NFTアートを始めるなら今がチャンス!
今回は、「NFTアートを作ってみたいけど、難しそうでなかなか始められない」という人に向けて、NFTアートの作り方から出品までを解説します。
売れる作品を作るためのコツも紹介。
まだあまり知られていない今だからこそ、NFTアートを先取りしてみましょう。
目次
まずは確認。NFTアートの制作〜出品の流れ
最初にNFTアートの制作から出品までを簡単に説明すると、通常のデジタル作品を作り、暗号資産を使って取引するという流れです。
この記事では、多くの人がハードルを感じる暗号資産の始め方について特に詳しく説明します。
もう少し流れを詳しく説明すると、次の通りです。
- 出品したいアート作品を制作する
- 暗号資産取引に必要なものを用意する
- 出品のための手数料を払い、NFTアートを出品する
では、次の項目から1つずつ解説していきましょう。
1.出品したいアート作品を制作する
日頃からデジタルイラストを描いている人なら、普段通りに制作すればOKです。
ただしNFTアートには売れるポイントがあるので、「NFTアートが売れない!そんな時は?」の項目も参考にしながら作品を作ると良いでしょう。
ちなみに、NFTアートはデジタルイラストに限りません。
音楽データや動画、さらにはX(Twitter)のツイートまで、デジタルで取引できるものなら何でもNFTアートになり得ます。
2.暗号資産取引に必要なものを用意する
暗号資産取引に必要なものは、3つです。
- コインチェック:暗号資産取引所の口座
- メタマスク:暗号資産を入れるための財布(ウォレット)
- イーサリアム(ETH):暗号資産
それぞれの取得方法を、流れに沿って解説していきます。
暗号資産の取引所の口座を作る
初心者におすすめの暗号資産取引所は、操作が簡単な「コインチェック」です。
スマホから最短5分で口座開設ができ、費用もかかりません。
ただしコインチェックも含め、国内の取引所は未成年の口座開設は許可されていないので、注意が必要です。
暗号資産を入れるための財布を作る
ウォレットと呼ばれる暗号資産を入れるための財布が必要です。
今回使用する暗号資産・イーサリアムを保管するためのウォレットアプリ「メタマスク」をダウンロードしましょう。
暗号資産(イーサリアム)を入金する
暗号資産取引所からウォレットへ、暗号資産を入金します。
NFTアートの取引に必要な暗号資産は、イーサリアム(ETH)です。
暗号資産取引所でイーサリアムを購入
まずはコインチェックの会員ページの「販売所(購入)」から、イーサリアムを購入しましょう。
とりあえず、出品のために必要な手数料(ガス代)分だけ購入すれば良いでしょう。
手数料は作品を出品するタイミングによって日々変動するため、具体的な金額はここでは紹介できません。
そのため、「3.出品のための手数料を払い、NFTアートを出品する」を先に行い、だいたいの手数料を確認してから入金するのもおすすめです。
ウォレットへ送金
続いて、メタマスクに送金します。
コインチェックの会員ページの「コイン送金」から「Ethereumを送る」を選択し、宛先をメタマスクに指定します。
以上で、暗号資産の準備は完了です。
3.出品のための手数料を払い、NFTアートを出品する
NFTマーケットプレイスのアカウントを登録します。
世界最大規模のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」がおすすめです。
OpenSeaでは、作品を初回出品する時に手数料の「ガス代」が発生します。
このガス代をイーサリアムで支払いましょう。
OpenSeaでの出品の方法は、こちらのサイトで詳しく解説しています。
参考URL:超初心者向け【OpenSea】でNFTアートを販売する方法|クリプトアートをつくろう
NFTアートのメリット
NFTアートの最大のメリットは、作品の唯一無二の価値が保証されることです。
これまでデジタルアート作品は簡単にコピーでき、無断転載されるなど著作権の問題がありました。
一方でNFTアートにはブロックチェーンと呼ばれる技術が使われていて、取引の改ざんができないよう厳密に管理されています。
また、ブロックチェーンによってNFTアートの作成者が記録されます。
つまり、自分の作品の唯一性を証明できるのがNFTアートなのです。
NFTアートが売れない!そんな時は?
「せっかくNFTアートを作って出品しても、なかなか売れない……」
そんな時は、出品する作品を見直した方が良いでしょう。
買い手のことを知る(市場調査)
どんな人がNFTを利用しているのか知り、ターゲットを考えましょう。
そもそも、日本でNFTを利用している人はとても少ないです。
海外メディアの調査では、世界20ヶ国のうち日本のNFTの普及率は2.2%という結果が出ています。
ちなみにNFTの普及率が高い国は、フィリピン、タイ、マレーシア、アラブ首長国連邦です。
日本国内でNFTを利用している人の特徴は、20代〜30代の若い世代が多く、所有者の68.9%はアートを購入しているというデータもあります。
これらの調査から、「ターゲットを海外まで広げる」「20代〜30代の若い世代をターゲットにする」ことを意識して作品を作ると良いでしょう。
参考URL:
「90%の日本人がNFTを知らない?!」国別で見るNFTの理解度について
NFT実態調査 所有経験ありは26%、人気カテゴリは「アート」と「ゲーム」
売れている作品を分析する
売れている作品を見て、なぜ売れているかを分析することも大切。
「パーツ売りをして、コレクションしてもらう仕組みを作っている」「SNSで上手く宣伝している」など、売れるNFTアートには理由があるはずです。
実用性のあるNFTアートを作る
有名なアーティストや、SNSのフォロワーがたくさんいるインフルエンサーでない限りは、実用性のあるNFTアートの方が売りやすいでしょう。
たとえば、SNSのアイコンやアバターなどは実用性のあるNFTアートの1つです。
さらにアート作品単体を売るのではなく、特典も付けることでより売れやすくなります。
たとえばサルのアイコンで有名なNFTアート「BAYC」は、購入することで高額で売れるNFTが配布される、商用利用の権利が得られるなどの購入特典が得られます。
このように、購入するメリットが分かりやすいNFTアートは売れる傾向にあるでしょう。
まとめ
NFTアートの作り方は、暗号資産取引の始め方さえ分かればそこまで難しくありません。
特にデジタルイラストが描ける人は、まだあまり知られていない今のうちに、ぜひ出品してみてください。
NFTアートが広く知られるにつれて出品の手数料も上がりつつあるので、安く出品できるうちに始めるのがおすすめです。
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