
- この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。
「声優業界ナビ」では、声優業界に興味を持っている方や現在勉強中の方に役立つ内容をご紹介していきます。第2回目は「声優のお仕事:外国映画の吹き替え」です。
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海外俳優のしゃべるシーンに日本語を当てていく仕事
外国映画の日本語吹替えを行うのも声優の仕事の1つ。映像の中の登場人物がしゃべる口の動きに合わせてセリフを当てるところから「アテレコ」とも呼ばれています。アニメのアフレコとは違って、俳優の口の動きに合わせて日本語を当てていくという特殊な技術が要求され、アニメのキャラクターの時よりも自然な演技を求められるのが特徴です。

誇張された演技ではなく自然な演技を
海外俳優の芝居に合わせてアテレコを行うため、必然的にリアルで自然な演技が要求されます。演じる側としては高い表現力が必要な仕事といえるでしょう。海外俳優の口の動きに合わせてセリフを当てていくのは、ある程度の経験と高い技術が必要になります。
海外俳優が有名な方だと、吹替えを担当する声優が決まっている場合もあり、ベテランの声優と一緒に収録する機会も珍しくありません。
出演者はマナーや協調性も大事になってくるでしょう。そして、台本にないガヤなどのシーンでは、状況に応じたセリフを自分で考えて収録することもあり、どんな場面でも臨機応変に対応できる能力も必要です。容姿等は関係ない、実力勝負の仕事で、一度抜擢されて評価が得られたなら、その後も継続して使ってもらえることが多いようです。

オーディションからではなく人脈から
アニメの仕事はオーディション審査が中心なのに対し、吹替えの仕事は音響監督やプロデューサーによって配役が決められます。
映画に出演している俳優のイメージに合う声優が選出されることになりますが、音響監督やプロデューサーの人脈の中から評価が高い声優が選ばれることも多いようです。
技術や経験のある人材が最優先で求められるため、メイン級の役に新人が抜擢されることは少なめで、信頼のおける腕が確かな声優というニーズが強いようです。
「声優業界ナビ」は、学院が発行している業界本「業界ナビゲーションブック 声優編」の一部を抜粋してご紹介しています。
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