【連載ブログ】 ゲーム開発力とデザイナー 【第8回】
2011年8月8日 | ゲーム・アニメ3DCG学科
この連載は東京校、大阪校の担任講師が交互に筆を取り、「ゲームグラフィックデザイナー」の職種や仕事内容についてを細かに解説していくコーナーです。
どもッ!
たきもとでっす。
季節は夏本番になってきて、このブログを読んでいる高校生や大学生の皆さんは、夏休みに突入しているのかな?
AMGの学生たちも、授業は一応、夏休みと呼ばれる時期に突入しましたが、ほぼ全ての学生が今までと変わらず登校しています。
遊びたい気持ちをグッと抑えて、みんな夢実現に向けて頑張っていますよ。
今回の連載ブログは、第8回目となり、「ゲーム開発力とデザイナー」と題してお送りします。
ちなみに、過去の連載はコチラからご覧になってくださいね。
まず、ゲーム開発力ってなんだろう?ってことからお話出来ればと思います。
とは言いましても、書いて字の如しって言葉もあるように、ゲーム開発力って、「ゲーム」を「開発」する「力」って事になります。
「ゲーム」・・・開発した先にある、作るべき目標
「開発」・・・プランナー、プログラマー、デザイナーといった、「ゲーム」を制作する為に必要な人員
「力」・・・「開発」を担う人員の技術力など、総合的な力
このような形で説明出来ると思います。
以上を踏まえた上で、本題に入って行きましょう。
今回は、「ゲーム開発力とデザイナー」ということなので、「ゲーム」を「開発」するにおいて必要な「デザイナー」の「力」ということでお話させてもらえればと思います。
今までの7回で、デザイナーに必要な技術的なスキルの話はそれなりに出てきたので、今回はちょっと違った角度からデザイナーに必要なスキルを見ていこうと思います。
ゲームが完成するには、「デザイナー」「プランナー」「プログラマー」など、幾つかの職種の人たちが、「チーム」を組んで開発をする必要があります。
チームを組んで開発を行うということを、他の言い方で置き換えて表現すると、「ゲームは1人では開発出来ない」と言い換えることが出来ます。
そうなのです、ゲームは1人では作れないのです。
必ずチームで開発する必要があり、チームの絆が良いゲーム、楽しいゲームを開発していく「力」となるのです。
まとめると、良いゲームを開発する「力」とは、「コミュニケーション能力」に優れた人材が多く集まったチームと言うことが出来ます。
コミュニケーション能力は、多くの企業が、新卒クリエイターに必要なスキルの第1位のスキルとして挙げている程、とても大切なことなのですね。
このことは、第4回目の連載ブログにもご紹介した、CESAが発刊している、新卒開発者人材事業報告書にもハッキリと記載されています。
考えてみてください、コミュニケーション能力って、とても大切ですよね。
皆さんの普段の生活からでもその大切さは伺い知ることが出来ると思いますし、ゲーム開発の現場でも、自分のやりたいことや出来ること、正しいことや間違っていることなど、考えていること、思っていることを伝える為には絶対に必要な技術ですよね。
と言うことで、至極当たり前のことを長々と語ってしまいましたが、いざゲーム業界を目指そうと思ってみると、絵を描くスキルや3DCGのスキルなど、技術的なところにばかり注目してしまい、コミュニケーション能力を疎かにする人が結構いるのですね。
至極当たり前のことでも、気を抜くと忘れてしまう、そんな儚くも大切なスキルの話を今回はしてみました。
皆さんも、たまにはコミュニケーション能力の大切さを思い出してくださいね。
そんなこんなで、現在、AMGのゲーム系学科の1年生は夏期共同制作の真っ最中です!
在校生が制作したゲームに興味がある人や、絵の勉強がしたい人は、是非AMGに遊びに来てくださいね。
☆体験説明会☆
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次回は、大阪校Oばた先生による「コミュニケーション能力とデザイナー」をお届けします。
今回に引き続き、次回の連載ブログでもコミュニケーション能力について、更に詳しくご紹介致しますのでお楽しみに!
以上、たきもとでした。