ぼくのラノベ、あなたの文芸小説
2017年6月16日 | 小説・シナリオ学科
どうも、ノベルス・シナリオ創作学科チューターの相澤です。
つい先日、関東で梅雨入りが発表されましたね。
先日、体験説明会にきた方から、こんな質問を受けました。
「ライトノベル専攻、文芸小説専攻、アニメ・ゲームシナリオ専攻があるのはわかりました。でも、私がやりたいジャンルはこの中にはない。女子向けの作品ってどのコースに分類されるんですか?」
といったものでした。
この質問に、すばりお答えしましょう。
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> 女子向けは、文芸小説専攻です <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
えっ!? どうして?
と思う方はいませんか?
正直、私も思いました。
ですが、ライトノベルと文芸小説の定義ってなんでしょう。
ライトノベルと言っても、人によって認識が全然違います。
表紙にイラストが入っている小説全般をライトノベルとして扱う人もいますし、アニメ化されているからライトノベルだと思う人も少なくない。
あなたが思う女子向けも、イラストがつくことを想定した内容だったら、他の人にとってはライトノベルかも……
ノベルス・シナリオ創作学科においては、ライトノベルを便宜上「イラストがつき、メイン読者を中高生男子中心に想定している小説」として扱っています。
いわゆる「ラノベレーベル」と呼ばれる、男性主人公で、ヒロインがはっきりしていて、アニメ化されることが多い、ラブコメやファンタジーを中心としたジャンル。
でも、あくまでもこれは「ノベルス・シナリオ創作学科」での分類です。
「ライトノベル」をもっと広く捉えている人ももたくさんいるでしょう。
そして、この話を聞いたら、ますますどの専攻を選べばいいのかわからない。と考える人もいるのではないでしょうか?
でも、安心してください。
最初はわからなくてもいいんです。
なぜなら勉強していろいろ書いているうちに、自分の得意不得意がわかってきます。
やりたい、書きたいジャンルだって変わってきます。
自分の場合を例に挙げてみると……
入学当時は、剣と魔法のファンタジーが書きたい!!
なので、ライトノベル専攻コースまっしぐらでした。
ですけど、いろんな勉強をして得意・不得意がわかってきて、農業を題材に使った青春小説「アグリ」でデビューすることができました。まったく剣も魔法も出てきません。
今のコースなら文芸小説専攻になりますね。
けれど、今だってファンタジーやりたいと思っているし、学園を舞台にしたラブコメだってやってみたい!選んだコース以外のジャンルを将来的に書くこともできます!
大切なのは何かを書きたい、これを伝えたいっていう気持ちです!
ノベルス創作学科では、書きたい人を応援しています。
興味のある方は、体験説明会に是非お越しください。