少女漫画家としてデビューする方法

画力を磨く

漫画家になるにはある程度の絵を描く力は必要になりますが、少女漫画家の場合はとくに画力を重視されます。
女の子受けする「可愛さ」「繊細で好感が持てる」など、他のジャンルの漫画家よりも絵に対して要求されるものが多い点が少女漫画の特徴とも言えるでしょう。

自分の好きなもの・ことを探す

自分の好きなもの・ことを少女漫画の題材にすると、リアル感が生まれます。それは自分が自然と興味を持って観察し、それを描きだそうとするから。
読者は共感できるもの・リアルなものに惹かれるので、自分の興味のあるものを探し出し題材してみましょう。

新人賞に投稿する・持ち込む

少女漫画家になるための王道を通るのであれば、新人賞に投稿したり出版社への持ち込みをしましょう。
描いたものに自信が無い・次はもっとうまく描けそうな気がする……。
考えることはたくさんあると思います。しかし、まずはプロに自分の作品を見てもらわなければ良い点・改善点はわかりません。
もちろん初めから褒められるというのは稀です。しかしプロからの意見はとても貴重なものと言えるでしょう。

画力

「少女漫画家になるには」でも書きましたが、少女漫画家には高い画力が必要。もちろん初めからプロ級に絵がうまい人はいないので練習を重ねなければいけません。
ただこの練習で人並み以上の画力を手に入れるとストーリーに派手さがなくても、新人賞の審査員の目に留まる確率は高くなります。
少女漫画家を目指してストーリーと画力どちらを先に磨くのか迷ったら、画力の練習に力を入れましょう。

人間関係を円滑にする

少女漫画家はデビューする前に新人賞に投稿・持ち込みをすることで、担当編集者がつきます。この担当編集者によってデビューできるかが大きく左右されることもあるため、少女漫画家にとっては最も重要な人物。
この担当編集者と険悪な仲になってしまうと「人」として信用できない、という印象を持たれデビューが遠のいてしまうことも有り得ます。
漫画を描くときは一人でも、少女漫画家デビューするにはたくさんの人の力を借りていることを忘れずに。

漫画を描き続ける体力

少女漫画家らしくないですが、漫画を描くことは実は重労働。締め切りが迫ってくれば、徹夜作業などの不規則な生活になってしまうことも多々あります。
体調を崩さないために食生活を心がけたり、風邪をひかないよう気を付けたり。体調管理能力も必要になってくるでしょう。

甘酸っぱい恋愛が好き

少女漫画家に向いている人には、爽やかで甘酸っぱい恋愛が好きという特徴があります。ドロドロしたりドライな大人の恋愛よりも、胸がキュンとして切なくなる恋愛に惹かれるのであれば少女漫画家に向いていると言えるでしょう。

学生が登場する恋愛漫画や小説が好き

少女漫画には学生同士が恋愛するシチュエーションが多いものです。少女漫画を描く漫画家自身がそのシチュエーションが好きであれば、想像も膨らみ面白い物語が描けるはず。少女漫画や青春小説が好きというのも少女漫画家の適性と言えます。

青春が好きで学校をモチーフに妄想することが多い

漫画家は想像力も必要不可欠。そして想像力は日頃から妄想している人ほど鍛えられています。
日頃から学校や部活動をモチーフに学生や教師の恋愛を妄想している人は、少女漫画を実際に描くときにも悩むことが少ないでしょう。

学生の制服が好き

学生の制服が好き・興味があるということは、無意識に観察しているということです。「最近の学生はどんなふうに着こなすのか」「制服に合わせたバックは？」など制服を通して、学生の流行を理解できるのは少女漫画家として強みでしょう。

少女漫画家として成功するためには

少女漫画家として成功したいという思いを実現したいなら、実は単純ですぐに実行できる方法があります。
それは少女漫画を描くことを習慣にすること。
多くの漫画家さんは漫画志望者の「どうすれば漫画家になれますか？」という問いに「描き続けてください」という返答をしています。
さらに「描き続ければ100％漫画家になれます」という漫画家さんも。
この描き続けるという習慣はプロデビューしてから成功するためにも重要です。
少女漫画家デビューしても二本目が描けないという新人は多くいます。
「アイディアが思い浮かばなくてもペンを握る」「とにかく絵を描く」という習慣を身に付けて作品を描き続ければヒット作を生み出し成功する確率もあがります。

まとめ

繊細な心情を描く少女漫画家。その少女漫画家になるための新人賞を突破するためにはまず、画力を磨きましょう。
そして少女漫画を描き続けましょう。
自分に自信が無くなることもあるかもしれませんが、そこでやめてしまうとデビューすることは絶対にできなくなります。
自信が持てるまで描き続けることが少女漫画家デビューする方法です。
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