
- この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。
声優について学ぶとき、舞台俳優としての演技の勉強や練習もすべきだという話を聞いたことがある方は多いでしょう。
声優になるのに、なぜ舞台俳優としての勉強や練習が関係してくるのか、それはどんなことに役立つのか……今回は声優と舞台俳優との関連性について解説していきます。
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声優と舞台俳優の関連性とは?
海外ドラマや洋画の日本語吹き替え版の声優が活躍した1960年代の「第一次声優ブーム」のころは、それまでラジオドラマに出演していた放送劇団の出身者や、新劇の舞台俳優が声優の仕事をこなしていました。
その後、1970年代後期になり、テレビアニメが数多く作られた第二次声優ブームが起きてからも、アニメ声優として仕事をする方の大半は、舞台俳優の経験がある方たちでした。
このように声優と舞台俳優とは50年以上前から深い関わりを持っていました。声優というのはもともと俳優がやるもので、仕事としてのカテゴリーも俳優業のなかの1ジャンルという位置づけだったからです。
声優としての技術を学ぶときに舞台俳優と同じ演技力を求められることが多いのもそういった歴史があるからです。
実際に発声、滑舌、呼吸法、台本の読み方、役作り、ストーリーや世界観の捉え方、感情表現の仕方など、両者に通じる部分はたくさんあります。

舞台俳優としての演技を学ぶと声優としてどんなメリットがある?
では、舞台俳優としての演技を学んで磨くことは、声優の仕事にどんなメリットがあるのでしょうか。
まず上記でも述べたように、基本的に舞台俳優としての演技力は声優としての演技力のベースを作ることに役立ちます。
ほかにも役に立つことはたくさんあり、無駄になることはほとんどないといってよいでしょう。具体的には次のようなメリットも考えられます。
仕事の幅が広がる
俳優としての演技について学ぶことで、声優としてはもちろん、舞台俳優として活躍できる可能性も広がります。
将来、ドラマや映画の俳優になる可能性もあるでしょう。
実際に声優として活躍した後に俳優やタレントとして起用され、ドラマや映画の俳優に転身した方もいます。
声優はナレーター、ラジオパーソナリティ、歌手、俳優など昔からマルチな活躍をする方が多く、それが声優という仕事の魅力のひとつにもなっています。
オーディションに活かせる
プロダクションに入るためのオーディション、アニメ作品にキャスティングされるためのオーディション、いずれのオーディションでも舞台俳優の演技を学ぶことは役に立つでしょう。
台本を読む、アドリブで演技をするといった実技試験に活かせることはもちろん、自己PRの時間を与えられたときに、物怖じせず話ができるようになることにもつながります。
このように、声優と俳優は共通する部分が多いです。声優をめざすのであれば、舞台俳優についても興味を持ち、積極的に勉強するようにしましょう。きっとそれがあなたの可能性を広げてくれるはずです。
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