フラグとは?を分かりやすく解説。ゲームプログラミングで重要な理由

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  • ゲーム仲間のあいだでよく使われる「フラグ」という言葉。その意味をご存知でしょうか?

    「何となく分かるけど、正確な意味は知らない」という方は少なくありません。

    フラグは皆さんが考えている以上に、ゲームにおいて重要な役割を担っています。

    そこで今回はフラグの意味を、ゲームやプログラミング、SNS、ビジネスという多分野からまとめました

    加えて、ゲームプログラミングにおけるフラグの役割や重要な理由も解説します。

    ゲーム好きな方はもちろん、将来はゲームプログラマーを目指しているという方にとっても「フラグとは?」を理解できる記事になっているので、ぜひご覧ください。

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。ゲームクリエイター学科のurlはこちら
      多くの卒業生は、セガゲームス、カプコン、レベルファイブ、スクウェア・ エニックスなどといった有名ゲーム企業に就職をし、ゲームの開発に携わっています。
      入学する学生の95%は未経験ですが、1年生からゲーム開発の実践に携わり、短期間でゲームプログラマーとしてのスキルの習得を目指しています。ご興味がある方は、実際にゲーム開発が出来る体験説明会に来てくださいね!
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    フラグとは?

    フラグとは?
    ゲームをプレイしている方なら、「フラグ」という言葉に対して「伏線」という意味を思い浮かべるのではないでしょうか?

    実はフラグという言葉は、分野によって意味に多少の違いがあります。

    そこで、ここではゲームを含む以下4分野におけるフラグの意味を解説していきます。

    • ゲーム
    • プログラミング
    • SNS
    • ビジネス

    ①ゲームにおける意味

    ①ゲームにおける意味
    ゲームにおけるフラグの意味は、皆さんが思い浮かべているものと大差ありません。「伏線」「予測」「前触れ」などの意味で使われます。

    例えば展開が予想できる特定の行動や出来事に対して、「フラグが立った」というように表現します。

    また、登場人物が戦場に行く直前、想い人に告白することを「死亡フラグ」と表現しませんか?

    このフラグもまた「伏線」「予測」「前触れ」の意味で使われています。

    ゲームに限らず、漫画やアニメ、小説、映画など、他の様々なメディア作品でも同様の意味で使われるので、もっとも馴染み深い使い方といっても過言ではないでしょう。

    ②プログラミングにおける意味

    プログラミングにおいてフラグは、「条件をクリアしたか、していないか」を意味します。

    詳しくは後述しますが、ゲームにおいてフラグという言葉が「伏線」「予測」「前触れ」の意味で使われるのは、プログラミング分野の「フラグ」から派生しています。

    プログラミングでは、特定の動作をさせるために条件付けが必要です。その条件が成立したか、それともしていないかを表す変数が「フラグ」であり、ストーリー分岐などに大きな意味を持ちます。

    ③SNSにおける意味

    SNSにおいてフラグは、ゲームと同様に「伏線」「予測」「前触れ」などの意味で使われます。

    例えばLINEの友達になった異性から、好意を仄めかすようなメッセージが来た時に「恋愛フラグが立った」などの言い方をします。

    この他、ゲームでは見られないもののSNSではよく目にする使い方が「残業フラグ」です。

    過去の傾向から残業になる可能性の高い行動が実施された時に「残業フラグが立った」などの言い方をします。

    「恋愛フラグ」「残業フラグ」などの派生語は、SNSだけではなく、実生活で使われていることも少なくありません。

    ④ビジネスにおける意味

    フラグという言葉は、ビジネスにおいては少々特殊な使われ方をしています。

    ビジネスでフラグというと、メールの「フラグ機能」を指すことが多いです。

    フラグ機能は、メールソフトやアプリに備わっている機能の1つで、重要なメールに目印をつけておくことができます。

    また、メールに目印をつけることを指して「フラグをつける」などと表現することもあります。

    ゲームにおける「フラグ」の使い方・例文

    • ようやく彼がパーティーを抜け出したシーンのフラグが回収された
    • 決戦前に将来を約束するなんて、死亡フラグじゃないか?
    • 魔法使いの女の子が勇者を助けたことで、(恋愛)フラグが立った

