声優タレント学科 ディレクター特講&ヴォイスサンプル収録
2016年9月27日 | 学生発信委員会
みなさんこんにちは!
声優タレント学科の谷です。
今週のブログは声優タレント学科です!
8月の下旬から9月の上旬にかけて、声優タレント学科二年生は
ディレクター特講とヴォイスサンプル収録が行われました。
まずはディレクター特別講義から。
ディレクター特講(通称D特)は、第一線でお仕事をなさっている、
渋江博之(しぶえ ひろゆき)音響監督のご指導のもと、アフレコスタジオに
入り、外画を実際に収録する実践授業です。
授業のはテスト収録→ダメ出し→本番収録という流れで進行しました。
授業開始前から私達はしっかり自分の実力が出せるか、ミスはしないか
など考え、ドキドキしていました。
授業中はそれぞれ程良い緊張感で臨んでいたという印象がありました。
まずはテスト収録。
重要なことは必ず登場人物の口パクに合わせること、
状況に合った演技をすること。
その他にも4本のマイクに対して20人前後で
収録を行うためマイクワークも要求されたり、
距離感を出すためにマイクから遠ざかったり、
お芝居以外にも集中しなければならないことばかりでした。
そのため緊張で口パクをうまく合わせられなかったり、セリフを間違えて
しまったりとミスをしてしまう人もいました。
テスト収録が終わり、実際に収録した音声の波形を見ながらダメ出しをいただきました。
マイクの距離が遠かったり、立てる言葉を誤っていたり、多くのダメ出しをいただき、
自分の実力はこんなにも低かったのかと痛感する生徒は多々いたと思います。
私もマイクの前で動き過ぎているとご指摘を受けました、普段から体を動かして芝居を
してしまうクセがあるので今ではそれを修正するように稽古をしています。
本番収録ではダメ出しをいただいたところを修正したお芝居をするように心がけました。
現場ではダメ出しを次の収録ですぐに修正しなければいけません。
ですが私は体を
動かさないことに必死でお芝居に意識があまりいきませんでした。
今回のディレクター特講は全くもって自分の実力を発揮できなかったので
12月に控えている2回目のディレクター特講に向けていまからみっちり稽古したいと思います!
このディレクター特講を活かして今後のお芝居に役立てたいですね!
続いてヴォイスサンプル収録。
ヴォイスサンプルとはプロフィールの一部でヴォイスサンプルを収録して、その声を事務所の方に
送る大事な物です。
このヴォイスサンプルは基礎的なことができているか、どんな役が得意か、演技の幅はあるか、
様々なことがわかってしまいます。自分の人生を決める声といっても過言ではないと思います。
4つのヴォイスサンプル(セリフ、ナレーション)を入れ、2分以内に仕上げるのがルールです。
同じようなキャラクターばかりになってもいけない、かといって自分の実力に合わないキャラクターを
入れて実力不足になってもいけない。原稿作りからすべてが始まっているのです。
何日もかけて自分の魅力が最大限に引き出せる原稿を作り、
何度もそのセリフやナレーションを読み込み自分のモノにする。
とても根気のいる作業ですが、自分だけの2分間を作ると考えると私は楽しいです!
収録当日、収録ブースに3人ずつ入り収録しました。自分の先に収録している人の声が聴けるので、
どんなヴォイスサンプルに仕上げているのか聴けるのもとても勉強になります。
練習通りうまくできた人もいれば緊張してうまくいかなかった人、人それぞれヴォイスサンプルを
録り終えて思うことがあったみたいです。
次のヴォイスサンプル収録が来年1月から始まる所属オーディションのヴォイスサンプルになるので、
良いヴォイスサンプルができるよう今回のヴォイスサンプル収録を資料や土台にして、
素敵な2分間に仕上げてほしいですね!
写真はヴォイスサンプル収録時のものです!
以上、ディレクター特講とヴォイスサンプル収録についてでした。
近頃肌寒い日が続いているので皆様体調には十分にお気をつけてくださいね・・・!
声優タレント学科の谷でした!