自分を誉めよう
2007年6月13日 | 小説・シナリオ学科
最近「オレえらい!」が私の口癖になりつつあります。
ささいなことでいいんです。
ちょっと頑張って、予定より早めに赤入れを終えたとか。ちょっと気を利かせて、冷たいお茶を出してあげたとか。そんなん。
まあ、基本的に誰も誉めてくれないから、自分で口にしているわけですが(というより、これぐらいで誰かに誉められていたら、それはそれで問題です)自分を誉めてあげるって、けっこう大切だと思うわけですよ。
(もちろん、なにもやっていないのに「オレえらい」だと、困りものなのですが)
たぶんポイントなのは「自分ががんばった結果を、具体的なカタチとして再認識する」ってことじゃないかな。実際口にして、言葉として自分の耳で受け取る。
似た方法で「今日書いた原稿枚数をカレンダーに記す」っていうのも、あり。具体的に数字で何枚書いたっていうのは、がんばった感を演出できますからね。
さらにこれは一日のノルマを設定して、書けなかった日は累積赤字として集計する、という応用技にも使えます。〆切が近づくとやったりします。累積赤字40枚ぐらいになって来ると「やべ、もう一日じゃ書き切れない」とかなって、すげぇあせります。結果がんばるれる(というか、がんばるしかなくなる)わけです。
閑話休題。
ともかく。「とりあえず、ここまで努力した」というのを目や耳にして「さらに次につなげて、努力しよう」と思うのが大事なのだと思うわけですよ。一種の自己催眠ですが、無理せず普通に努力できたらすごくない?
さて。
今週、とある学生がこんなものを持ってきました。
文章力に自信のない学生が、とある作品の模写を手書きでやったものです。
とりあえず、迫力あるよね。
「うん、きみはがんばった」と、とりあえず言ってあげました。
次も頑張ってくれたまい。