声優になりたい理由というのは、人それぞれです。理由はすなわち夢そのものであり、それが原動力となって声優になるための道を突き進む方は、とても立派ですよね。
しかしいくら声優になりたい理由があっても、それ以上に強い想いが伴っていなければ、夢はとても儚く散ってしまいます。
自分に声優になりたいという理由以上に強い想いがあるのか、今一度再確認してみましょう。
声優になりたいは目的になってしまう
声優を目指す方は、アニメの勢いが増していくに従って増えており、声優業界の競争は激化の一途を辿るばかり。
一般的な声優になるための道のりとしては、専門学校や養成所に通った後に、オーディションを経てプロダクションに所属し、そこからコツコツと仕事を増やす事です。
そのため、30歳を超えてブレイクする声優も珍しくない業界です。
声優業だけで生活するには多大な苦労を強いられるのですが、そもそもプロダクションに所属するだけでも苦労します。困難な業界である事から、自分がなりたかった理由を忘れてしまい、声優になる事自体が目的にすり替わってしまう事があります。
そこを最初から目標に設定しているのなら問題はありませんが、そうでないならば、強い想いを持ち続けて理由を忘れず、声優になる事は通過点と捉えた方がいいかもしれませんね。
声優になれた理由となれない理由
声優の専門学校では、学生が自主練できるスペースが用意されている場合があるのですが、最初の1ヶ月だけは顔を出すものの、バイトが忙しい等の理由で徐々に遠ざかってしまう方がいます。
声優業だけで生活できるか以前の問題として、プロダクションに所属するためのオーディションを受ける前から差が開いてしまいます。
声優になりたい理由が一歩を踏み出す手助けはしてくれても、歩き続ける手助けはしてくれません。頑張り続けるには、なりたい理由から派生した強い想いこそが最も重要です。
売れっ子声優でも、発声練習やオーディション対策は欠かさず行っている方が多いです。そういう方々は、声優として活躍する以前から頑張り続けられる強い想いが根底にあったからこそ、その延長線として、声優になっても頑張り続けられるのかもしれませんね。
反対に声優になれない理由は、頑張り続ける強い想いを持っていない人です。声優になるための努力を怠ってしまえば、仮にプロダクションに所属できたとしても、続けていくことが難しくなってしまうのではないでしょうか。
声優が実際に語ったなりたい理由
柿原徹也さん(Zynchro所属)
日本が世界に誇れるアニメ文化に関わる仕事がしたかったから。
赤羽根健治さん(青二プロダクション所属)
ずっと人見知りで、社会に出る事への不安を抱えながら受験勉強をしている時にラジオから声優の養成所の案内が流れ、「これだ!」って思ったんです。
加藤英美里さん(81プロデュース所属)
友人に誘われてアミューズメントメディア総合学院に見学に行き、声優の道に進む事になりました。
理由は何でもいい
アニメが好き、声で表現するのが好き、憧れの声優がいるなど、なりたい理由は人それぞれ違います。
ご紹介した声優陣の例も含め、他にも好きな女の子を追い掛けた、他者から勧められた、大学受験に失敗した、自分が嫌いなど、様々な理由で声優の専門学校や養成所に足を踏み入れた方が多いです。
ですが、そういう理由が始まりであっても声優として活躍している方は多いので、想いは後から付いてくるのかもしれません。
どんな理由であれ実際に足を踏み入れないと、自分に想いがあるのか分からないかもしれませんが、何かしらの強い想いがあれば、それが頑張り続けられる理由になります。
もしもなりたい理由が最初から具体的かつ明確であるのならば、それを強く持ち続けましょう。
例えどれだけ困難な道のりでも忘れずに持ち続ければ、新たな理由と想いが加わるかもしれません。
まとめ
声優になりたい理由というのは、あくまで飛び込むきっかけにしかなりません。
そこからどうなるかは自分次第です。
少なくとも、なりたい理由以上の強い想いがなければ、頑張り続けるのは難しいのではないでしょうか。
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