「30代に入ったけど、ずっと興味のあった絵を仕事にしたい」「未経験だけどイラストレーターという仕事に就いてみたい」と思っている方に向けて、30代から目指すイラストレーターについてまとめました。30代からイラストレーターを目指すメリットや懸念点、必要なスキルなどを紹介しています。
目次
30代からでもイラストレーターを目指せるのか
結論から言うと、未経験の30代でも40代でも、年齢に関係なくイラストレーターとしての活躍を目指すことは可能です。スキマ時間を使って取り組んでいけるので、現在の仕事とのバランスも取りやすいでしょう。
しかし、イラストレーターは経験やスキルがモノを言う業界であるため、すぐに第一線で活躍するには時間がかかると思っておきましょう。
イラストレーターになるには
それでは、実際にイラストレーターになるにはどうすればいいのでしょうか。
イラストレーターには、フリーで活動している場合と企業に所属して活動している場合の2パターンがあります。フリーの場合は自由度が高くクライアントを選んだり納期の調整をしやすいこと、企業所属の場合は仕事量や収入が比較的安定していることがそれぞれのメリットです。
フリーの場合
フリーのイラストレーターとして活動したい場合、まずは自分のイラストをアピールする必要があります。自身の作風がわかりやすいポートフォリオを作成しておき、クライアントに自分を売り込める準備をしておきましょう。
また、近頃はSNSを通じて人気のイラストレーターになる人も多数。TwitterやInstagramを開設し、コツコツと自分が書いた作品をアップしていくのもいいでしょう。
企業に所属する場合
一般企業やデザイン事務所などといった企業に所属してイラストレーターとして活動したい場合、求人情報サイトなどからの応募が一般的になります。しかし、イラストレーターは基本的に1〜3年程度の経験者が優遇されるため、どうしても窓口は狭くなってしまうでしょう。
ただし、未経験の場合でもポートフォリオがあったり、専門学校での制作経験があったりすれば採用に有利になる場合も。スキル次第では経験をカバーできることがあります。
それ以外の場合は、未経験OKの求人情報を探してみましょう。収入は高くないかもしれませんが、働きながらイラスト制作を一から学ぶことができます。
イラストレーターに必要なスキルを身につける方法
イラストレーターとして最低限必要なスキルには、さまざまな世界観を絵で表現する“デザインスキル”や絵を描くために必要な“デザインソフト”を扱うスキルなどがあります。イラストレーターを仕事にしていくには、ただ絵を描き続けるだけではなく、これらのスキルも身につけなければなりません。
スキルを身につける主な方法は
- 本やインターネットを駆使して独学する
- 通信講座や教室を活用する
- 専門学校に通う
の3つです。
本やインターネットを駆使して独学する
イラストレーターとして活動するのに資格や学歴は関係ないので、簡単ではありませんが独学でスキルを身につけることが可能です。
本やインターネットを駆使してPhotoshopやIllustratorなどといったソフトの使い方を学んだり、デッサンや模写などで画力を磨いたりとひとりで学べることも少なくありません。
ただ、モチベーションを保つのが難しいことや、わからないことを人に質問できないことなど、ひとりであることのデメリットも多いので、自分に合った勉強方法かをしっかりと考えてみることをおすすめします。
専門学校で学ぶ
プロからしっかりとスキルを学ぶのであれば、やはり専門学校がおすすめです。わからないことはすぐに質問できたり、同じ志を持った仲間たちと学ぶことができたりと、専門学校ならではのメリットも。
また、専門学校は就職サポートが手厚いため、イラストレーターとして活躍できる就職先も見つかりやすいでしょう。
アミューズメントメディア総合学院東京校では、学内に出版社があり、日々外部の企業と提携しながら商品開発をしています。在校生から描き手が選ばれることも多く、その中でチャンスを掴む人も。就職セミナーやポートフォリオ作成の指導などもあり、イラストレーターへの道のりをしっかりとサポートしています。
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30代からイラストレーターを目指す上でのメリット
30代で一からイラストレーターを目指すとなると大変なことが多いイメージがありますが、メリットもあります。それは、社会人経験を経ているということ。
イラストレーターになるとはいえ、絵を描くことだけができればいいというわけではありません。同僚や先輩とうまくコミュニケーションを取れるかどうか、クライアントの意図やフィードバックをしっかりと受け取れるかどうか、といった部分も大切になってきます。
このような基本的な部分は社会人経験をしているからこそ培われるものもあります。イラストレーターとして仕事をもらえるようになるには、総合的な能力が必要になるため、すでにその土台ができているという点で、30代からのスタートはメリットもあると考えることもできるでしょう。
30代からイラストレーターを目指す上での懸念点
年齢に関係なく目指すことができるイラストレーターという職業ですが、やはり30代からスタートすることでの懸念点もいくつかあります。
まず、すでに前線で活躍している世代の多くは自分より年下になるため、若い上司からの指導を素直に受け入れなければなりません。また、同じような年齢でも、経験の差から給与に差がある状態から始まることも理解しておきましょう。
未経験からのスタートなので、スキルや経験が圧倒的に足りずに焦ってしまうこともあるかもしれません。
このような懸念点もあることを理解しておくだけで、壁にぶつかったときに冷静に対処法を考えることができるようになるので、頭の片隅に置いておくといいかもしれません。
まとめ
30代からイラストレーターを目指すことは簡単なことではありませんが、年齢に関係なく活躍でき、可能性は無限に広がっています。イラストを描けるというスキルは誰もが持っているスキルではありません。好きなことを仕事にできること豊かになる人生を思い描いて、まずは一歩踏み出してみませんか?
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