
- この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。
最近では、声優として仕事をしながら歌手としても活躍しているという人を多く見かけます。
ということは、声優には歌唱力が必要ということなのでしょうか?
今回はそのような疑問を含め、声優を目指す上で、歌唱力がどんな風に役に立つのかについてご紹介します。
- この記事は、アミューズメントメディア総合学院の声優学科が執筆しています。
声優に歌唱力は必須ではないがあったほうが良い
声優にとって最も必要なのは、声による演技力です。歌唱力は二次的なものなので、絶対に必要なものとはいえません。
しかしそれでも声優の中には歌手活動やバンド活動をしている人が多くいます。
それによって認知度やメディア露出が増し、人気声優としての立場を確かなものにしているというケースがたくさんあります。
どんなタイプの声優であっても、活動の幅を広げるという面で歌唱力もないよりは、あったほうがいいのは確かでしょう。

歌唱力があるとどんなメリットがある?
では、声優を目指している人にとって歌唱力があることはどんなメリットがあるのか、具体的に見てみましょう。
オーディションで有利になる
オーディションでは自己PRの時間があります。そこで、アカペラ(演奏なし)で、「歌をうたいます」と言って歌えばアピールになる可能性があります。
単純に「歌、上手いね」と思われて印象に残ることもあるでしょう。オーディションでは審査員の記憶に残ることが第一に求められるものです。
もう一つ、オーディション中の課題として、明確に「アカペラ審査」が組み込まれている場合もあります。
これは実際に歌唱力のある声優が求められていることの証拠といえるでしょう。
審査のポイントはまず歌でしっかりと声が出せていること、表現力があるかどうか、物怖じせず課題がクリアできるかどうかなどです。
実際に歌唱力をつけるためのボイストレーニング、発声法、呼吸法は声優の仕事にも役に立つので、そうした練習をしておいたほうが有利でしょう。
仕事の幅が広がる
今や声優という仕事にはタレント性や、ときにはアイドル性も求められる時代です。
声優プロダクションに入ったとき、歌唱力が優れていれば「歌もいける」と判断され、プロダクションのスタッフが歌う仕事がもらえるよう売り込み方を考えてくれることもあり得ます。
声優がアニメ作品のオープニング曲やエンディング曲を歌うことや、CDをリリースしたりライブ活動を行うことはそう珍しくありません。
最近は劇中で使用する曲を声優が歌うことや、キャラクターが歌手やアイドルという設定のアニメ作品で声優による音楽ユニットが結成されるような機会も増えています。
アニメ作品のファンイベントも多く開催されており、ステージ上で歌が披露できるというのはアドバンテージになるでしょう。
声優を目指すとき、第一に身につけるべきなのは声優としての演技力や技術であることは間違いありません。
しかし歌うことに興味があるのなら、その能力を伸ばすことを考えてみるのもけっしてマイナスにはならないでしょう。声優になるための武器になるという気持ちで、努力してみてはいかがでしょうか。
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