VRの技術を使って映像を作り出す、VR開発者(VRクリエイター)。
需要が増えているとはいえまだ新しい職業なので、仕事に関するあまり情報が得られないのが現状です。
今回は、VR開発者の気になる収入を紹介します。
- この記事の監修者
- アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。ゲームクリエイター学科のurlはこちら。
多くの卒業生は、セガゲームス、カプコン、レベルファイブ、スクウェア・ エニックスなどといった有名ゲーム企業に就職をし、ゲームの開発に携わっています。
入学する学生の95%は未経験ですが、1年生からゲーム開発の実践に携わり、短期間でゲームプログラマーとしてのスキルの習得を目指しています。ご興味がある方は、実際にゲーム開発が出来る体験説明会に来てくださいね! - 体験説明会はこちらから。
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VR開発者の年収はいくら?
VR開発者は比較的新しい職業のため、公的な平均年収のデータは公開されていません。
とある求人サイトでは、年収400万円〜800万円程度の求人が多いという情報があります。
VRの普及が進んでいるのに対して、VR開発者はまだそこまでメジャーな仕事ではないのが現状です。
そのためVR開発者は需要が高く、今後はさらに多くの収入が期待できそうです。
IT専門調査会社のIDC Japan株式会社によると、世界のVR市場は2029年までに約2273億ドル(約33兆円)まで成長すると予測されています。
世界の家庭用ゲーム機市場が約4300億円ということを考えると、かなり普及が進む可能性があると言えるでしょう。
参考URL:バーチャルリアリティ[VR]市場規模、成長、シェア |レポート、2030年
VRが活用されている分野
VRが活用されている分野はどんどん広がり、VR開発者の活躍の場も増えてきています。
ゲーム
VR開発者は、主にエンタメの分野で活躍できます。
特に、ゲームはいち早くVRの技術を取り入れてきました。
PlayStation VRやOculusが有名で、まるでゲームの世界に入り込んでプレイしているかのような体験ができます。
シューティングやアクション、リズムゲームなどのジャンルと相性が良く、多くのゲームタイトルが発売されています。
アプリ
VRを使ったアプリ開発の求人も増えています。
イベントやテーマパーク、デジタルアートなどを手がける会社ではVRの活用が進んでいて、VR開発者の採用募集が多くかけられてます。
医療
医療現場では、手術のシミュレーションやリハビリなどでVRが活用されています。
旅行
VRは旅行業界でも活用されるようになりました。
コロナ禍で修学旅行が中止になってしまった学生や、身体が不自由で外出できない方でも旅行を楽しめるよう、各種旅行会社がVR旅行プランを提供しています。
5Gの登場によってタイムラグがなくなるなど、さらにリアルな旅行体験が楽しめるようになりそうです。
不動産
新型コロナウイルスが流行する前から、不動産業界ではVRの活用が始まっていました。
3DCG・360度写真による部屋の再現で、パソコンやスマートフォン上でもより現実に近い物件のイメージを見ることができます。
また、VRで内見も行われています。
VR開発者を目指すためにすべきこと
「需要が高まる今、VR開発者になりたい!」と思う人も多いのではないでしょうか。
VR開発者になるには、複数のスキルとVR機器が必要です。
ここでは、ゲームの分野で活躍するVR開発者になるために必要なことを紹介します。
必要なスキルを身に付ける
・Unity
VR開発で利用されるゲームエンジンです。
3Dの描画やサウンド再生、データ管理など、ゲームを作るための統合開発環境と考えると分かりやすいでしょう。
・プログラミング
Unityを使えばプログラミングの知識がなくてもゲーム開発が可能ですが、本格的にVRゲーム開発を行いたいならプログラミングもマスターする必要があります。
Unityに対応した言語は「C#」です。
C系言語は構文が複雑で、習得にはやや難易度が高いと言われています。
・動画編集
Adobe Premiere Proなどの動画編集ソフトを使い、VR映像の編集を行います。
VR機器をそろえる
Unityに対応したハイスペックパソコンが必要です。
また、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)と呼ばれるVRを体験するための機器も購入しましょう。
このようにVR開発者になるには、高度なスキルと高価な機器が必要なので、独学で学ぶにはハードルが高いと言えます。
近年は、VR開発のカリキュラムがある専門学校も増えています。
VRゲームの開発実習を行なったりVR機器が用意されていたりと、VR開発を学ぶための環境が整えられているので、未経験からVR開発者を目指すのにぴったりです。
まとめ
VR開発者の年収に関して、公的なデータはありません。
ただしある求人サイトでは、年収400万円〜800万円程度の求人が多いという情報があります。
VRの活用の場は、ゲームを始め医療現場や不動産業界にまで広がっているため、VR開発者の需要は増えつつあると考えられるでしょう。
需要が増えると、さらにVR開発者の収入が上がることが期待されます。
VR開発者になるには、Unityなどの技術を勉強し、高価なVR機器をそろえる必要があります。
「すべて自力で行うのはハードルが高い」と感じたら、VR開発を学ぶ専門学校に通うのがおすすめです。
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アミューズメントメディア総合学院 ゲーム・アニメ3DCG学科
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住所 | 東京都渋谷区東2-29-8 |
お問い合わせ | 0120-41-4600 |
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