    語源はプログラミング用語

    語源はプログラミング用語
    先ほど軽く触れたように、「フラグ」という言葉は元々プログラミング分野から派生しています。

    フラグは、日本語で「旗」の意味を持つ「flag」の言葉が語源です。プログラミング分野においては、「特定の条件が実行される条件」の意味合いで使われていました。

    具体的には、Aという処理を実行するためにBという条件を満たさなければならない時、Bを満たしているか満たしていないかを判断するために使う変数が「フラグ」です。

    フラグが「true」もしくは「1」であればAは実行されますし、「false」や「0」であればAは実行されません。

    この時、フラグが「true」や「1」になる条件を設定することを、元々「フラグを立てる」と言っていました。

    この言葉がそのまま現代へ派生され、使われるようになったのです。

    ゲームプログラミングに欠かせない「フラグ」

    ゲームプレイヤーが当たり前のように使っているフラグという言葉。
    実はゲームプレイヤー以上に、ゲームプログラマーや開発者にとって欠かせない重要なキーワードです。

    なぜならゲームを作るには、フラグが必要になるからです。

    プログラミングにおいて、フラグとは「特定の条件が実行される条件」の意味合いで使われていることをお話ししました。これはゲームプログラミングでも例外ではなく、条件分岐をするためにフラグを用います。

    例えばRPGゲームで、特定のNPCと会話をしなければストーリーが進まないシーンを作りたい場合は、「特定のNPCと会話をしたか?」というフラグを用意します。そして、フラグがtrue、つまり会話をしていればストーリーが進むという仕組みです。

    一方、ここでフラグがfalse、つまり会話をしていない状態のままでは、決してストーリーは進みません。

    このようにゲームプログラミングでは、ある条件によって展開を変えたい時などにフラグを使用します。このフラグがなければ、ゲームを作ることはできないのです。

    フラグ管理などのゲームプログラミングを勉強する方法は?

    ゲーム制作にフラグを管理する「フラグ管理」が欠かせないことは前述の通りです。

    今はプレイヤーとしてゲームを楽しんでいる方でも、ゲーム制作に携わりたいと考えるならば、フラグ管理をはじめとした専門的な知識・技術を身につけなければなりません。

    では、フラグ管理のようなゲームプログラミングの知識・技術は、どうやって身につけることができるのでしょうか?

    もっともおすすめなのは、ゲーム制作について学べるスクールに通う方法です。
    スクールならば初心者でも基礎から学ぶことができる上に、実践的な講義で効率よくスキルが身につきます。

    >>>>未経験でもOK!2年間で即戦力として活躍できるAMGゲームクリエイター学科

    もしくは独学でゲーム制作を学ぶことで、ゲームプログラミングの知識や技術を身につける方法もあります。

    最近は簡単にゲーム制作ができるアプリやソフトが充実しているので、試してみてはいかがでしょうか?

    >>ゲームプログラマーになるには?知っておきたい就職方法

    まとめ

    まとめ
    今回はフラグの意味を、ゲームやプログラミング、SNS、ビジネスという多分野からまとめ、さらにはゲームプログラミングにおけるフラグの役割や重要な理由も解説しました。

    いまや日常的に目にしたり、耳にしたりするようになった「フラグ」は、基本的には「伏線」「予測」「前触れ」の意味合いで使われます。

    しかし、ビジネスシーンではメールの機能である「フラグ機能」を指すことが多いので、会話の文脈から意図を汲み取るようにしましょう。

    また、フラグはゲームプログラミングにおいて、とても重要な役割を担っています。フラグがなければゲーム作りはできません。

    将来、プログラマーとしてゲーム制作に携わりたい方は、必ずフラグの役割を押さえて、関連する知識・技術を身につけておきましょう。

    ゲームプログラマーになるための知識・技術を学ぶなら、アミューズメントメディア総合学院(AMG) ゲームクリエイター学科がおすすめです。

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