
アニメやマンガをきっかけに志す方が多いイラストレーター。なかには20代になり仕事に就いてから「やっぱりイラストレーターになりたい」と考える方もいるようです。
この記事では20代からイラストレーターを目指す方を対象に、経験別のルートの解説や、イラストレーターになるために大切なことをまとめています。ぜひご覧ください。
目次
20代からでもイラストレーターを目指せる?
20代で「イラストレーターになりたい」と考えるようになった方がまず疑問に思うのは、「今からでも遅くないのか?」ということ。
結論から言うと、20代からイラストレーターを目指すのは遅くありません。
イラストレーターは年齢に関係なくできる仕事です。20代から仕事に就くことは可能ですし、実際に20代になってからイラストレーターとして仕事をもらいはじめたという方も多くいます。
ただし、イラストレーターは技術が必要な仕事なので、未経験か経験者かによって、夢を叶えるためにやるべきことが変わってきます。
ここからは、20代からイラストレーターを目指すルートを未経験と経験者に分けて解説します。
【未経験の場合】20代からイラストレーターを目指すルート
イラストやマンガ自体をあまり描いたことがない未経験の方は、経験者の方に比べてどうしても技術が劣っている傾向にあります。このため、仕事を探すよりもまず、技術を身につける努力が必要です。
具体的には、多くのイラストを描いて画力を高めるところから始めましょう。ただし、やみくもに描くだけでは上達しません。描きたい作風に近い作品をトレース・模写したり、コツを調べながらそれに忠実に描いたりすることで、徐々に技術が身につきます。
>絵が上手くなる方法とは?初心者向けの練習やイラストが上達するコツをご紹介
イラストやマンガのスクールに通うのもおすすめです。ただし、スクールのなかには絵の描き方ではなく、道具の使い方を中心に勉強する場所もあります。未経験の方なら、きちんと「描き方」を学べるところを選びましょう。
アミューズメントメディア総合学院東京校では、デッサンをはじめとしたイラストの基礎から学ぶことができるので、未経験の方にぴったりです。
描き方を学び終わったら、デジタルやキャラクターマーケティングなどの上級者向けの内容へステップアップ。20代からでもプロを目指せる技術が身につきます。
さらに、デビューや就職のサポートも手厚くプロになるためのチャンスがたくさん。基礎から学んでプロのイラストレーターになりたい未経験の方におすすめです。
【経験者の場合】20代からイラストレーターを目指すルート
趣味でずっとイラストを描いてきたような経験者の方は、未経験の方と違って基礎が身についている方が多いです。
技術面に問題がないという自信がある方は、仕事をもらう努力をしてみましょう。
イラストレーターとして仕事をする方法は2つあります。
①イラストレーターを募集している企業に転職する
②個人のクリエイターとして仕事を受ける
しっかりとキャリアを積んでいきたいなら、思い切って転職をしてしまうのがおすすめ。ゲーム業界やインターネット・Web業界、印刷業界などはイラストレーターの正社員募集が比較的多いので、チェックしてみてください。
いきなり転職はハードルが高いという方は、休日にクラウドソーシングサイトなどで、副業としてイラスト制作の仕事を受注してみるのがおすすめです。実績を残すことで仕事が少しずつ増え、独立も夢ではありません。
>社会人がイラストレーターになるには?仕事をしながらプロを目指す方法
もちろん、経験者がさらに技術を高めるためにスクールに通うのも選択肢の1つです。自分の技術に不安がある方や、独学で正しいかどうか分からない方は、自信を持って仕事をするためにスキルアップを目指せるスクールの利用を検討してみてください。
20代からイラストレーターになるために大切なこと
未経験の方でも経験者の方でも、20代からイラストレーターになるためには、「できる限り毎日描き続ける」ことが大切です。
現役でイラストレーターとして活躍している方のほとんどは、「子どもの頃から毎日のように絵を描いていた」という方ばかり。継続することで、イラスト制作を仕事にできるほどの技術を身につけられるのです。
