キャラクター創作のヒミツ
2011年8月8日 | マンガイラスト学科
夏の特別講座前半戦が終了した、ちょっとだけ静かな(気がする)
大阪校マンガ学科です。
東京のエッセイマンガ、面白そうですね♪
大阪からは6月末から取組んで、この夏の課題にもなっている
2年生の「キャラクター」講座からのレポートです。
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合鴨ひろゆき先生による3回連続講義
「ルーンの戦士を創ろう」
ルーン文字の形とその意味の書かれたカードから
発想を広げキャラクターを創作していく、
昨年も学生達から人気の高かった講義です。
※ルーン文字とは…ゲルマン民族が用いはじめた独自の文字で、
魔術的な力を持っているといわれ占いなど用いられるほか、
ファンタジー要素のゲームにも時々登場します。
第一回は、ランダムにルーン文字の書かれたカードを選び
そのカードにあるキーワードから、キャラクターの性格を創り込みます。
またそのルーン文字を形から、そのキャラが持つことになる
「アイテム」(武器)も考えていきます。
のってきて2枚目、3枚目のカードにドンドン取組む学生も多いです。
第二回は、一回目に創ったキャラを持ち寄って4、5人の
グループディスカッションでプロットを創っていきます。
マンガ学科の学生は、どちらかというと
「ディスカッションは苦手~」と言う学生がほとんど。
でも編集さんとの打ち合わせって、ディスカッションそのものです!
TRPGの手法を使って、合鴨先生の的確なご指示と誘導で、
どんどんディスカッションは進んでいきます。
「キャラクターを立てること」
「シチュエーションと絡めること」
「キャラ同士の関係性から、さらにキャラを掘り下げること」
などをつかむのが目的です。
※TRPGとは…テーブルトーク・ロールプレイングゲームの略。
ゲーム機を使わずに紙や鉛筆やサイコロなどの道具を用いて、
人間同士の会話とルールブックに記載されたルールに従って遊ぶ
“対話型”のロールプレイングゲームのこと。
3回目は、前回出来たプロットから、自分のキャラが登場するシーンを
2Pのネームにします。そのネームの演出面やメリハリの取り方を
先生がチェックして下さいます。
OKネームは原稿へ…夏課題になっています。
休み明けの課題提出が楽しみです♪
ちなみに昨年の参考作品…キャラがすごく立っています。
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あなたも学院の雰囲気を味わってみませんか?