
漫画家になるにはどうしたらいいか?
日本全国に大勢の志望者がいる漫画家という職業。デビューにはたくさんのライバルたちと競い合い、狭き門を通過してデビューを勝ち取る必要があります。
漫画家になる方法を知れば、漫画家デビューに向けた道筋が見え、今あなたがすべきことが見えてきますよ!
どうしたら漫画家になれるか?
新人賞に応募する
まずは様々な雑誌で開催されている漫画の新人賞からのデビューについて。規模の大きさは賞ごとに異なっており、募集条件も雑誌ごとに違います。 漫画家の原石を見つけることを目的としているので下書き程度の仕上がりでも面白ければ応募可というところもあれば、トーン貼りやペン入れなどの技術まで判断基準に入っている新人賞もあります。
メリットについて
持ち込みの一番のメリットは地方に住んでいても気軽にチャレンジできるという点です。 漫画の新人賞の場合は規定に沿って作品を仕上げて郵送する・ファイルをアップロードするかのどちらかなので、地方に住んでいるなどは関係ありません。 また今の自分がどれくらいの実力を持っているのかを知る機会として応募してみても良いでしょう。
デメリットについて
最近では自分が応募した作品にコメントをつけて返してくれる新人賞も増えてきたようです。しかし、そうでない場合は「自分の作品の直すべき点」を自分の視点で考えなければいけません。 作者と読者の視点は違うので第三者からアドバイスを受けられないと、成長するのに時間がかかってしまいます。
新人賞デビューの実績
尾田栄一郎 | ONE PIECE |
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第104回ホップ・ステップ賞 入選 |
|
ほったゆみ | ヒカルの碁(漫画原作) |
1998年第2回ストーリーキング 準キング |
出版社に持ち込む
編集者に直接アポをとって出版社に自分の作品を持っていき、そこからデビューを狙う方法です。 漫画雑誌には「持ち込み歓迎」という広告が載っていることがあります。 この広告が載っている漫画雑誌の編集部や広告が無くても、自分の作風が合っていると思う漫画雑誌の編集部に連絡を入れてみましょう。
出版社持ち込みのメリット
持ち込みの一番のメリットは、プロの編集者から直接アドバイスを受けられることです。 プロの編集者からアドバイスを受けることで、自分の作品の良い点・改善点を知ることができ漫画の実力が飛躍的アップするでしょう。
出版社持ち込みのデメリット
都内にある出版社に持ち込みをしようと思うと地方に住んでいる人は交通費・時間・宿泊費などがかかってしまいます。 そのため誰でも簡単に実行できる方法では無い点がデメリットと言えるでしょう。
出版社持ち込みの実績
諫山 創 | 進撃の巨人 | 講談社持ち込み |
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アシスタントになる
漫画家のアシスタントからデビューしたいなら、出版社の公式サイトをチェック。「○○先生のアシスタント募集」という募集要項が出ていることがよくあります。 また持ち込みをしたことがあり、編集者とのコネクションがある場合には紹介してもらえる場合もあるので相談してみても良いでしょう。
アシスタントのメリット
アシスタントを経験するとプロの漫画家の仕事を身近で見ることができます。 プロの漫画の心構え・技術を身を持って知っておくことで、自分がデビューした時にスムーズに仕事をこなせるようになるでしょう。 また漫画家の下へやってくる編集者とも顔見知りになれるので、コネクションを作るのには向いている職場かもしれません。
デメリットについて
漫画のアシスタントをすると仕事が忙しくなり、自分が応募・持ち込みする作品を描く時間がとれなくなってしまう場合があります。 そのため仕事をしながらも「自分の作品を描く」という強い意志が必要になります。
アシスタントの実績
雷句誠 | 金色のガッシュ |
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藤田和日郎に従事経験有り | |
畑健二郎 | ハヤテのごとく! |
久米田康治に従事経験有り |
同人活動をする
自分の描いた作品を同人即売会で販売して人気が出ると、出版社からスカウトされる可能性がでてきます。 ほかにも自分のサイトを立ち上げて作品をアップし、面白いと話題になれば出版社から声がかかり一気に紙面デビューを果たすこともできるでしょう。
同人活動のメリット
同人漫画家のメリットは自分の好きなジャンル・得意な分野・マイペースで活動を行える点です。 新人賞には必ずある締め切り。その締め切りが無いのでのびのびと楽しく作品を作ることができます。
同人活動のデメリット
マイペースに漫画を描ける環境に慣れてしまうとプロになってから辛い思いをするかもしれません。 プロの漫画家に求められるのは「良質」「安定したスピード」。 ときには編集者の意向に沿った内容に変更したものを描かなければいけません。 同人活動をしていた自由さとのギャップからプロの漫画家としてデビューしても、同人作家に戻ってしまう人も多くいます。 プロの漫画家を目指すのであれば、それ相応の覚悟が必要です。
同人活動の実績
CLAMP | カードキャプターさくら |
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関西地方で同人グループとして 活動経験有り |
学校に通う
漫画を描くための技術や知識を基礎から教えてくれる漫画学校でしっかり学んでデビューする方法も最近増えています。 漫画学校では技術の基礎と応用を理解しやすくカリキュラムが組まれているので、漫画を描く力がとても早く成長します。 また「出版社への持ち込み」「新人賞に応募」するための作品制作をするカリキュラムが組まれている漫画学校もあります。
学校通学のメリット
授業内で制作した作品を批評・アドバイスをしてくれるのは、プロの漫画家として活躍する講師たちです。 つまり講師たちから受けられるアドバイスは「プロ視点」のもの。 プロから指摘されて作品を改善していくので、出版社に持ち込みをした時にプロの編集者の目に留まる確率が上がるのは当然。 プロの漫画家から教わることでデビューへの近道になります。
学校通学のデメリット
学校といえばかかるのは当然「学費」。技術と知識を習うのでやはり一定の金額はかかります。 しかし学校によっては入学金免除や奨学金制度があるのでぜひ調べてみましょう。
学校通学の実績
久世 みずき |
真代家こんぷれっくす! |
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アミューズメントメディア総合学院 2003年卒業 |
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おおわき 正義 |
秘密結社 鷹の爪 |
アミューズメントメディア総合学院 2005年卒業 |
⇒漫画家になる方法の詳細はこちらへ
⇒学校に通学し漫画家を目指す方法について、もっと詳しく知れるイベントに無料で参加する
まとめ
漫画家になる方法は新人賞や持ち込み以外にもあるんですね。
自分にはどんな活動方法が向いているのか・どのような方法なら長く継続できるのかを考えて漫画家デビューを目指しましょう。
もし自分に合った活動方法が分からないのであれば、漫画の専門学校で開催されるイベントへ参加して相談してみるのも良いでしょう。
また同人サークルのイベントに参加して色々な作品に触れるのも大切。
漫画家デビューを目指すなら色々なイベントに参加して、色んな人と出会うことから始めましょう。
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