テレビやネット記事などで、アニメ業界の暗い話題を耳にすることもありますよね。
アニメ業界以外にも働き方改革として話題にされる機会が多くなっています。
アニメが大好きで、仕事にしていきたいと考えている方にとっては不安なことも多いですよね。
ただ、アニメーターの仕事の将来性について、現状をしっかり知っている方は少ないのではないでしょうか。
この記事では、アニメーターを目指している方に是非知ってほしい情報をまとめて紹介していきます。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。アニメーション学科のurlはこちら。
- アニメーション学科では、動画/原画などを作るアニメーターやアニメ監督を目指すための「アニメーター・監督専攻コース」と、シナリオライターや、演出、制作プロデューサーを目指すための「制作・プロデューサー専攻コース」があります。講師は「機動戦士Zガンダム」で作画監督を担当する内田順久先生や、「マクロス7」で監督を務める網野哲郎先生など、現場で活躍している方が多くおり、生徒一人ひとりの成長を丁寧に指導しています。
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アニメーターの年収とは
まずは、アニメーターの年収を見ていきましょう。
2015年に日本アニメーター・演出協会(JAniCA)が発表したデータによると、全世代の平均年収は322万円でした。
更に細かく見ていくと、アニメーターの中でも若手が担当することの多い「動画」担当者は111万円、スキルアップして「原画」の担当者になると281万円という結果となっています。
20代前半の民間企業の平均年収が248万円ということを考えると、若手のうちは年収が低めであると言えます。
年収を上げる為にはスキルアップが欠かせないと言えますね。
アニメーターの将来性が心配されている理由
ここからは、アニメーターの将来性が心配されている理由について詳しく解説していきます。
主な理由は以下の3つです。
- 歩合制の仕事な為、新人時代は給料が低くなりやすい
- 海外への発注が増えている
- デジタル作画に移行してきている
一つずつ理由を見ていきましょう。
歩合制の仕事な為、新人時代は給料が低くなりやすい
アニメーターの仕事は、歩合制です。
その為、新人時代はどうしても給料が低くなりやすい傾向があるんです。
新人時代は基本的に、キャラクターが動いて見える為の原画と原画の間の絵を描いていきます。
この仕事の担当者のことを「動画マン」と呼びます。
動画マンとしての仕事ができるようになったら、原画マンと呼ばれる原画を描く仕事を担当することになります。
ただ、動画は原画と比べると単価が安くなります。
担当する作品によって異なりますが、大体1枚200円ほどです。
原画の場合には、1カットで単価が支払われており、大体1カット3000円ほどになります。
仕事の内容が異なりますが、やはり動画マンの担当者の方が給料が低くなりやすい傾向にあります。
若手のアニメーターは、早い段階で原画までスキルアップして給料を上げる必要があると言えますね。
海外への発注が増えている
近年、日本のアニメーターだけでは制作が追いつかず、動画の作成を海外に発注するケースも増えてきています。
昔よりもアニメ作品自体の数が増えているので、人手が足りないという現状があるからです。
深夜アニメの人気や、ネットテレビの台頭なども理由となっているようです。
制作費の問題もあり、海外に発注しないと放送に間に合わないという中小の制作会社も多く、日本のアニメーターの育成は急務となっています。
人手が足りない、という現状は将来性を不安視されている要因となっていると言えます。
デジタル作画に移行してきている
昔のアニメは全て手描きでしたが、今はデジタル作画の技術も進んでいます。
デジタルの技術が求められているので、アニメーターの仕事内容も変化してきています。
手描きよりも時間がかからなくなってきている分、アニメーターとしての仕事が減っているのでは?と不安になっている方も多いですよね。
ただ、まだまだアニメ作品には手描きの作画が使われています。
やはり手描きにしか出せない味がありますし、デジタルだけが全てではありません。
これだけデジタル技術が普及している中でも手描きを求められるのですから、これから先も手描きでの作画が重宝されることは多くなると言えます。
アニメ業界の変化の兆し
ここまで、アニメーターの将来性を不安視される理由について解説してきました。
ですが、実はアニメ業界にも変化の兆しが見えてきています。
まず、アニメーターにも固定給を導入する制作会社が増えてきました。
歩合制だとどうしても作業量に応じて給料が決まってしまう為、生活が苦しくなる可能性が高くなります。
それを固定給にすることで改善を図っているんですね。
更に、徹夜での作業を禁止している制作会社も出てきています。
体調面でのケアも考えてくれるようになってきているんですね。
日本のアニメは世界で評価されているので、これから先も働きやすく改善されていくことが見込めます。
まとめ
いかがでしたか。
この記事では、アニメーターの将来性について詳しく解説してきました。
参考になったでしょうか。
最後に、アニメーターの将来性についての情報を簡単にまとめます。
- アニメーターは若手時代は給料が安くなりやすい
- 日本のアニメーターの育成は急務となっている
- デジタル技術が進んでいるが、まだ手描きの技術は求められる
- アニメ業界の働き方は改善されていく見込みがある
アニメーターの仕事は、年収などから考えてもまだまだ将来性を感じられないという意見も多いです。
ただ、国が進める働き方改革や、世界のアニメへの評価が後押しして、少しずつ働き方も改善されてきています。
若手のうちは給料が低くなりやすいという面はあるものの、スキルアップしていけば年収は上がっていきます。
自分の好きなことを仕事にしていきたいという方は、是非目指してみてくださいね。
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