8月2日、アミューズメントメディア総合学院にて開催されたAMG×KADOKAWA超体感オープンスクール2008に、
雨木先生が来校。そのトークショウでは『鋼殻のレギオス』誕生の裏側や執筆秘話を大公開!!
今回から3回に分けて、そのイベントを学院卒業生俵法子さんがレポート!
この先、彼らはどうなっていくのだろう――。
いちど読み始めたらページをめくる手が止められない、夢中になる物語。
それが、アニメ化へ向けてアツイ話題を提供し続けている鋼殻のレギオスだ。
レイフォンがニーナがフェリが、小説の世界を飛び越えて、縦横無尽にレギオスを動きまわる日も近い。
そんな、期待に萌え(燃え)あがる心をさらにかきたてるイベントが先日、アミューズメントメディア総合学院で開催された。
レイフォンたちの生みの親である、雨木シュウスケ先生と担当編集者の中村さん、編集長の女井さんの登場に、興奮は抑えられない。
壇上の話は、さっそく「鋼殻のレギオス」に関する話で進んでいく。
まずは「この物語はどこから着想したのか?」といった質問。
「世界観ですね。早くからあったアイデアは『動く都市』というものでした。
都市が動くということは動かなければいけない理由があるはずだし、都市が動けるためには条件もあるはず。普通の世界で都市だけ動いたら、怪獣扱いですからね(笑)。
では外の世界には危険な生物がいて、動く都市以外は滅んでいるようにしようと……
そんなふうに考えていきました」
また、そういった世界観や物語を考える上で、自分が過去に見てきたもの、読んできたもの、体験してきたことが大きく影響するともおっしゃっていた。
「ドラゴンボールが好きなので(笑)。天下一武道会のようなことができないかな、と。さらに学園ものの要素を入れたい……そんなことを考えて、戦争のシステムにいたりました」
このような裏話のあとで「キャラクター」の話に移っていくのだが……今回はここまで。
次回は、さまざまなキャラクターの誕生秘話(!?)に迫っていく予定だ。
俵法子さん
2007年ノベルス学科卒業。
学園アリスドラマCD「ラブ☆ポーション注意報」のシナリオ、連続テレビドラマ「イヌゴエ」「ネコナデ」の脚本協力、
アニメ・ゲーム雑誌の記事執筆等を手がけている。