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【連載ブログ】 ゲームグラフィックデザイナーの必要技術について 【第4回目】

2011年5月30日 | ゲーム・アニメ3DCG学科

この連載は東京校、大阪校の担任講師が交互に筆を取り、「ゲームグラフィックデザイナー」の職種や仕事内容についてを細かに解説していくコーナーです。

どもッ!
たきもとでっす。

今回で早くも4回目を迎える連載ブログですが、みなさんは楽しんでご覧いただいているでしょうか?! ⇒過去の連載はコチラから
Oばた先生と共に、「どんな内容だったらみなさんは楽しんで見てもらえるだろう?」とか、「どう書いたら理解しやすいのだろう?」などなど日々話し合いを行いつつ書いています。
なので、是非今回も楽しんで見てもらえたら嬉しいです!

4回目の今回は「ゲームグラフィックデザイナーの必要技術」と題してお送りします。
前回、Oばた先生が教えてくれた、5つの職種がありましたね。
今回は、その5つの職種を元にゲームグラフィックデザイナーの必要技術を考えていきましょう!

「キャラクターモデラー」の必要技術
キャラクターモデラーに必要な技術は、何よりもキャラクターデザインに忠実な3Dのモデルを制作する、「デッサン力」と「観察力」が必要になります。
例えば、既存のキャラクターのゲームをプレイする時に、元のデザインと掛け離れた形のモデルが操作キャラクターだったらがっかりしちゃいますよね?
だから、忠実に再現する能力が何よりも求められます。

デザイン画からモデリングへ

デザイン画からモデリングへ

「背景モデラー」の必要技術
背景モデラーもキャラクターモデラー同様に、デザイン画を忠実に再現する為に、「デッサン力」と「観察力」が必要になります。
また、背景モデラーには他にも、「自然科学の知識力」も必要です。
ファンタジーの世界であっても、そのファンタジーの世界のリアルを背景では表現しなくてはなりません。
そうでなければ、プレイヤーはその世界に感情移入がしにくくなってしまうのですね。

「モーションデザイナー」の必要技術
モーションデザイナーに必要な技術は、「観察力」と「表現力」、「アニメーションの知識」が必要となります。
人間の細かな動きから、大胆なアクションに至るまで、重心はどのように動いているのか、足の運び方は?腕の伸ばし具合は?体のひねり具合は?などなど本当に細かいところまでチェックする必要があります。そして、それを表現する表現力も一緒に必要になりますね。
あと大切なのは、アニメーションの知識も必要になるので、たくさんアニメを見て、色々な表現方法を学んでおくと良いですね。
余談ですが、たきもとのゲーム会社でのメインのお仕事はこのモーションデザイナーでした。

「エフェクトデザイナー」の必要技術
エフェクトデザイナーは、「デッサン力」「観察力」「表現力」「アニメーションの知識」が主に必要になりますね。
爆発や雷など、ゲームではお馴染のエフェクトですよね。
一口に爆発と言っても、煙の出かたや炎の上がり方、対象物の破裂に至るまで、色々な事柄が交じり合って爆発がおきています。
このように、色々な事柄を正確に把握し、表現出来ることがエフェクトデザイナーには求められているのですね。

エフェクト例 その1

エフェクト例 その1


エフェクト例 その2

エフェクト例 その2

「ユーザーインターフェイスデザイナー」の必要技術
ユーザーインターフェイスデザイナーには、「デッサン力」「物事を客観的に見る力」が必要になります。
インターフェイスと一口に言っても、色々なものがあるのですが、全てはユーザーが判りやすく、使いやすいものを制作する。と言う1点に関しては共通しています。
そのために、常にユーザー視点を持って制作を行える力は特に重要になりますね。
シンプルに且つ見やすいインターフェイスが大切です!

シンプル且つ見やすいインターフェイス

シンプル且つ見やすいインターフェイス

5つの職種に関して、大まかに必要な技術を書いてきましたが、この他にもグラフィックツールを扱う技術など、様々な技術が必要になると思います。

・・・実は今回のこのお話は、一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)が発刊している、新卒開発者人材事業報告書と言う本の中に記載されている内容を一部取り入れて書いています。
何故この書籍から抜粋したのかと言いますと、アミューズメントメディア総合学院のゲーム系学科のスタッフもこの書籍の作成にお手伝いをしたからなのです。(たきもともモチロン含んでいます)
誰でも知っているような大手ゲーム会社に行き、インタビューなどもしましたッ!
CESAのHP(http://www.cesa.or.jp/)の人材育成の項目の中で、書籍の内容を見ることも出来るので、良かったら見てみてくださいね。

ゲームグラフィッカーになるには、色々な技術が必要なのですが、たきもとが思うに一番必要な技術は「楽しいゲームを作るッ!」と言う想いが一番必要なんじゃないかなーって思っています。

と言うことで、こんなゲームグラフィックデザイナーに興味がある人や、絵の勉強がしたい人は、是非AMGに遊びに来てくださいッ!

東京校 体験説明会予約は こちらから
大阪校 体験説明会予約は こちらから

次回は、大阪校Oばた先生による「3DCGとゲームグラフィッカー」をお届けします。

以上、たきもとでした。

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