人体を描くために必要なこと
2008年7月18日 | キャラクターデザイン学科
本日は午前中のザリガニワークスさん&北村さん&馬居さんとの
ステキな出会いを終え、上野に向かってみました
そこではまた新たなステキな出会いがありました。
現在、学生と日々戯れている沼子ですが、どーにもこーにも
やはり、人体を描くコツや秘訣をお話しするのは難しい時が
あるもので…。
そんな時、美術解剖学を研究されている方をご紹介いただく
機会がめぐってまいりました!
そこで、さっそく、その方のいる元へ伺うこととなりました。
扉を開けると、T坂さんという、とてもステキで元気な女性に
迎えられ、沼子はどきどき・・・
さすが美術解剖を研究されている部屋だけに、こんなものが・・・
さてさて、お話は、といいますと、やはり人体を描くコツのお話に。
顔や体を描く際、筋肉の意識は勿論の事、やはり重要なポイントは
“骨格”を意識して描くということです。
顔だって手だって足だって、骨があります。
それをいかに理解し、人物キャラクターに落とし込むときに
しっかり描けるかどうか。
普段から“意識して”“観察して”物事を見ることって非常に
重要なのですね。
話は盛り上がり、解剖のお話までお伺いすることに。
なんと、T坂さんが解剖されたリスの骨を見せていただくことに!
↑左下にある羽のような形の骨、実はリスの肩甲骨なのです。
ご覧いただければ分かるとおり、とっても似ている!
むしろ同じ形!?
これって、人物を描くときもそうですが、動物やモンスターを描くときも
“骨格”を意識しなければならない!って思うことができますね~。
とっても勉強になりました。
今後、T坂さん&美術解剖学は様々な場面で登場していく予定です。