10代から漫画家のデビューを目指す人の心得

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    7d9e4729f8b17a83396cc4a9172aa0d2_s10代で漫画家になると決めたのなら、実践すべきことがあります。
    若さもあり十分な余裕もあることが強みの10代ですが、他の年代に比べて経験が足りないという弱点も抱えています。
    良い点をより良くする方法・弱点を克服するための方法をご紹介します。

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるイラスト、ゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの業界や職業を目指す方のための専門の学校です。イラスト・マンガ系学科をお探しの方はこちら
    • 1年次は基礎画力の徹底と、応用した表現力を向上し、2年次で就職・デビューを意識したエンターテイメント性を高めるカリキュラムで、2年で未経験者をプロとして育成していきます。
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    10代で漫画家になるにはまずこれをしよう

    ポイント1 自分の好きな漫画のジャンルを見つける

    漫画家と言ってもジャンルは様々。恋愛モノ・ミステリー・ホラーなど、同じ漫画でもストーリーが違えばそれに合った絵柄も変わってきます。
    逆に言えばストーリーに合った絵柄でないと、作品の面白さを十分に伝えられないということもあります。
    そのため自分が一番面白いと感じる漫画のジャンルはなんなのか・自分が描きたいと思っている漫画はどんなジャンルなのかを知る必要があるでしょう。
    自分が描きたいと思っている漫画のジャンルが分かったら、そのジャンルの漫画を模写するなど絵を上達させるよう努力しましょう。

    ポイント2 日記を書く

    10代というのは特別な年代。学生生活を送っている人も仕事を始めた人も、初めての体験を多くする時期です。
    例えば中学生や高校生でなければ制服を着ることはできません。また体育祭や文化祭など学生ならではのイベントがたくさん。
    社会に出た人も初めて働き始めると、学生時代には知らなかった感情が湧き出てくることもあるでしょう。
    それらの体験・感情を言葉や絵にして残しておくと、漫画を描くときにとても役立ちます。
    10代でしか経験できない感情を漫画に描きこむとリアル感が出て、読者に共感してもらえる作品になります。

    ポイント3 まずは一作品完成させる

    一作品完成させることができると、かなりのレベルアップに繋がります。
    なぜなら描いているうちに「自分はもっとこういう表情を描きたいんだ」「もっとこういうストーリーにしたかった」という後悔の気持ちを必ず抱くからです。
    もちろんその後悔の気持ちに負けて、漫画を描くことをやめてはいけません。
    最後まで描ききったあとに「次は後悔しないように描く」と決めて、新しい作品に取りかかれば次は必ず良い作品に仕上がります。

    10代の強み

    10代の強みは学園モノ・甘酸っぱい恋愛モノをリアルに描けることです。
    漫画の中に学生のリアルな感情や行動を描き入れると、それだけで作品はとても繊細で質の高いものになります。
    読者も小学生・中学生・高校生の場合が多いので、学園モノのリアル感はとても重要なのです。
    学生のときにしかできない恋愛や学校への想い、思春期に感じる微妙な感情すべてが10代の強みでしょう。
    漫画を描くうえで「この気持ちわかる~!」と言ってもらうことが、人気を得るための大前提。
    リアルに学生生活を送っている10代は、共感してもらえる漫画を描きやすいという強みを持っています。

    10代でデビューした漫画家

    小畑健

    • デビュー年齢:17歳
    • 代表作:『バクマン。』『DEATH NOTE』『ヒカルの碁』 ※いずれも作画担当

    高校二年生・17歳のときに投稿して佳作を受賞した『CYBORGじいちゃんG』でデビュー。
    漫画原作者とタッグを組んで作画を担当することの多い漫画家。代表作はだれもアニメ化・実写映画化されており、社会現象を引き起こすほど人気がある。

    ゆでたまご

    • デビュー年齢:17歳・18歳
    • 代表作:『キン肉マン』ほか

    「ゆでたまご」は中井義則先生と嶋田隆司先生の合同ペンネーム。高校生の二人がタッグを組んで『キン肉マン』を完成させ、小学館漫画賞を受賞。
    プロレスや格闘技をテーマにしたギャグ漫画が得意で子どもだけでなく、大人の男性まで夢中にさせる作品を生み出している。

    水沢めぐみ

    • デビュー年齢:16歳
    • 代表作:『姫ちゃんのリボン』『ポニーテール白書』ほか

    女子小学生・中学生から絶大な人気を誇る漫画雑誌「りぼん」の全盛期を支えた少女漫画家。『姫ちゃんのリボン』はアニメ化もされて、水沢めぐみ作品の中でもとくに人気がある。
    デビューから30年以上漫画家活動を続ける大御所。

    一条ゆかり

    • デビュー年齢:19歳
    • 代表作:『プライド』『有閑倶楽部』『砂の城』ほか

    少女漫画特有の華麗な画風を存分に発揮して、幅広い年代の女性から絶大な評価を得ている。高校一年生のころに単行本でデビューしているが、そののちに第一回りぼん新人漫画賞で準入賞し再度デビュー。
    高校を卒業して19歳で連載を開始する決意を固め、上京。

    いくえみ綾

    • デビュー年齢:15歳
    • 代表作:『『潔く柔く』『バラ色の明日』ほか多数

    1979年・15歳のとき別冊マーガレットで紙面デビュー。2000年には『バラ色の明日』で第46回小学館漫画賞を受賞。2009年には『潔く柔く』で第33回講談社漫画賞少女部門を受賞。
    この『潔く柔く』は2013年に実写映画化もされ、人気が高い作品のひとつ。
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    まとめ

    10代でデビューする人も多い漫画家業界。自分はどんな作品を描きたいのか・自分はどんなジャンルの漫画が好きなのかをしっかり見極めることが重要ですね。
    また、10代でしか体験できない日常をしっかり味わうのも漫画家を描くうえでとても役に立ちますよ!
    漫画家を目指すなら知っておきたいこと

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    監修・運営者アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科
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