アニメーターに1番に求められるのは、絵を描く技量、つまり画力です。
ですので、画力さえあればアニメーターになるのは不可能ではありませんが、就職できるだけの技量を身に付けるのは、容易ではありません。
そのため、アニメーターを育成する専門学校や美術大学などで腕を磨くことが、なりたいという夢を叶える一般的な道のりになります。
アニメーターになるにはロードマップ

アニメーターに必要な能力

アニメーターに求められる能力は、先程もご紹介した通り画力です。
しかしながら、画力というのは、ただ絵が上手いという事ではなく、絵を描くことに関する総合的な技術を指す言葉です。
例えば、デッサン力や造形力、模写力や人の動きや構造を細かく再現出来る能力などを高いレベルで備えていれば、画力が高いという事になります。
独学でも画力を身に付ける事は充分可能ではありますが、行き詰まる可能性もまた充分に考えられます。
反対に専門学校では、アニメーターになるために必要な技量を、様々な角度から総合的に高める授業を行なっています。

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アニメーターの上達方法

アニメーターとして上達する方法は、シンプルに描き続ける事です。
その方法でしか画力の向上は望めませんが、注意するポイントとしては、何も考えずにひたすらに絵を描き続ける事です。
例えば、人体の絵を描く時には、自然に見えるように人体の構造を理解した上で、筋肉や骨格を意識しながら描く必要があります。
また、もしも自分が苦手な構図やポーズがあるとしたら、克服できるように描き続けましょう。
アニメーターは様々な絵を描かなければならないので、苦手な部分を少しでも無くしていけば、アニメーターとしての成長を望めるようになります。
そしていつしか、作画監督という、アニメーターとしてはこの上ない立場を目指せる可能性も現実味を帯びてきます。

アニメーターの詳しい上達についての内容はこちら

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アニメーターの就職方法

専門学校から

専門学校から先程も述べたように、アニメーターになるには、専門学校から就職する事が一般的な道のりです。
専門学校であれば、描く技量を向上させるために様々な講義を実施しているだけでなく、少なくとも2年以上、絵を描き続ける事になります。
ですので、専門学校は、やる気さえあればどこまでも自身の技量を向上させられる土台が整っているのです。また、専門学校は専門職を育成する学校であるため、就職にも強い特徴があります。

大学から

技量を高められる大学や美術大学であれば、大卒の資格を得つつ、アニメーターになる道を歩むことができます。
以前までは専門学校から就職する事が一般的でしたが、最近では、大学を卒業してアニメーターになる方も増えています。
大学に通うメリットしては、卒業のために一般教養の講義を受講する必要があるため、絵の技量を上げつつ、視野を広げやすいという事です。

独学で

画力さえあれば、独学で制作会社などに就職して、アニメーターになることが出来ます。
ですが、専門学校や大学のように画力を高められる環境に身を置いている訳ではないので、独学では行き詰まる可能性があるのは否定できません。
それでも、独学で絵を描く技量を高め、アニメーターになりたいという夢を叶えている方は、少数ですが存在します。
自らの画力に自信のある方は、制作会社などに積極的に売り込んでみましょう。

アニメ業界の将来性について

アニメの市場は拡大の一途を辿っているのですが、反対にアニメーターを始めとした業界の労働環境が過酷だと言われていました。
過酷な労働環境が構築されてしまった理由はいくつかあるのですが、最近では、それに異を唱える多くの方が声を上げています。
制作会社によっては、作画の過程にデジタル技術を取り入れる事で、業務の効率化も図られています。
そして、働き方改革が標榜される現在、以前からアニメーターの労働環境が問題視されている事もあって、待遇改善に追い風が吹いています。
アニメ業界の労働環境が改善されつつあるだけでなく、これからのアニメーターには、デジタル技術も求められるようになります。

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アミューズメントメディア総合学院に通うメリット

アミューズメントメディア総合学院では、画力を総合的に高めるために、多角的な観点からアプローチした講義を多数実施しています。
まず1年次では、デッサンや作画、美術パースやデジタル技術などを含めたアニメーション全体について学んでいきます。
2年次にアニメーター専攻に進めば、より画力を高める事に重点を置いた講義を受講できるようになります。いずれの講義にしても、バランス良くカリキュラムを組んでいるので、過不足なく総合的に画力を向上できる内容となっています。
また、アミューズメントメディア総合学院では、デジタル技術もきちんと習得できるような講義も実施しています。
現在はデジタル技術も求められるようになっているので、アニメーターを目指す方がデジタルとアナログ、両方の技術を習得できるようにサポートします。

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そもそもアニメーターってどんな仕事?