イラストレーターは技術が必要な仕事。そしてイラスト制作の技術は、実際にイラストを繰り返し描くことでしか身につきません。
描かなければ技術は上達せず、イラストレーターへの道もなかなか開けないことを覚えておきましょう。
1人で継続することが難しければ、スクールに入学するなどしてイラストを描き続けるための環境を整えるのがおすすめです。
描いたイラストはポートフォリオとして残そう
イラストレーターとして仕事をもらうために重要なものがポートフォリオです。「どんなプロジェクトに携わってきたか」「どんな作品を描けるのか」をアピールするためのもので、ポートフォリオがなければ仕事をもらえないと言っても過言ではありません。
イラストレーターとして仕事をした経験がない場合、ポートフォリオで「どんな作品を描けるのか」をアピールすることが大切です。毎日描き続けたイラストのなかでも、自信作はポートフォリオ用に残しておきましょう。
イラストレーターのキャリアパス
晴れてイラストレーターになれたあとは、2つのキャリアパスがあります。
1.フリーのイラストレーターとして独立する
2.グラフィックデザイナーやWebデザイナーなどの関連する職種に転身する
①フリーのイラストレーターとして独立する
20代からイラストレーターを目指す場合、最初は企業勤務や副業という形で仕事を受けることになるでしょう。しかし、実績を積めばいずれフリーのイラストレーターとして独立することも可能です。
フリーのイラストレーターは価格交渉や仕事選びができることから、より多くの収入を得やすいというメリットがあります。ただし、スケジュール管理も自分でやらなければならない点に注意しましょう。
②グラフィックデザイナーやWebデザイナーなどの関連する職種に転身する
グラフィックデザイナーやWebデザイナーなど別の職種へ転身するのもイラストレーターのキャリアパスの1つです。イラストレーターになるために学んだ知識や技術が活かせますし、仕事の幅が広がれば収入アップも期待できます。イラストレーターとは異なる知識や技術も必要になってくるので、新たに学ぶことを楽しめる方におすすめです。
まとめ
たとえ未経験であっても、20代からイラストレーターになることは不可能ではありません。毎日のようにイラストを描いて技術を身につければ、最初は企業勤務や副業という形で仕事をもらえるようになり、いずれは独立できる可能性もあるでしょう。
ただし、10代からイラストレーターを目指している方に比べてスタートが遅いことも事実。そのことを念頭に置いて研鑽しましょう。
遅れた分を取り戻すには、スクールに通って効率的に上達を目指すのがおすすめです。
アミューズメントメディア総合学院東京校では、デッサンをはじめとしたイラストの基礎から学ぶことができるうえに、手厚いデビュー・就職サポートまで受けられます。
ただ上達を目指すだけではなく、本気でプロになりたい方はぜひ入学を検討してみてはいかがでしょうか?
プロのイラストレーターを目指すならAMGで学びませんか?
アミューズメントメディア総合学院のキャラクターデザイン学科は、独自の『現場実践教育』と『産学共同システム』により、エンターテインメント業界の現場と同じ環境で即戦力となるプロの技術やノウハウをしっかりと学ぶことができます。カバーイラスト実績500冊突破、加藤アカツキさん、ここかなたさんをはじめ、イラストレーターとして活躍している先輩を数多く輩出しています。
「絵を描くことが好き」「キャラクターデザイナーになりたい」というあなたの思いや夢をとことん応援します。ご興味がある方は以下のリンクをご覧ください。
アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科(東京)
監修・運営者情報
監修・運営者 | アミューズメントメディア総合学院 キャラクターデザイン学科 |
---|---|
住所 | 東京都渋谷区東2-29-8 |
お問い合わせ | 0120-41-4600 |
詳しくはこちら | https://www.amgakuin.co.jp/contents/chara/ |