プロと同じ工程でアニメを創る共同制作の作品上映会が今年も実施されました。
1年生から3つのチームが編成され、各々完成に向けて奮闘しました。
今年も感染症の影響により、一部登校に制限がかかるなどイレギュラーな事態もありましたが、全チームしっかりと作品を完成させ、上映することに至りました。

また今回の作品は「Furec ARTS for thefuture！2021もえろ！アニメコンペティションフクヤマニメFes」へ出展され、『アネモネ』が見事、審査員特別グラミネーション賞を受賞いたしました！

ここからは出展した3作品をご紹介していきます。1年生にとって初めてのアニメーション制作、ぜひご覧ください！

『13月の恋』

あらすじ

13月……それは死に際に心残りを抱える者が迷い込む場所。
12月31日、主人公は自殺を図ろうとするも、ふと数年前の神社での火災事故のことを思い出す。その時に救った少女を思い返していると“13月”に迷い込み、少女と再会を果たす。彼女は、命の恩人が自殺するほど追い込まれていたにも関わらず、何もできなかった無力さを悔やんでいた。実は少女は人間ではなく、人の姿をした神様だった。そんな彼女もまた、神様としての死に際にいた。火災事故により人間が立ちいらなくなった神社は廃れ、元旦の日の出をもって寿命を迎えるのだと主人公に伝える。そして目を覚ました主人公は――。

『アネモネ』

あらすじ

ある日、1人の気弱な女学生が“美人さん”に出会う。女性か男性かはわからないがその姿はただただ美しく、堂々と自信に満ちた姿は見惚れるほどであった。女学生に「お前には自分ってものはないのか？」と美人さんは問う。女学生は俯き、「私だってあなたのように美しくなりたいけど……」と、憧れはあるが自信がないと打ち明ける。「なりたい、変わりたい、と思えたらいつでも変われるんだ！」と美人さんは言い、彼女の手を引き街へと繰り出す。
美人さんの教えにより見た目も心もどんどん変わっていく女学生。そんな中、美人さんのファッションは何に影響を受けているのか尋ねる。その問いかけに「自分が“ロマン”と思うものを大事にしている。」と答える。美人さんにとってのロマンとは、自分が好きなものを好きと、はっきり口に出すことだと告げた。
その言葉を聞いた女学生は――。

『過去には戻れない』

あらすじ

サッカー部に所属する主人公の少年は、自らのミスで大事な試合に敗北したことをずっと悔やんでいた。後悔を引きずったままの少年は、気分転換のため登山へやって来る。その道中、同じ年ほどの少女と出会う。少女は少年の悩みを聞き、「じゃあ過去に戻ってみる？」と微笑む。少女との会話の中で仲間たちの言葉を思い出した少年は少しずつ立ち直り、ある決意をするのだった――。

過去の共同制作の作品もAMGチャンネルの再生リストからご覧いただけます。
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Furec ARTS for thefuture！2021もえろ！
アニメコンペティションフクヤマニメFesサイト
https://fukuyamanime.jp/event2021/anime-awards/

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