仕事内容

仕事内容アニメーターは、アニメーションの制作において、キャラクターや背景等の動きを作画するお仕事です。
作画をする際には、ストーリーや企画にきちんと沿った絵を描くことが第一に求められます。
また、アニメーターは絵の中でも原画と動画をそれぞれ担当することになっており、新人の場合は、まず動画を担当する事が一般的です。
動画とは、原画と原画の間を埋める絵の事を指すのですが、経験を積んで次第に実力を身に付けていけば、原画を任せられるようになります。
原画とは、アニメーションの中でもキーポイントとなるような絵を指します。
原画を任せられるようになるまでには個人差がありますが、画力次第では2年目から描ける事もよくあります。
そのためには、苦手なポーズや構図などを極力減らしていき、画力を総合的に高めなければなりません。また、デジタル技術も習得していた方が、その分可能性も広がります。

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勤務状況

以前までは、アニメーターを目指す方が多かったのですが、労働環境の過酷さから、直ぐに離職する方も多い状況でした。
1枚あたりの絵の単価報酬が少なく、労働時間に見合っていない、というのが主な理由で、業務形態やシステムが問題視されていました。
しかしながら、この状況を改善しようと多くの方が声を上げ、制作会社やあらゆる機関も改善に動いています。
徐々にですがそれらは実を結び、制作会社もデジタル技術も取り入れることで業務の効率化を図り、アニメーターの負担が以前よりも軽減されています。
アニメーターを目指しなりたいと思っている方のために、働き方改革が追い風になる事もあって、これからも更なる改善が期待できます。

収入

従来までのアニメーターは、業務委託契約で働くことが多く、基本的に給料は歩合制でした。
そのため、正社員や契約社員として就職しないと厳しい、という状況が続いていました。
実際にアニメーターの平均収入は、約330万円と言われています。
しかしながら現在は、アニメーターになりたいという夢を叶えた若い人が離職しないように、労働環境や社員登用制度を見直す制作会社が増えています。
ですので、どの制作会社に就職するかが、今後の鍵になってきます。
またアニメーターも実力の世界なので、実力がないと厳しい業界である事には変わりありません。
ですが、それは逆に、実力さえあればそれだけ選択肢が増えるという事を意味しますので、自分に合った制作会社に就職できる可能性が上がります。

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やりがい

アニメーターを目指し、実際になりたいという夢を叶えた人は、仕事を続けていく上で、いくつものやりがいを感じています。
アニメーターは、アニメや絵を描く事が好きという方がほとんどです。なので、好きな事を仕事にしているからこそ、その時点でやりがいを感じています。
また、自分の描いた絵が、アニメーションとして動いている瞬間を見て、感激してしまう人もいます。
そして、アニメーターとしての何よりも大きなやりがいとされているのが、自分の成長を身をもって実感できる事です。
アニメーターとして働いているうちに、絵を描くスピードと質は自然と向上していきます。
その果てに、動画を担当するグループのリーダーになったり、もしくは原画を任されるようになります。
時間は相応に費やさなければなりませんが、いつしか作画監督や総作画監督になれる日も訪れる可能性があります。
立場が変わっていけば、その分その立場に応じたやりがいを見出せるようになるのではないでしょうか。

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職種別のアニメの就職方法

背景美術になるには

背景美術になるにはアニメーションの雰囲気や世界観を決定付けると言っても過言でないのが、背景美術です。
作品の世界観を決定付ける「美術設定」や、世界観のイメージを描き出す「美術ボード」。そして、背景画を描く「背景」の3種類が、背景美術の主な仕事内容になります。
背景美術になる方法は、専門学校や美術大学に通い、背景美術会社への就職を目指すのが一般的です。

色彩設計・色指定になるには

アニメーションを作る過程における色彩設計・色指定とは、その名の通り、キャラクターや背景などの絵に、色彩を設定して彩色するお仕事です。
色彩は、見てくれる人の印象を左右するだけでなく、映像そのもののクオリティーを底上げする要素となるものです。
実際に彩色する人はペインターと呼ばれ、ほとんどの人はペインターからキャリアを積み、色彩設計・色指定の仕事をやれるように目指しています。
色彩設計・色指定になる方法としては、相応の技量を身に付けなければならないので、専門学校に通って目指すのが一般的です。

制作進行になるには

制作進行とは、アニメーションを作る過程において、納期までのスケージュールを組んで、進行を管理する職業です。
アニメーターの確保や、監督や演出との調整などを行い、最後には作品を納品しなければなりません。
制作進行になる方法は、アニメ制作会社に就職する事が一般的で、未経験でも採用される可能性が充分にあります。
また、アニメーションの専門学校でしっかりと知識などを吸収した上で、就職を目指す人もいます。

プロデューサーになるには

制作現場におけるプロデューサーとは、アニメーション作りの大黒柱、と言っても差支えはありません。
アニメーションを制作するにあたって必要な原作や監督を選定するだけでなく、画力のあるアニメーターも登用できるのが、プロデューサーです。
他にも、制作費の調整や売り上げを伸ばす施策の考案もプロデューサーの仕事なのですが、だからこそ、相応の責任ものし掛かってきます。
プロデューサーになる方法としては、制作進行から経験を積んでいき、立場が上がって制作デスクになってからも、更に経験を積むのが一般的です。

