水面の描き方とは?イラストソフトで簡単に表現する方法

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    「水面を描きたいけど、描き方がよくわからない」「水面をリアルに描けず、波紋や透明感を表現できない」と悩んでいませんか。

    水面の描き方にはコツがあり、上手に描くための流れに沿って仕上げれば、誰でも自然な水面を描くことができます。

    この記事では、水面の描き方を「水面の模様を描く場合」と「水面と人物を描く場合」に分けて解説していきます。

    水面の模様の描き方

    水面の模様の描き方
    実際の水面を見てみると、光の反射によって水面に模様ができていることがわかるでしょう。

    厳密に描こうとすると高度なテクニックが必要になるので、今回は水面らしく見える簡単な描き方をご紹介します。

    1. 水面の模様を描く

    最初に、バケツツールを使って水面の色をベタ塗りし、その上に白色で楕円を描いていきます。

    規則的な楕円ではない方が自然な仕上がりになります。

    曲線はうねるように不規則に、楕円の大きさはバラバラになるようにして、ブロック分けしながら描いていきましょう。

    大きい楕円が並んでしまう場合は、楕円をさらに分割します。

    この楕円は、日本庭園にあるような不規則に並んだ石畳をイメージすると、描きやすいかもしれません。

    2. 水面の模様の細部を調整する

    1でブロック分けした水面の模様の中に、鋭角になってしまっている部分はありませんか。

    楕円と楕円に挟まれた部分が三角形や四角形になって、鋭角ができてしまいます。

    水面の模様は曲線でないと不自然なので、修正する必要があります。

    修正方法は、三角形や四角形になっている部分の鋭角に曲線を描き足すというものです。

    曲線が描けたら、鋭角を塗りつぶしましょう。

    3. 水面の模様の線を調整する

    水の模様の線は、すべて均一の太さであるよりも、細い箇所や消えかけている箇所があった方がよりリアルになります。

    消しゴムツールを使って、線を少しずつ削りながら形を整えていきましょう。

    4. 水面の模様の影を描いて水深を表現する

    イラストで水深を厳密に表現するのは難しいです。

    今回はシンプルに、水面の模様の影を描いて水深を表現しましょう。

    水面の模様を描いたレイヤーを複製し、暗い色に変えて位置をずらせば完成です。

    影が模様から近いほど水深は浅く、遠くなるほど深くなります。

    水面と人物の描き方

    水面と人物の描き方
    水面だけではなく人物も描き込みたい場合は、水面に反射している様子も描く必要があります。

    また、波紋を描くことでよりリアルな水面を表現することができます。

    水面に反射した人物と波紋の描き方について、説明していきます。

    1.レイヤー分けする

    水面、水面と岸の境界の影、草木の背景、人物といった順にレイヤー分けをしましょう。

    水面はバケツツールを使ったベタ塗りで問題ありません。

    上記のそれぞれのレイヤーが描けたら、次のステップに移ります。

    2.水面に反射する人物を描く

    水面に人物が反射している様子を描くには、人物が描かれたレイヤーを複製し、上下反転させましょう。

    人物レイヤーの複製が作れたら、それをそのまま垂直に、下方向に移動させます。

    ポイントは、もとのレイヤーの人物と複製したレイヤーの人物の足がぴったりと接するようにすることです。

    複製したレイヤーを、水面のレイヤーと岸との境界の影レイヤーの間に移動してください。

    これにより、水面に反射するべき部分だけが目に見えるようになります。

    クリッピングマスクなどを使って、画面端に向かって透明になるようにすると、より自然になります。

    3.水面の波紋を描く

    水面に反射した人物のレイヤーの上(岸の影のレイヤーの下)に、新規レイヤーを作ります。

    ブラシツールは「ペン」を使って白色で、水面の波紋を描きましょう。

    水面の中心から楕円を描いていき、適当な感覚でところどころ線を消すとそれらしくなります。

    波紋は後にぼかしをかけるので、きっちりとした楕円でなく、フリーハンドで描いて問題ありません。

    4.水面を指先ブラシでなぞる

    波紋を指先ツールでなぞっていきます。

    反射した人物のレイヤーを選択し、足が写っている部分(岸に近い部分)から、輪郭をぼかすように指先ツールでなぞります。

    波紋のすき間を、左右それぞれ内から外になぞっていくイメージです。

    その調子で楕円の中心までなぞっていきます。

    これをすることによって、波紋の影響で水面に写っている人物の輪郭がぼやけたようになるのがわかるでしょう。

    同じような要領で残りの楕円の隙間もぼかしていきます。

    波紋の線の幅に合わせて、指先ブラシの大きさも調整してください。

    さらに自然になるように、今度はこの波線のへこんでいる部分を、外から内になぞっていきましょう。

    先ほどは波紋のすき間をなぞりましたが、今度は波紋の線の上をなぞっていくイメージです。

    引っ張りすぎると人物が切れたようになりますが、それでも問題ありません。

    これで、自然な水の揺らぎと透明感が表現できました。

    5.乗算で色を重ねていく

    乗算で色を重ねていき、水の質感を表現していきましょう。

    反射した人物のレイヤーの上に新規レイヤーを作って、「乗算」にします。

    色は少し濃い青系であればお好みで大丈夫です。

    ペンを太めにして、波紋のすき間に濃い青を描き足していきます。

    ハイライトの隙間や波紋の白線を描いていない部分にも、描いていきましょう。

    濃い青は広範囲ではなく途切れ途切れになるようにし、人物が反射している部分と少しかぶるようにするといいでしょう。

    6. 濃い青の部分を白で縁取りをする

    先ほど描いた濃い青の部分を、白で縁取りしましょう。

    先ほど作った乗算レイヤーを、選択範囲に設定します。
    乗算レイヤーの上に新規レイヤーを作り、描画色を白にしましょう。

    選択範囲の描画機能を使えば、濃い青の部分を白く縁取ることができます。

    さらに自然にするために、白い縁取りをところどころ消しゴムで消して調整しましょう。

    ぼかしや指先ツールを使うのもおすすめです。

    7.波紋にぼかしをかける

    白い波紋のレイヤーにぼかしをかけます。

    波紋のレイヤーを選択したら、フィルタの「ガウスぼかし」を選択しましょう。

    ぼかしの強さはお好みで大丈夫です。

    8.色を調整する

    さらに水の透明感を表現するために、下地の水面のレイヤーと乗算したレイヤーの色を調整しましょう。

    光源を意識しながら、2つのレイヤーに同じグラデーションをかけることで、より水の質感が表現できるようになります。

    色合いは彩度の高い色がおすすめです。

    まとめ

    これまで、水面の描き方について詳しく解説してきました。

    手順やコツをマスターすれば、自然な水面が描けるようになるはずです。

    しかし、イラストを描くのが上手になりたい人は、独学だけで練習するよりもプロに教えてもらえる環境で学んだ方が良いでしょう。

    イラストの描き方を本格的に学びたいのであれば、専門学校に通うことをおすすめします。

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