「メタバース」「VR」いまいち分からないIT技術を解説

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  • メタバースとVR、どちらも同じ「仮想空間」だと思っていませんか?
    一見似たような技術ですが、実は大きな違いがあります。

    ここ数年で新たに登場したIT技術について、事例も合わせて解説しましょう。

    • この記事の監修者
    • アミューズメントメディア総合学院は、東京恵比寿にあるゲーム、アニメ、マンガ、小説、声優などの 業界や職業を目指す方のための専門の学校です。ゲームクリエイター学科のurlはこちら
      多くの卒業生は、セガゲームス、カプコン、レベルファイブ、スクウェア・ エニックスなどといった有名ゲーム企業に就職をし、ゲームの開発に携わっています。
      入学する学生の95%は未経験ですが、1年生からゲーム開発の実践に携わり、短期間でゲームプログラマーとしてのスキルの習得を目指しています。ご興味がある方は、実際にゲーム開発が出来る体験説明会に来てくださいね!
    • 体験説明会はこちらから。
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    メタバースとは

    メタバースとは、現実世界とは異なる社会性を持った仮想空間のことです。
    仮想空間では、分身となるアバターを使ってコミュニケーションを取る、買い物をする、イベントに参加するなどのさまざまな活動ができます。

    「社会性を持った」仮想空間というのがポイントで、コミュニケーションなど他者との交流ができない仮想空間はメタバースとは言えません。

    メタバースという言葉が使われ始めたのは2021年頃からですが、メタバースに近い技術は数年前から活用されています。

    たとえばゲームでは、キャラクターを操作してオンラインで他のプレイヤーと対戦したり、コミュニケーションを取ったりできる点がメタバースと似ています。

    こうしたオンラインゲームはメタバースの事例の1つだという意見もありますが、オンラインゲームはメタバースではないという意見もあります。
    メタバースはゲーム以上に自由度が高く、より現実世界に近い活動ができるからです。

    VRとは

    VRとは「Virtual Reality(バーチャル・リアリティ)」の略称で、仮想現実にいるような感覚を得られる技術のことです。

    VRゴーグルなどを使って目の前に映像を映し出し、ユーザーの目線や動きに合わせて映像が動くことで、まるで仮想現実の中にいるような体験ができます。

    PlayStation VRが発売されるなど、VRはゲームで活用されてきました。
    ビジネスでも仮想現実で医者の手術の研修が行われたり、不動産の内見を行なったりといったケースが見られます。

    XRとは

    そもそもVRとは、XR(クロスリアリティ)の一種です。
    XRとは現実世界と仮想世界を融合させ、現実にはないものを知覚できる技術の総称のこと。
    VRの他、「AR」や「MR」も含まれます。

    • MR:現実空間に文字などの仮想情報を表示させる技術。(例)HoloLensなど
    • AR:スマートフォンなどの画面上で仮想情報を表示させる技術。(例)ポケモンGOなど

    メタバースとVRの違い、関係性

    メタバースとVRの違い、関係性
    ここで、メタバースとVRの違いを整理しましょう。

    • メタバース:社会性を持った仮想空間
    • VR:仮想現実にいるような感覚を得られる技術

    メタバースは「場」を表すのに対し、VRは「手段」を表します。
    つまり、VRはメタバースへアクセスする手段の1つと考えると良いでしょう。

    ただし実際は、VRの普及率の問題などで、メタバースへアクセスするにはパソコンやスマートフォンが主流となっています。

    しかし、よりメタバースの世界に没入するにはVRを活用するのが理想なので、今後はVRを使ったメタバースも増えていくかもしれません。

    現に、パナソニックはメタバースにおけるVR端末の重要性から、メガネ型のVR端末を発表しています。
    VR映像を高画質で楽しめるだけでなく、暑さや寒さも体感できるとのことです。

    ゲーム業界とメタバース・VR

    メタバースやVRはエンタメ業界との相性が良く、特にゲームの分野でいち早く取り入れられてきました。

    「どうぶつの森」では、プレイヤー同士がオンラインで交流するメタバースのようなシステムが採用され、数々のアクションゲームではVRによってより臨場感のあるプレイが楽しめます。

    また視点を変えると、ゲーム制作の現場では常に新しい技術を身に付ける必要があるということです。

    将来ゲーム制作の仕事がしたい人は、従来の知識や技術の他に最新の技術を使ったゲーム制作について学ぶと、需要のあるクリエイターになれるでしょう。

    VRに携われる仕事とは?内容を徹底解説

    メタバースやVRはさらに身近な存在に

    メタバースやVRはさらに身近な存在に
    主にエンタメ業界で活用されているメタバースやVRですが、今後は日常生活の中にも取り入れられ、さらに身近な存在になるかもしれません。

    特にメタバースは、新型コロナウイルスの流行によってここ数年で急激に広がりました。

    オンラインで会場を回ったりコミュニケーションを取ったりするイベントは、今では当たり前になりましたよね。

    メタバースが実用化されるにつれて、VRの活用もさらに進む可能性があります。

    まとめ

    メタバースは社会性を持った「仮想空間」、VRは仮想現実にいるような感覚を得られる「技術」です。

    VRを使えばメタバースの世界に没入体験できますが、まだそこまで活用されていないのが現状です。

    メタバースやVRはゲームなどエンタメ業界で多く活用されていますが、今後は日常生活でもこうした技術が取り入れられるかもしれません。

    今後成長が期待できるメタバースの領域では、「3DCGアニメーター」「グラフィックデザイナー」といった職業の需要が高まることが予測されます。

    職業についてわかりやすく解説していますので、次の記事をチェックしてみてくださいね!

    >>3DCGアニメーター

    >>グラフィックデザイナー

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