アニメ監督になるには

アニメーション制作の総責任者とも呼ぶべき存在であるアニメ監督を目指している方は、多いのではないでしょうか。
アニメ監督の仕事は、絵コンテを書いたり、演出や作画監督との打ち合わせ、レイアウトや原画のチェックなど、多岐に渡ります。
制作のトップであるからこそ、大きな責任も伴ってきますが、非常にやりがいのある職業です。
アニメ監督になる方法としては、アニメーターや制作進行、演出などで経験を積んで任命されるケースや、自ら企画を立ち上げるケースがあります。
アニメ監督を目指すための重要な要素としては、アニメーション制作における作画などの各制作セクションについての技術を知ることです。
知っていれば、制作過程の全体をより見渡せるようになりますし、リーダーシップを発揮しやすくなるからです。

アニメスタジオについて

アニメスタジオとは、アニメ制作会社のことを指し、主に3種類に分類されます。
企画から制作までを担う元請や、元請けから制作業務の全般を請け負う下請け(グロス請け)。
そして、作画や背景美術など、制作過程別に業務を請け負う専門スタジオの3つです。
アニメーターであれば、いずれのタイプの制作会社であっても就職は可能ですが、やはり重要なのは労働環境です。
労働環境が見直されている会社もあれば、見直されていない会社もあるので、アニメーターとして就職する際には、その点に留意する必要があります。

アニメスタジオの詳しい内容についてはこちら

アニメーターの適性(向いている人)について

アニメーターになりたいと思い、目指している人は依然として多いのですが、なるためにはいくつかの適性があります。
まず1つ目は、絵を描く事が何よりも好きである、という事です。
アニメーターは、ひたすらに絵を描き続ける職業なので、絵を描く事が好きでないと、そもそも続けるのは容易ではありません。
そして、絵を描く事が好きである人の方が、アニメーターになるために必要な画力を、総合的に高めることに関心が高いです。
次に2つ目は、責任感があるかどうかです。
アニメーション作りには、多くの人が関わっており、作画を担当するアニメーターも例外ではありません。
もしも自身に任せられた作業が遅れてしまったら、後の工程に携わる人を含め、多くの人に迷惑を掛けてしまいます。
また、画面を通して人に見られるからこそ、作画崩壊と呼ばれてしまうような絵を描く事もしてはいけません。
だからこそ、責任感を備えている人の方が、アニメーターに向いていると言えるのです。

アニメーターに向いている適性の詳細はこちら

アニメーターになるまでにすべきこと

デッサンの練習

デッサンは基礎画力を磨き上げるのに、効果的な練習方法になります。
デッサンは、数多くの専門学校でも講義として行わており、デッサンをすることで、立体感や観察力の底上げが見込めます。
そのため、基礎画力の向上だけでなく、アニメーターとしての土台を作り上げることにも、デッサンは大きく寄与しています。
デッサンは、専門学校に入学する前でも独自で出来る事なので、アニメーターになりたいと考えて目指している方は、日々するようにしましょう。

アニメーターの練習について詳しくはこちら

デジタル技術の習得

現代のアニメーターには、作画の際に必要となるデジタル技術が求められます。
具体的には、RETAS STUDIOやPhotoshop、CLIP STUDIOやTVPaint、Toon Boomなどのソフトを使用しなければなりません。
独学で習得することもできますが、専門学校であれば、バランス良くカリキュラムを組んでいるので、総合的にデジタル技術を身に付けられるようになります。
アニメーターを目指している方は、デジタル技術の習得も、念頭に置いておきましょう。

苦手を克服する

アニメーターは様々な絵を描かなければならないからこそ、特定の物体や構図、ポーズなどに対して苦手意識を持たないようにする必要があります。
アニメーターを目指すからには、そこは避けては通れません。
アニメーターになる前に極力苦手意識を減らすことが叶えば、実際に働き始めた際には、ひたすらに技量を高めることに集中でるようになります。

なぜあなたはアニメーターになりたのか?

なぜあなたはアニメーターになりたのか?どの業界にも言えることではありますが、アニメーターになるための道を歩む上で、辛い事や嫌な事が降りかかる可能性があります。
また、実際にアニメーターになったとしても、そういった事が訪れる可能性も十分にあります。
そんな時に支えてくれるのが、なぜ自分はアニメーターになりたかったのか、という理由と想いです。
アニメーターを目指す理由は人それぞれですが、そこに強い想いが宿っていなければ、なるのは難しいです。しかしながら、強い想いが備わっていれば、専門学校であれ制作会社であれ、それはとても大きな武器になります。
ですので、アニメーターになりたいと思った理由と想い、その2つを常日頃から意識する必要があります。

アニメーターでいる理由について詳しくはこちら

まとめ

アニメーターになりたいと考え、目指している方は多くいます。
そして、アニメーターになるには、専門学校や美術大学の入学が、なる方法の1つとなります。
業界の労働環境は改善されつつあるので、是非とも、なるための道を歩んではみませんか。

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