【連載ブログ】家庭用ゲームとグラフィックデザイナー【第18回】
2012年2月10日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
この連載は東京校、大阪校の担任講師が交互に筆を取り、「ゲームグラフィックデザイナー」の職種や仕事内容についてを細かに解説していくコーナーです。
どもッ!
たきもとでっす。
ちょっと遅くなってしまいましたが、2012年も連載ブログは張り切って書いていきますので、宜しくお願いします!
今回は、「家庭用ゲームとグラフィックデザイナー」と題してお送りします。
皆さんは、【家庭用ゲーム】と言われたら何を思い浮かべるでしょうか?
ほとんどの皆さんは、プレイステーションやWiiなどに代表されるテレビにゲーム機本体を接続してゲームをプレイする、いわゆる据置型のゲームを想像されるのではないでしょうか?
また、据置型ゲームと同じくらい想像されるのは、ニンテンドー3DSやプレイステーションヴィータなどに代表される、持ち運びが可能でいつでもゲームをプレイできる、携帯型のゲームを想像されると思います。
皆さんの想像通り、一般的に家庭用ゲームと言われているものは、その2種類から構成されていると考えて良いと思います。
他にも、パソコン用に発売されているゲームも大きく分けると家庭用ゲームかも知れませんが、今回は考えないでおきますね。
今回は、あえて【家庭用ゲーム】という言葉を使用したのには訳があり、近年急速に勢力を拡大しつつある【ソーシャルゲーム】との違いを出したいからです。
ちなみに、【ソーシャルゲーム】に関しては、次回、Oばた先生から説明がありますので、今回は割愛しますね。
家庭用ゲームとソーシャルゲームでは、ゲームグラフィックにどのような違いがあるのでしょうか?
答えは簡単ですね。
家庭用ゲームでは、ハイスペックなゲーム機を介してゲームを行うため、3DCGを存分に使用することが出来ますね。
つまり、家庭用ゲームでは、3Dのゲームが制作出来るという事が言えます。
※ソーシャルゲームでも3DCGを使用しているゲームはありますが、多くは2DCGのゲームなので、今回は大きい意味で分けさせていただいております。
つまり家庭用ゲームを制作している会社で活躍したいと考えたときは、3DCGの知識があることが望ましいということになります。人によっては、「僕は(私は)2DCGで活躍したいと考えているので、3DCGの知識は要らないです。」という人が居ますが、それは間違いです。
一見すると判らない事も多いですが、家庭用ゲームで使用されている2DCGのイラストには、結構3DCGを元にして描かれている画像も多いのです。その際には、2DCGの担当者が直接3Dソフトを操作して素材を制作しているのです。
ですので、2DCGで活躍したいと考えている人も3DCGの知識は必要最低限は必要だと思っていてもらえると嬉しいです。
また、今までの連載ブログでも何度も書いてきていますが、2DCGでも3DCGでも、一番重要となるスキルは『デッサン』ですので、デッサンを重視しておかなくてはならないということは忘れずにいてくださいね。
とまぁ、結局最後はデッサンをやりましょう!という話を書いてしまいましたが、それだけ大切なことであると言うことは覚えておいてくださいね。
宜しくお願いします。
書きたいことはまだありますが、家庭用ゲームのグラフィッカーに興味を持った方は、ぜひ体験説明会にご参加いただき、質問してくださいね。
資料請求はコチラからどうぞ
次回は、大阪校Oばた先生による「ソーシャルゲームとグラフィックデザイナー」をお届けします。
お楽しみに!
以上、たきもとでした。