子供の頃から漫画やアニメを見たり、イラストを描いたりするのが好きなら、キャラクターデザイナーについても興味がある方もいるのではないでしょうか。
キャラクターデザイナーは、1からキャラクターのデザインを作り上げるクリエイティブな仕事です。
また、似た仕事としてイメージされがちなイラストレーターとも違う仕事内容です。
当記事では、キャラクターデザイナーのなり方をはじめ、仕事内容や年収、向いている人などについて紹介します。
目次
キャラクターデザイナーとは
キャラクターデザイナーとは、ゲーム・アニメなどに登場するキャラクターを作り上げる仕事です。
マンガ原作や既に設定が複数決められている場合は、設定に沿ってキャラクターのアイデアを作ったりデザインしたりします。
オリジナル作品などの場合は、キャラクターデザイナーが1から髪形や体型・顔の造形、服装などを全て描きます。
ゲームやマンガが好きという方や、キャラクターイラストを描くのが好き・趣味といった方にも魅力のある仕事といえるでしょう。
キャラクターデザイナーになるために必要なスキル
では、キャラクターデザイナーになるためにはどんなスキルが必要か確認していきましょう。
画力
キャラクターデザイナーになるには、まず画力が必要です。
デッサンやパースといった基礎画力をしっかり身につけ、キャラクターを様々なポーズやアングルで描けるようになりましょう。
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キャラクター設定
キャラクターデザイナーは、作品の世界観に合ったキャラクターにするにはどんなビジュアルにすれば良いのか、魅力的なキャラクターとは何かなどを考えながらキャラクターを作ります。
良いキャラクターを生み出すためには、どんな設定・表現だとどんな印象を与えるのかというルールを知っておかなければなりません。
このようなキャラクター設定に関する知識も、キャラクターデザイナーには必要です。
デザインスキル
キャラクターの衣装や小道具、そして配色を考えるのもキャラクターデザイナーの仕事です。
そのため、デザインスキルも身につけておくと良いでしょう。
デザインの理論はもちろん、Illustratorを使ってデザインするスキルを身につけると、キャラクターデザイナーの仕事に活かせます。
キャラクターデザイナーになるためのスキルを身につける方法
では、キャラクターデザイナーになるためのスキルを身につけるにはどうすれば良いのでしょうか。
ここでは、3つの方法について紹介します。
大学で学ぶ
美術大学は、画力やデザインスキルを身につけるのにおすすめです。
ただ、大学ではキャラクターデザイナーになるためのスキルを身につけるというよりは、幅広くスキルを身につけて様々な職種を目指せます。
そのためキャラクター設定など、キャラクターデザイナーに特化した授業があるわけではありません。
専門学校やスクールなどで学ぶ
キャラクターデザイナーになるためには、デザインを学べる専門学校やスクールへ通うのがおすすめです。
キャラクターデザイナーを目指す専門学校なら、キャラクターデザイナーに特化した授業が受けられます。
既に紹介した通り、キャラクターデザイナーになるには画力だけでなくキャラクター設定やデザインなどの幅広いスキルが必要です。
専門学校なら、これらのスキルを短期間で効率よく身につけられます。
具体的にどんな授業が受けられるのか、アミューズメントメディア総合学院のキャラクターデザイン学科を例に見てみましょう。
- デッサン
- イラストレーション基礎
- CG
- キャラクター設定
授業内容についてもっと詳しく知りたい方は、学科ページをチェックしてみてだくさい。
独学
中には独学でキャラクターデザイナーを目指すことを考えている方もいるかもしれませんが、あまりおすすめできません。
キャラクターデザイナーに必要な幅広いスキルを身につけるには、独学では時間がかかります。
また独学でスキルを身につけられたとしても、採用では経験者や学校に通った人が優遇されることも多いため、就職面で不利になる場合もあります。
ポートフォリオ指導など、クリエイティブ業界特有の就活対策が受けられるという点でも、専門学校に通った方が就職に有利でしょう。
キャラクターデザイナーの仕事内容
ここからは、キャラクターデザイナーの仕事内容や、イラストレーターとの違いについて確認していきます。
キャラクターデザイナーの仕事について
キャラクターデザイナーは、アニメ・ゲーム作品に登場させる主要人物、モンスターなど、あらゆるキャラクターのデザインを担当します。
アニメやゲームの企画を元に、作品の世界観に合ったキャラクターを作り出すのがキャラクターデザイナーの仕事です。
またアニメ・ゲームではキャラクターが動き、色々なアングルから見た絵が必要になるので、立体を意識してキャラクターデザインを作るのも大切です。
キャラクターデザイナーの仕事の流れは、次の通りです。
まず企画書を元に、キャラクターの設定(髪型や髪色、顔の造形、体格、服装)を作り、さまざまなポーズ・表情のラフデザインを作成します。
ラフデザインが社内会議に通過した場合は、清書作業(クリーンアップ)に入ります。
清書作業では、細部にわたりデザインし各ポーズ・表情のイラストを描きます。
最後に、パソコンでキャラクターデザインを描き、3DCGもしくは2DCGにて完成させるのが一連の流れです。
キャラクターデザイナーの仕事内容をもう少し詳しく知りたいという方は、アミューズメントメディア総合学院の体験説明会がおすすめです!
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イベントの内容は毎回変わるので、次回はどんなイベントがあるのかチェックしてみましょう。
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イラストレーターとの違い
キャラクターデザイナーとイラストレーターは、どちらもキャラクターを描く仕事ですがデザインの自由度に関して違いがあります。
イラストレーターは、基本的にディレクターやプランナーなどから指示を受け、決められた仕様に沿ってキャラクターを描く仕事です。
一方キャラクターデザイナーは、世界観などの設定もあります。
1から架空の動物・キャラクターを生み出す点や、想像力を働かせて人物やモンスターをデザインするのが特徴です。
キャラクターデザイナーの年収について
キャラクターデザイナーの年収は、450万円前後で推移しています。
未経験から入社した場合は、年収300万円程で実績や経験年数に応じて、少しずつ昇給する傾向です。
また、大手企業はもちろん、近年急成長しているソーシャルゲーム関連のベンチャー企業でもデザイナーとして働くことができます。
月収に換算すると40万円前後と、日本人の平均年収と同等もしくは少し高い水準です。ちなみに派遣社員(時給制)の場合は、時給1,600円前後です。
中にはフリーランスという、会社に所属しないで1案件いくらという形で給料をもらう働き方をする人もいます。
キャラクターデザイナーは、急成長分野のソーシャルゲーム関連企業など含め需要のある仕事といえるでしょう。
キャラクターデザイナーに向いている人とは
キャラクターデザイナーは、イラストに興味関心がある方や、絵を描くのが好きな方に向いています。
また、デッサン力はもちろん、アイデア力や創造力のある方もキャラクターデザイナーに向いている要素の1つです。
1からキャラクターを作るキャラクターデザイナーは、オリジナリティ・個性・人を魅了するデザインも求められます。
こうしたスキルは学校で覚えられますので、イラストが好きならキャラクターデザイナーの素質が十分あると言えるでしょう。
まとめ
キャラクターデザイナーは、人物や動物・モンスターなど架空のキャラクターを1から作り上げ、描く仕事です。
担当する仕事は、ゲームやアニメなどが中心で、オリジナルのデザインを求められます。また、実務経験や実績の必要な現場でもあるため、独学では難しい状況です。
これからキャラクターデザイナーを未経験からめざす場合は、キャラクターデザイン学科もあるアミューズメントメディア総合学院で学ぶのが近道です。
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