アニメーターの1日とは?作業内容について

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    cf82a54ab734f1606c1362c0c8a59caa_sアニメ業界は特殊な業界でもあるので、仕事の内容についてはあまり報道されていません。
    アニメーターの仕事に憧れを持っている方は、どのような作業をして1日を過ごしているのか気になりますよね。
    そこでこの記事では、アニメーターが実際にどのような1日を送っているのか解説していきます。
    アニメーターの仕事内容についても紹介するので、参考にしてみてくださいね。

     

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。アニメーション学科のurlはこちら
    • アニメーション学科では、動画/原画などを作るアニメーターやアニメ監督を目指すための「アニメーター・監督専攻コース」と、シナリオライターや、演出、制作プロデューサーを目指すための「制作・プロデューサー専攻コース」があります。講師は「機動戦士Zガンダム」で作画監督を担当する内田順久先生や、「マクロス7」で監督を務める網野哲郎先生など、現場で活躍している方が多くおり、生徒一人ひとりの成長を丁寧に指導しています。
    • 体験説明会では実際にアニメをゼロから作ってみる講座などをやっていますので、ご興味がある人が是非参加してください!
    • 体験説明会はこちら
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    アニメーターの仕事内容とは

    まずは、アニメーターの仕事内容から解説していきましょう。
    アニメーターとは一口に言うものの、実は全てのアニメーターが同じ仕事をしている訳ではありません。
    銀行員と言っても、全ての銀行員が窓口業務をしている訳ではないのと同じです。
    アニメーターは、あくまでアニメの作画制作をしている人たちをひとまとめにして指した言葉になります。

    アニメーターの役職によって仕事内容が変わる

    アニメーターの仕事は、「動画マン」と「原画マン」という二つの役職に分かれます。
    動画マンは、原画マンが描いた原画と原画の間の絵を描いて、キャラクターが動いているようにしていく仕事をします。
    動きの多いアニメの場合、1秒間に24枚の絵が必要になることもあります。
    原画のキャラクターの絵に忠実に動いているように見せなくてはならないので、正確な描写が求められます。
    原画マンは、アニメの大まかな流れを把握し、どこを原画として描き起こす必要があるか、何枚動画の絵が必要かを判断して、実際に原画を描いていく仕事です。
    実際に動画マンとして働かないと、どこに原画を入れるべきかが把握しづらいので、基本的には、動画マンを経験した後に原画マンにキャリアアップする、という流れになります。

    アニメーターは会社に所属するか、フリーランスか

    106c009d9e7f36de4cb0c16b9426aac7_sアニメーターの仕事は、会社に所属するか、フリーランスかによって1日の流れが変わります。
    若手のアニメーターは実力をつける為にアニメの制作会社に就職する場合が殆どです。
    ある程度の実力がついたら退職してフリーランスになることもあります。
    アニメの制作会社であればある程度まとまった給料をもらうことが可能ですが、フリーランスだと仕事を取れないと生活していくお金がなくなってしまいます。
    フリーランスになるなら、制作会社でコネクションなどを作っておく必要があると言えますね。

    アニメーターの1日の流れ

    では、ここからは早速アニメーターの1日の流れについてみていきましょう。
    アニメ制作会社に所属している場合と、フリーランスの場合、それぞれで解説します。

    アニメ制作会社に所属している場合の1日の流れ

    c2dd226c9e122adf890d54e5381847ac_sアニメの制作会社に所属している場合、勤務時間が決まっていることもありますが、仕事内容によって自由に勤務時間を設定して良いこともあります。
    ただ、どちらにしても出勤する必要はあるので、生活リズムはある程度固定されます。
    また、動画マンであっても原画マンであっても、「毎日1日◯枚描けばOK」と決まっている訳ではありません。
    日によって作業の進み具合が異なる為です。
    例えば、とても難しい構図の原画を描かなくてはならない場合、簡単な構図なら10分でラフ画が出来るのに、いつもの倍の20分かかってしまった、なんてこともあります。
    このような事情から、作業の進行具合から1日に描く絵の枚数は変わるんですね。
    仕事が多い日は夜遅くまでの作業になる可能性もあります。
    ただ、近年はアニメ業界の仕事環境を改善していけるように国も動いています。
    徹夜での作業を禁止している現場も多くなってきています。

    フリーランスの場合の1日の流れ

    アニメーターのフリーランスの場合には、何時から仕事をしてもOKです。
    ただし、締め切りまでには絵を提出しなくてはならないので、作成ペースを予想して作業日程を組まなくてはなりません。
    こちらも制作会社に勤める場合と同様に、1日に何枚描けば良いと決まってはいないので、自分の作業がどれくらいかかるのかを正確に把握しておく必要があります。
    フリーランスは信用が全てです。
    どんなにクオリティの高い絵を描くことが出来たとしても、締め切りを破るようなアニメーターには仕事を振ってくれなくなります。
    アニメーターの仕事を続けていく為には、信用を落とさないようにするのが最も大切です。
    クオリティを落とさず、かつスピーディーに絵を描いていく為のコツを、制作会社に勤めている時に掴んでおく必要があると言えますね。

    まとめ

    いかがでしたか。
    この記事では、アニメーターの1日の仕事について解説してきました。
    最後に簡単にまとめてみます。

    • アニメーターは「動画マン」か「原画マン」かで仕事内容が異なる
    • アニメーターの仕事は制作会社に所属するか、フリーランスかで1日の流れが異なる

    アニメーターになる場合、最初はアニメの制作会社に所属して仕事をしていくことになります。
    その後にフリーランスになれるかどうかは、制作会社で働いていた時にどれだけ実力を磨くことが出来るかどうかにかかっています。
    制作会社で仕事を続けるにしても、やはり早く仕事をこなせる方が給料は上がるでしょう。
    アニメーターとして仕事を続けていきたいなら、プロになる前に動画や原画の知識をつけていくのがベストだと言えますね。

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