漫画を描く流れ

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    プロットとはストーリーを作る時の大まかな流れ・構成のこと。
    プロットを考え始めた時には「高校生と教師が恋愛する話」としか決まっていなくても作っていくうちにアイディアが膨らんでくるのでそれを描き加えていきましょう。
    アイディアが固まったら起承転結や三幕構成などを基にして、どこでどのような事件が起きるか・キャラクターたちはどのような動きをするかを決めていきます。
    また描きたいワンシーンを思いついている時には「このシーンを盛り上げるためにはどのような前置きが必要か」を考えてプロットを作っていくのもひとつの方法です。

    漫画のシナリオとは

    シナリオとはプロットで作った大まかな流れに設定をプラスして、より細かく自然な流れにしたストーリーの決定稿のようなものです。
    シナリオ化をするとプロットを書いているには気付かなかった不自然な話の流れやその場にいるキャラクターがどのような感情・行動を取っているかを再確認できます。
    漫画を描くことに慣れていない人はシナリオ化をして、話の矛盾が生まれないようにすると自分が思い描いたストーリーを完成させやすくなりますね。

    漫画のネーム(下書き)とは

    a9460623df5049988b4d7dac1dec43f4_s シナリオ化したストーリーを絵として描き起こし、下書きしていきます。
    どのようなコマ割りにするか・コマの中でキャラクターはどのようなポーズを取らせるかなどを決めていきましょう。
    読者にストーリーの面白さをより印象付けるにはどのようなコマ割り・演出方法をすれば良いかを考えながら描くのがポイント。
    演出する方法が決まったらキャラクターの表情も描きこんでいきましょう。
    ネームを描くときの紙はノートやチラシの裏などでもいいのですが、おすすめは本番の原稿用紙と同じサイズの紙。
    キャラクターの顔をどれくらいの大きさで描けばいいかが分かりやすので一度試してみてくださいね。

    漫画のペン入れとベタ塗り

    ネームを基に本番用の原稿用紙に下書き・インクで線をなぞる作業です。
    原稿用紙に鉛筆で下書きをする時にはネームを見ながら写すような感覚で描けばOK。
    緊張するのはその後のペン入れとベタ塗りですね。
    インクをつけて線を引くペンは種類がたくさんあり、そのペンによって引ける線も変化します。
    キャラクターそれぞれの髪質に合わせてペンを持ち変えたり、効果を描く時にも自分好みのペンを選んだり。
    「このシーンの時にはこのペンを使わないといけない」という決まりは無いので、自分で実際に線を引いてみて決めましょう。
    またペン入れをした後に行うのがベタ塗り。
    インクや墨汁を筆にふくませて黒髪のキャラクターや建物の影を塗りつぶします。
    ペン入れをしている時点で「ここは塗りつぶしたいな」と思った箇所に×印など、自分が分かりやすいマークをつけておくとベタ忘れ防止・作業をスムーズに進めることができますよ。

    漫画におけるトーンについて

    「トーン」とは「スクリーントーン」の略称。様々な柄があり背景や影・効果を演出する時に使います。
    ベタと同じような使い方のように感じますがスクリーントーンは白と黒のドットで柄が構成されているので、真っ黒に塗りつぶすベタよりも繊細な陰影を表現することができます。

    スクリーントーンの貼り方

    1. スクリーントーンの裏紙を付けたまま、目的の場所にのせて必要な大きさよりも少し広めにカットする。
    2. スクリーントーンを裏紙から剥がして目的の場所に貼りつける。仮着したら広めにカットしていた部分を切り取る。
    3. スクリーントーンが必要な場所にだけ貼れたら、貼ったスクリーントーンの上に厚紙をのせて軽くこすりしっかり定着させる。

    この作業をスクリーントーンを貼る箇所ごとに繰り返します。

    漫画制作の仕上げについて

    スクリーントーンを貼りつけてイラストを完成させたら、最後は吹き出しの中にセリフを入れていきましょう。
    セリフはパソコンで打ち出してプリントし、吹き出しの中に貼りつける方法がおすすめです。パソコンの字はキレイで読みやすく誤字脱字も少なくなりますよ。
    セリフを貼りつける時には曲がったりしないよう定規などを使いながら慎重に作業しましょうね。
    吹き出し内をすべてセリフで埋めたらもう一度確認。
    最後の仕上げなのでセリフの誤植などだけでなく、インクが伸びていないかなどイラストに関しても細かくチェックしましょう。
    チェックして問題が無ければ漫画の完成!
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    まとめ

    漫画を一作完成させるためにはこんなに色々な手順があるんですね。自分が描く漫画の面白さを伝えるためにはストーリーで山場を作るのはもちろん、演出方法を考えたりインクをつけるペンを変えたり……。
    スクリーントーンも種類がたくさんある中からシーンにあったものを選んで丁寧に貼らなければいけません。
    どれも経験と努力が必要な作業ですね。だからこそ漫画が出来上がった時の気持ちは最高!
    自分の思い描く世界を表現できるよう漫画を描く技術を向上させましょう。
    ⇒漫画家を目指すなら知っておきたいこと

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